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CATS  ......2002年11月23日(土) マチネ .......
 
 ■遠くからこっそりと。
+次回観劇がぽしゃったので前日予約トライ。
 初めて座った下手後方席。
 右斜め前に背の高いにーちゃん。後ろに退屈しているクソガキ男の子。
 会場にはナントカソフトさまご一行。おっちゃんやファミリー大量。

メチカ
後方からかなりの悲鳴。どうやらマンカス兄貴が仕掛けたらしい(笑)。初めてマンカスの目チカを観た。ゆったりゆっくり見回して、そんなところから兄貴。ところで間に合うんですか出に。


タントミール
高倉タント。やはり動きが好き。優雅にゆったりと立ち上がる姿。
ところで彼女のイメージはほっそりグラマーな感じだったのに、なにやら女性っぽい体つきになった気がする。


ソング
デュトロノミーを一瞬探し損なう。すらっとした、ガスよりすらっとした灰色っぽい猫。視界不良によりあまり追えず。声は違和感なし。
坂田ヴィクの動きはやはりぱきぱきしているなぁと思う。本日の雌猫キャストのダンスクオリティはやたら高い気がするのは気がするんだろうか。


にらめっこ
通路側にランパス。壁側にランプ。
松永ランプはにぃっとした表情で、よく通る声で、ランペルティーザっぽい動きをしながら(どんなだよ)にらめっこを続ける。


ジェニーナンバー
私にとってとても好みのスリーガールズ。うおーっとか思いながら観てしまう(笑)
視界の悪さのためにあまりしっかり観ていなかった…うぅ。


タガー
久々のキムタガー。遠目に見たのは初めてで……なんかすげぇでかい耳(というかた頭)だなぁとか思いながら観ました(笑)。
彼の持ち味であろうファルセット系の声をうまく使って、開幕当初の聞きづらいというのはかなり解消されたと思う。でも私にとってはやはりガスがいいなぁというか、とりあえず鼻歌健在(爆)。とはいえ、雌に対する態度は他のタガーに引けを取らないというか、彼独特のたらし込み方というかなんというか……………………
そしてラスト。「ご無用」では、どこまで伸ばすんだオイってくらいの高く伸びる声。後ろ方からどっかのおっさんの感心する声が。


グリザベラ登場
マンカス兄貴の威嚇は名古屋の頃と比べてかなり怖くなったなぁとか遠くからぼんやり聞いていたり(笑)。
初山口タンブルの嫌がらせは、さっと手を引くのではなくゆっくりと。ある意味さっと手を引いてふんっと去るよりもキッツいなぁとか思う。
久々に聴く王ジェム。微妙に残る訛りも久しぶりだけど、前よりは綺麗に発音されてるような気がする。花代ジェリーとの声のからみが個人的には好き。


バストファージョーンズさん
…あ、歌詞が変わった…………(ネタバレになるので詳しくは書きませんが、デフレ方向で)。
その変わった歌詞の内容に対してすごい勢いでぱちぱちぱちぱちぱち!と拍手するランパス(笑)。ふと左右を見て、あ………やっちゃった、とばかりにがっくりしゅーんと項垂れてました。(笑)
後方でリナと仲良くぼーっと座っていたマンカス。リナがふいっと行ってしまうのを「あれ?行っちゃうの?」という感じにぼーっと見送った後、ぽて、と横になり足を組む姿がとても他のシーンのリーダーとは思えませんでした(笑)
さて一方移動して座り直したバストファジョーンズさんの横で彼のしっぽで一人遊びをするスキンブルとか、その後ろの方でわたわたしているミスト・コリコ・ランパスとかかなり笑いそうになります。
そしてごちそうシーンでは、下手ではミストがぽいっと皿を後ろに投げ、反対側でランパスはどうしようかなーと一瞬見た後床に皿を起き、ふぅ、とため息。さらにはギルも盛大に皿を投げ……そうか今日のごちそうはまずそうだったのか、と思ってふと見ると、すごい勢いで両手食べをするスキンブルの姿が(爆)。すでに私の中ではスキンブル役者=小ネタ王になりつつあります…


マンゴランペ
趙マンゴの歌い方が変わった気がする。どちらかというと開幕直後に似てる気もするけど、あれほど「うわ、可愛い…」という感じでもなく、かといって、途中で変わったちょっとわざと出してる感もする歌い方でもなく、単純に、聞きやすくなったかなぁという感じ。


デュトさん。
ず〜〜っと気になっていた増田さん。パンフに登場したときから気になっていた彼。なんというか、写真のイメージとは違って、どちらかというと長身な方。わりとがっちり系と勝手に思ってた。
声はテノールのいい声なんだけど、よすぎて爺さん若い!って感じでした。大きいのもあったし。 でも高井デュトさんのような近寄りがたい高尚さというのはなく親しみやすそう。動きが若い人のゆったりという感じなのがちと気になりますが、慣れていないのでその辺は。


ボール
とりあえず雌猫たちに釘付け。
今回ダンスががっちりしてる。個人的にはハイレベルだなぁと思うのだけどどうだろう。いや、普段レベル低いってんじゃないけど。ダンスの質がいつもよりもがつんとしてるというのだろうか、うう、日本語って難しい…
タンブルカッサのアダージョ。ちょっと回すときにびびったけど、後は気にならなかった。
後半。ジェミマとジェリーが二人でセンター割りでミストと踊る時はあんな感じだったかなぁ?微妙に振り付け変わりました?気のせいですか?
相変わらずひょいぽんくるっとした千葉ギル。前は最後にタイヤの上であまった勢いを殺すためかシングルで回っていたのが、今回はさらに回り終わった後にポーズまでついてた(笑)。あぁもうかっこいいんですから(笑)





二幕冒頭
Σ私何を見てたんだろう!!(記憶があやふやらしい)


ガス
最近の流行はタンブルカッサのラブっぷりの観察なのだけど、今回は前のにーちゃんがかぶってしまい見れず(しくしく)。
しっぽをひっぱられた素マキャが体を起こすところだけは見えましたがそこだけ。
大人しく主役ガス&ジェリーを見ていました。>それが普通です
花代ジェリーの声は、いろいろな演目をこなしてきた後だからか、とても円やかになったと思う。以前もそれほど嫌いな声ではなかったけど、聴きやすくなった上に表情がついたんじゃないかなぁ。
久々に聴く村さんはやはりお上手でいい声。ほほえましく見てしまう
その後方でなにやらタイヤ上のデュト様に話しかけでもしたのか、膝立ちになって後ろ向きから振り向いたバブ。プリティ……ぐは。


グロールタイガー登場〜
クリューの声が、高い…(笑)タガーの声が高いからなんだろうけど、なにやら高い。いつぞやの低音クリューはどこへ。
そのクリュー。グリドルボーン登場時にはやる気がなさそうな右から3人。
並んだ途端にぐぅ、と下向いてうとうとするマンゴの肩に頭を乗せて寝ようと思ったタガー、相手にされなかったので(笑)今度はマンゴ越しにミストの背中をつつきました。
一発目は不発、というかミストもマンゴの顔をみたけれどマンゴは気づかず。つまらなかったのかもう一度タガーがミストをつつき、当然ミストはマンゴになんだよう!という顔をしたその瞬間。
高速横ツッコミを見た(爆)
趙マンゴ、あんたそんな技どこで覚えてきたの………………

さてそんな漫才が繰り広げられてる上で、ソノクイ。
こんなすごいのは初めて聴きました。 ♪ソーノーオォォォォーーーーーーーーオォォォォクゥゥゥィイ〜〜〜〜って文字で書いてわかるかいっ!!(爆)
高音を伸ばした後に一音さがってさらに伸ばし、クゥイも伸ばし、という感じ。思わず拍手に力がこもってしまいました。あぁ、惚れるよ、花ちゃん……>失礼な。
とにかくチャーミングなグリドルボーン。


隊長登場
グリドルボーンの悪女っぷりはやはり花代グリドルが一番好きです。
遠目に見ても隊長登場後の変化はすごく伝わってきて、顔だけじゃなくて全身使って表現してるんだなぁと感心。すぅっと表情が冷える。そんな感じ。
そして隊長。
台詞回しがちょっと変わったかな。ストレートに声を出していたのが、ちょっとつぶし気味でゆっくり気味で最後シャウトっぽかったけど。すっげぇかっこよかったんだけど。うおー、隊長登場だぁって感じで。これで単なる風邪だったらごめんなさい千葉さん(笑)
棒を握る前に手首をきゅっと握り、腕の…アームウォーマーじゃなくてなんだアレは。あれを押し下げて気合いを入れる姿が妙に好きです。
殺陣の最中は「はっ」という気合いというか、多分合いの手みたいに間合いを取っているのだろうけど、あれが逆にすごくいいんですよ〜。とにかく棒術は迫力で、相変わらずかっこいいです。


スキンブル
スキンブルのまねをするのは以前は千葉ギルだったのだけど、後ろでまねをするキムタガーっていうかあなた元スキンブルじゃないですか(笑)。後ろでユニゾンするのやめてください笑えますから。
やくざマンカス登場に、カーバケッティに押し出されぴるぴると小さくなっていくマキャも笑ったんですが。
相変わらず回し蹴り回し蹴り回し蹴りなギルが最後にふんっ!とポーズを取った時に、なぜかぼーっと立って見学していたランパスいきなり出てきて当時に同じポーズを(爆)。

雄が四つん這いになるところでは、例によって座ったままのタガー。ギルに文句つけられて、ちえーっと床を拭き渋々。その間バブは立ったまま寝たふりをしてディミにちゃいっとされて楽しかったのか、また嬉しそうに同じポーズをとってディミにちゃいってされてました。うぅ、ラブリーバブ……


マキャヴィティ
なぜか私が行くと増本ディミに上村リナ。いや、好きだからいいです。
上村リナはかなり安定してきたなぁと思います。ダンスは元から好きです。後は声にもうちょっと色っぽさが出るといいんだけどなぁ。


マキャファイト
青山マキャ。

怖ぇ。

第一声のぐあぁぁぁぁぁぁっ!があまりにでかく、びびる。
再登場の「ぐははははははは」とか「はーっはっはっはっは」とか「ぐふぅ」って唸ったりとか、なんかもうすごい吼えマキャが怖いんですけどえぇ。あのやくざマンカスにぴるぴるしてたりとかぽやぽやにこにこしてた黄色いでかいヤツはどこよってくらいの赤黒い生き物はナニ。


ミストナンバー
ミストのフェッテをじぃーっとみつめてつられてぐるぐるしていたランペルティーザ。そのうち目を回してはぅ〜〜んってなっていたのがツボでした。
久々の王ジェムは、ミストから空き缶をもらったあとに、マジックの助手みたいにきちんと客席に中を見せるんだな(笑)久々でかわいかった。
さて、赤い布。
土管前から移動してきた布の固まりが小さい(爆)。
立っていれば肩パットが入っているのでそこそこなんだけど、腰が細いので、佐川デュトさんが入っているときは「どうみてもそれボンバルリーナちゃうし」というツッコミが入りそうなサイズなところ、「あれ?」という感じ(笑)。


メモリー
この日ずーっと気になっていたのが、後方席は響きがちょっと弱い。天井があるからなのか、スピーカーを通しての音しか聞こえないのかなぁ。メモリーも響きが少なくて聞き応えがないような気がしました。親子観劇室はこんなのかもね(笑)

天上〜ラスト
タイヤの下でドライを浴びたりやめたり微妙な動きをするランパスを目撃……何してるんですかー。



カーテンコール
マキャに蹴りを入れつつ移動するギル。やめろよぅ><;とばかりにしっぽでていっと反撃するもやはり蹴りを入れられるマキャ。だからあの赤黒い…(後略)


握手
遠くてできやんて。
近くまで来たタンブルを観察。
どう見てもあの山口さんに見えない(失礼)。タンブルメイクが映えるというか…似合うんだね、きっと。壁際から一人目を一人一人のぞき込んで丁寧に握手していく。きちんと通路まで降りていきました。
ふと横を見ると、割と余裕をもって握手を終えたミストとマンカス。
すぐに走り出すかと思ったら、ゆっくり走り出して、曲が終わるぎりぎりにすちゃっと座っていた…………………待って?普段握手でつかまってぎりぎりになっているだけじゃないの?余裕のあるときもそんなことしてるの?!(笑)演出か?演出なのか!?そしてどっちがぎりぎりまでいるかとかやってんのかもしかして!(笑)>それはないだろう


アンコール
タガー締め。
拍手をあおり、投げキスの嵐。そしてオーブンの上に移動して手をぶんっとするとライトアウト。中途半端だなぁと思っていたら再びライトオン。ふりふりと暴れてからオーブンの後ろに落ちて消えていった(笑)手が混んでいますね。


人いろいろ
+増田デュトロノミー
まず細めで大きい。特に縦に。趙マンゴよりも数センチ上大きかった。(というか「あれ?大きいと思ってたけどディミと変わんないじゃん?」と思ったらそれがマンゴだったのは内緒です(笑))
声はとても綺麗なテノール。好みです。しかし若い。いい声だけどオールドじゃないデュトロノミーです。まだ50人目くらいの妻が健在な感じ。動きもまだまだ若いです。のんびりしてるんだろうけど若いのんびり。(だからどんなだよそれ)
多分まだミュージカル慣れをしていないからだと思いますが、余裕が感じられないのはしょうがないですが。そもそもそれまでやっていたのが佐川さんだし。
デュトロノミーとしては「?」な感じは否めませんが、他のなにかいい役はないかなぁというくらい、声は好きです。


+山口タンブル
なんというか、まろやかな動き。いや麿ではなく(笑)
動きがゆったりとしているタンブルは久しぶりというか初めてなのかな?中尾タンブルも悠然とした動きをしたような気もするけど。ぱきぱきっとした動きとは違って、うらーっとした動き。顔は凛々しい感じのメイク。


+王ジェミマ
相変わらずくりっとした目で素敵なスタイルで。
あぁ、近くで見たかった!!!(爆)


+この日のキャスト+


グリザベラ  範衛華
ジェリーロラム=グリドルボーン 木村花代
ジェニエニドッツ  服部良子
ランペルティーザ  松永さち代
ディミータ  増本藍
ボンバルリーナ  上村朋子
シラバブ  山内桜子
タントミール  高倉恵美
ジェミマ  王飛
ヴィクトリア  坂田加奈子
カッサンドラ  大口朋子
オールドデュトロノミー  増田守人
アスパラガス=グロールタイガー/
 バストファージョーンズ
  村俊英
マンカストラップ  福井晶一
ラム・タム・タガー  キムスンラ
ミストフェリーズ  蔡暁強
マンゴジェリー  趙宇
スキンブルシャンクス  岩城雄太
コリコパット  幸田亮一
ランパスキャット  百々義則
カーバゲッティ  三宅克典
ギルバート  千葉浩一
マキャビティー  青山祐士
タンブルブルータス  山口博之

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