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CATS  ......2003年08月14日(木) マチネ/ソワレ 08月15(金) マチネ .......
 
 ■広島猫!


初広島猫にて3回観て多分My楽のはずです(笑)

雄猫、新キャストとしては一人しかいないのになぜこんな新鮮なんでしょう広島猫。
萩原ギル→幸田コリコ→百々ランパス→趙マンゴ→福井マンカス→キムタガーが、千葉ギル→萩原コリコ→幸田ランパス→百々マンゴ→趙マンカス→福井タガー→キムガス…って、雄猫がどっこいしょってずれたって感じです。(この顔ぶれの時はなかったと思うけど(笑))でも全然別の群れですこれ。











会場について
アストラムラインという交通システムの白島で降りてすぐの会場。実はアストラムラインの出る本通りからは2キロか3キロくらいではないかと思います。歩いたし(笑)
回りにコンビニっぽいものはありますが…
中に入ると普通のホールですが、静岡の時よりは奥行きがないのであまり疎外感がないかもしれません。
横にはちょっと広い感じもしますが……静岡の時はスロープ下から階段があったのですが、広島はありません。セットはあまり変化はないように見えて、こっそり棒の位置が変わっていたりとか穴の位置がずれていたりとかグリドルボーンの部屋が内装増えてたりとか(笑)上下の上部にあるキャットウォークはちょっと伸びていたのかな?

あと、特筆するほどではないのですが……感覚的に1ベルってのがないのかなーと。
普通、1ベル(5分前)が鳴ってから席に着き始めてちょっとさわさわしていて、って感じなんですが、広島違いました。
1ベル前に9割席に着いてる。
そして1ベル鳴ると会場がシーンと静まる。
1ベル鳴ってからちょっとして席に着こうものなら、しーーーんとした会場を歩かなければなりません(笑)
だって、開演前の「お客様にお願い申し上げます」っておねーさんの歩きながら言うの、下手の舞台前で言うだけで会場中響くんです。正しい姿なのかもしれませんが、吃驚です。
そのくせ、手拍子はやたら発生します。
あと、6列目のセンターブロック下手へ4席が事故席っぽくて、不自然に空いています。



メチカ
あまり悲鳴が聞こえなかったかも。
回転する舞台上、真鍋ランプはちらっとこちらを一瞥するとさっさと引っ込みます。萩原コリコもそうだったのかな?あまり確認できず。


タントミール
今回開幕キャストじゃなかったので、またいなくなっちゃうのかなーと思いつつキャスト発表がドキドキだった高倉タント。14日マチネは真正面から、15日マチネはサイドから、大好きなシーンを堪能しました(笑)。


ソング
車の音に飛び出してきた赤と黄色の影。
Σ細っ!
百々マンゴ、細すぎです。おかしいな。スキンブルとかランパスとか13枠とか、こんな細かったっけ?って思ったくらい、細身のマンゴ。そして小柄で毛並みがぱさぱさで小さい三角の耳のランプ。好みです。
そういえばタントの登場って、一度タイヤの上で軽くジャンプしてたのがなくなりました。手を伸ばすだけ。スキンブルは土管から上半身思いっきり出てます(笑)。キムガスが土管から出てきてちょっと戻る姿を見てそれだけで「あぁ、キムさんだー」なんて思ってみたり。そして福井タガーの登場はキムタガーと同じ感じかな?(曲に合わせて足を入れ替える)
マンカスの第一声はもう慣れました。バブの声。幸田ランパス。久々の飯野スキンブル。そして、タガーパート。どーんとでっかく低い声(笑)。おかしいっ!可笑しすぎっ!>ひでぇ。
とにかくここのところ、八巻タガー、荒川タガー、キムタガーと高い声しか聞いていません。キムタガーなんて大阪初見の時に「グリザベラ?」とか思っちゃったくらいです。そこへどーんと低音。笑うしかありません。
そして凄く久しぶりに観た林下リナ。歌が上手くなっていました。正直高音が変な風に響いていたので歌は苦手でしたが、あまり気にせず聞くことができました。すごく練習されたんだろうなぁ。

ギルの空中ブランコの最中にコリコが側転をするんですが……萩原コリコだと、わかってるんだけど、ギルが蹴りとばしやしないかとちょっとハラハラしてみたり(笑)。
メサイヤに向かう猫たち。雄、全体的に身長ありますが、みんなすらっとしてるんですよね。でもその中に一人。やけにデカイ猫が。
とにかくデカイという感じの福井タガー。一人だけジャズスニーカーだからかなぁ。なんかこう……どーんって存在感が。
そういえば、タンブルはスロープ滑り降りなくなりました。スロープの上の方で。あと腕をぐるってしなくなりました。ちぇ。井水タンブル、以前よりいい声になってた気がします。
あと、金グリザベラ。格好いいんですよ。ダンスもしゃきしゃきされていて、リナディミにプラスもう一匹姐御猫が居る感じ。身長も高い方で、ばーんって感じです(何)。
キムガスで、増田デュト様なので、全体的に細い感じもします…
そういえば、福井マンカスは「ジェリクルキャッツを知っているか!?」って感じにちょっと力を入れ気味に言っていた気がしますが、趙マンカスは、ふと、言うんですね。


にらめっこ
マンカスの台詞の後にもう一度マンカスが言ってるような錯覚(笑)やけに一人声が響くタガーが。その後もとても響いてくる声。思わず下手上空を見守ってしまいます。
事故席と思われる席にガスがきます。なんかこう、ちゃんとタガー抜けてます?ってくらいの勢いでネーミングを。

下手棒をギルが昇っていきました。静岡昇ってたかな?
そして上手では、カーバがキャットウォークから降りてきたという情報が。見損ねたけど…キャットウォークの終わりから下に向かってロープが張ってありました。もしやそれを伝って降りたのでしょうか。


ヴィクトリアソロ
坂田ヴィク、気のせいでなければダンスが非常に円やかになった気がします。以前はぱきぱきと、坂田さんがいらっしゃる、って感じだったのに、普通にヴィクトリアでした。細身でするっと動いて、とても綺麗。
ヴィクトリアソロが終わって飛び込んでくるコリコが大きいことが一番違和感(笑)。幸田コリコの時も違和感でしたが、それ以上に。何故。
趙マンカスは静岡の時よりも一層台詞が滑らかになっていた気がします。キャスト表みないと中国人って思わないだろうなぁくらいに。動きもしっくりくるようになりました。


ジェニーナンバー
観ていたものを正直に言いましょう。
下手端から出てきてごろんごろんってして動き回って土管の上まで乗っちゃったりして落ち着きのない千葉ギルゴキブリです(笑)
だって、落ち着きないんだもん!(笑)
あと、タップダンスと言えば滝沢さんよー!と滝沢さんとか。
特に振付の変更なく(というか静岡の振付で)進行。


タガー
もうジェニーがオーブンに戻っていく辺りからドッキドキです(笑)
そして前奏。ばりんと夜空。よっこいしょと(笑)タガー。


とっさに頭に浮かんだことばは「ミックじゃねぇ、エルビスだ。」(笑)

や、なんかこう、ぱーんと張った健康そうな太股とか全体的にデカイ感じの風貌とか雰囲気とか声とか
低いのがまず違和感。
あくまで違和感で、いい声なんだけど。いい声なんだけど!!!
なんでそんなに体育会系なんですかっ!!(爆)

なんか…こう………もててるんだとしたら男臭さでもててそうな………いや、でも色気は…………なんなんでしょう。腰は振ってても垂れ流れないんですよね、色気。でも格好いいんです。
腰から出ないけど声から出てる色気なのかなー………

普段いろいろな所を観ているタガーナンバーなんですが、がつんがつんに踊るタガーに釘付け。途中タガーが踊り出して雌が真似してって辺りはすっげかっこよかったですよ(笑)。
歌はわりと楽譜通りなのかな?所々キムタガーテイスト入っていたりするんですが…あ、あとオクターブ違う感じですが(笑)

とかいいつつも。タガーに「はんっ」ってやられて客席に向き直るリナがブルードレスだったとか、上方でスキンブルが手振りで遊んでいるところとか観てたんですけど。あと威嚇されるバブとか。
所々で報告されている「連れ去ったお嬢さんを威嚇するタガー(爆)」も目撃しましたが、(ホントにがぁぁぁぁぁっ!ってやってるからかなり笑えました)そのうち14日マチネでは、連れ去ったお嬢さんの隣がお子様で、子どもセンサー働いたらしく、お嬢さんを通路に放っておいて、椅子に座ってお子様をかまうタガーも観れました。


グリザベラ登場
ランプ、まだ早替えに慣れてないのかグリザベラ登場と同時に退場していました。ちぇ、威嚇するギルを見たかったのに(笑)
代わりに最近、幸田ランパスの威嚇が激しくなってきていて大変好みです。
そして金グリザ。
ちょっと掠れた、身体の大きい方特有の低めのハスキーヴォイス。
雰囲気的に、他のグリザベラは高級娼婦って感じですが、このグリザベラはゴージャス羽根で細長いパイプとかでたばこ吸ってそうな、シカゴな感じのグリザベラです。
非常に好みというか…気の強そうなグリザベラです。
そして趙マンカス。ますますグリザベラのことはどうでもいい……というか、別に排除する対象というか、憎しみや侮蔑の対象ではなく、公務として他の猫たちを遠ざけてそうな感じ。
相変わらず威嚇はないし、タンブルが嫌がらせをしたのを観た時は「オイ、ちょっとそれはやりすぎだろ」みたいな感じな表情で、片手を伸ばし指さしてました。
そんなリーダー好きです(笑)


バストファージョーンズさん
キムバストファさんです。もう楽しすぎですこのナンバー。キムさんも楽しければ他の猫たちも楽しい。
やたら揺れるスプーンとかそれに翻弄される若猫たちとか、尻尾を奪い合うようにしててしてしするカーバ&スキンブルとかやたら重そうなごちそうを運ぶカーバとか。
ごちそうと言えば、カーバが相変わらず皿を持ったまま高速移動してきてジェリーとバブの元へやってくるのですが、14日マチネはちゃんと二人に食べさせてあげていたのに、その後は、自分でもぐもぐして「おいしいよコレは。ほら」って床に置いたまま去ってしまうので、ジェリーもバブも階段の上から「取れないじゃないのーーーーーっ!!」っとばかりにふくれながら手を伸ばしてじたじたしてました。
あと、最初はつまんなさそうに上手にいるディミ。後半タイヤの下にいるのですが、バストファさんのゴルフスイングの後。「なんか違うのよねー。こう(グリップ握って腰ひねって)よこう。」って何故か後ろで独り言していました。そんな競馬新聞読んでそうなディミータはどうでしょう(笑)


マンゴランペ
百々さんの歌声だーっ!!>いやそこではなく。
すんごーーーーーく久しぶりにアホでないマンゴを観た気分です(爆)
いや、アホマンゴというか、落ち着きのないマンゴというか、そういう属性。
きちんと大人のマンゴに、小柄なんだけどクールで可愛いランプ。おそらく名古屋で観ていた人の中にはしっかり残っている(であろう)マンゴランプ像に近いかもしれません。

真鍋ランプはまだ慣れていない部分があると思いますが、逆に慣れると非常にいいランプになるんじゃないのかな、という期待。見た目は可愛いのですが、すごく芯がありそう。声も張りがあって、ダンスも綺麗です。
対して百々マンゴ。
福岡で経験があるようですが、私は初。なんというか、ゆったり動く感じがします。多分そんなことはないのですが、ナンバー全体が5%くらい遅くしたんじゃない?って感じたくらい。李マンゴの切れと動きに慣れてしまったので、立ち上がるところとかよっこいしょ感があるのは否めませんが、ちゃんと泥棒家業で成り立って行けそうです。
「♪すまなそうに泣き声で」の所では非常に嬉しそうな顔で歌う百々マンゴが非常にツボ。
二人のコンビはまだまだ息ぴったりというとこではないのですが、これからが非常に楽しみだな、と思いました。
そして趙マンカスのサムズアップ系の動きはなし。普通に見守っている感じでした。


デュトさん。
やはり福井タガーの声量が趙マンカスの声量を上回って…っていうか、なんかこう、複雑ーな気分(苦笑)。マンカス二匹って感じです。でもきっと広島で初めて観た人には全然違和感はないはず。
デュト様にご挨拶をする二匹。趙マンカスは足よりも下くらいに頭を下げて。福井タガーは手をくるくるっとして……………八巻タガーの幻影を見ました。非常にあれ、好きだったんです。


ボール
タガーががつんがつんに踊ってる!しかもリフトしてる!!(爆)
……と思いながらもあまり違和感がなかったので思い出しました。名古屋の頃って、ボールの途中、タガーがジェミマをリフトしたり踊ったりしてたんですよね…。(あとアダージオのところで最後足を上げて手を回すところもランパスではなくタガーだった) もしかしてキムタガー仕様で踊れるスキンブルが踊るように変更してたんでしょうか。静岡もそうだったし。
黒くてデカイ(おかしいな、黒は膨張色ではないはずなんだが(爆))猫ががつんがつんに踊っているのは非常に目立ちます。しかも。なんかすげぇ勢いで。こんなに手足伸ばしてがんがん踊るタガーは初めてです(笑)。やる気全開です。気が向きっぱなしですこのタガーは。

さて、他の部分。
微妙に振付が加わってました。個人的にはイヤ〜………
はっきりとわかるのは
1)冒頭、ヴィクとリナが立ち上がってシングルを回った後に足をぴるぴるっとふるわせる
2)アダージオ部分、グリザベラから視線をそらした後、何故かヴィクとディミがくるっと寝ころんで背中で支え両足を上げて自転車こぎ(なんて言うんだアレ。ボールの最後の方でミストがセンターでくるくる回ってる時にみんなが半円になってやるアレ)。
3)同じくその後、リナとバブが意味もなく立ち上がってそれぞれ斜め後ろに居る猫の回りをぐるっとして自分の場所に戻って座るだけ
4)同じくアダージオ部分最後で4匹(ヴィク、リナ、マキャ、ランパス)立ち上がって踊って座る前にくるっと回る
なんですが…………タンブルとカッサが目立たない〜〜。見せ場なのに見せ場なのに見せ場なのに(泣)

さて、この2日間で非常に好きだったのは幸田ランパス。ダンスがとても綺麗で好きです。足なんか上げられると見ちゃいますね。当然リナとのソロも。

この群れ、なんだか総戦闘員な感じです(爆)
だって雄猫は一番やる気なさそうなはずのタガーからしてアレだし。ガスもあの人だし。爺さまもなんか闘えそうだし。雌もなんだかガツンガツンに踊ってるし。

そういえば、途中若猫たちが寝ころんで、デュト様が一人立ち上がって夜空を見上げるシーンですが。
なんかぼーっと見ていたら、実はデュト様もミストみたいな力を昔は持っていて、「さて、若いのがいないうちにちょっとやってみるかの、ほっほっほ」って、夜空に星を瞬かせてみて、「まだまだワシも捨てたもんじゃないのー」とか喜んで席に戻っているようにしか見えなくなってきて一人うけてしまいました。

14日ソワレでは、ラストで雄猫たちが踊ってから移動する時、アチチュードターンみたいな部分でふと、ギルの尻尾が一本はずれていることに気付きました。ギルのお腹の紐がベルトみたいになっているのは多分3本くらいを両側から巻き付けて居るんだと思いますが、そのうちの1本(というか一組)がはずれてしまって、本来の尻尾の横に細い紐が2本ぷらんぷらんとしていて、Σギル、ついにネコマタになってしまったのね!と一人バカうけ。どうするのかなーって見ていたら、デュト様に集まった後瞬間ねじ込んだらしくて、脇腹あたりにぐいぐい入っていました。


メモリー
声がちょっと掠れた感じで、はっきりと伸ばす、という歌い方ではなく、また裏声ではなく地声な感じで、でもすごく響く。不思議な感じでした。




二幕冒頭
滝沢ディミの威嚇は怖いです……(T-T)
しかしその威嚇の後、カーバとすりっとやった後移動するディミータ。正面にはパンダ。
ぢぃ…っとパンダを見つめた後、とすっとパンダに頭をつけました。一度はずして、今度は頭をすりすりっ。休んで、すりすりっ。 ……………相変わらず読めない人です滝沢ディミータ。こんなことしてるから私たちに「競馬新聞読んでるんだけど、部屋の中は総レース」とか言われちゃうんです。(笑)

…正面のランパス&ジェミマをまた観てしまいました。どすこーいって感じに座った両膝の上に ジェミマを乗せるランパスの真正面は置いといて、そのちょっと後。なぜに二人正座。いや、確かに今までも正座だったかもしれない。でもそれを正面から見てしまうと(爆)。やけに姿勢正しく背筋の伸びた、手を膝に、正しい正座。そしてシンメトリーで外側の手を内に付き膝を崩す。……………振り付けた時はそれを意図していたのかどうなのか謎な振付です。なぜ正座………

相変わらずギルとタントは仲睦まじく。別れる時もすりすりした後、タントがデュト様に「ここにおいで(ぽんぽんと横を叩く)」って言われて嬉しそうにタイヤの上に行って座るまで、ギルバートはずっと見守っていて、そんなギルが好き(笑)。

池田バブの声は好きです。鈴の音色みたい。

全然関係ないんですけど、子どもって、舞台上の登場人物の視線が客席上方や後方にそろって向かうと、気になるんですね…………………ごそごそ振り返るんじゃねぇ子ども。とか思ってしまいました……


ガス
井上ジェリー、歌声ちょっと丸くなったかな。というか「待ってましたがぁっすぅ!」っていうガスがちょっと柔らかくなった。聴きやすいし優しい感じで好きです。前のも大好きなんだけど。
井上ジェリーは歌いながらガスをつついたり微笑んだり、とても好きなのです。そしてそれに対してくすぐったそうに恥ずかしそうに肩をすくめたり笑ったり歌ったりするガスを見て、やっぱり自分はキムガスが好きだなぁなんて再認識してました。


劇中劇
♪ちゃんちゃらちゃらちゃちゃちゃーん
(くるり、ぶしゅっ←両肩のエアが入る音)
わーっはっはっはっはっはっはぁ

キムタイガーっ!やっぱこれじゃないとタイガー。そしてここで拍手。
………で、ソワレでは拍手が起きなかったんです。ちょうどそこの振りって、両手ガッツポーズ→辺りをきょろきょろなんですけど、それを見ていたら「わーっはっはっはっはっはっは……(Σえ?拍手なし?拍手ないの?(きょろきょろ))」みたいに見えてしまって一人ツボ入ってしまいました。
キムさんて名古屋の頃によく「待ってました!」って言われるとそうかぁ待っててくれたんだぁって嬉しいみたいなこと言われてたからそんな風に見えてしまったのでしょう。(だから待ってました、ってよく声かかったんだろうけど……あれも善し悪しだと自分は思いますけどねー。タイミング誤ると雰囲気ブチ壊れるし。)

そして、容赦なくデカイ声のクリューたち。基本低音。その中でも際だった声のクリューが一人…。
私が観た3回の内、2回ハプニング(笑)
まず一つは15日マチネで、「恨み重なる♪」でタガーの持っているナイフをタイガーが取って振り回すのが、「恨み」の辺りまでナイフがはずれなくて、なにやら「べりっ」とか言ってはずしていました。そして凄い勢いで振り回すタイガー(笑)。しかしあの音は…マジックテープの剥がれた音か、衣装が破れた音か、定かじゃないんですけど(笑)その後しきりとその辺を気にしていたタガーを見たので………
そしてもう一つ。これは一緒に観てたMも気付かなかったみたいなんですが、14日ソワレ。
クリュー5人座って「さて、悩ましき夏の夜に♪」と歌うところ。
前に座っている男性の頭の関係上、半分しか見えなかったのでぼーっと上手側を見ていたら(マンゴタガー方面)なぜか、「さて、悩ましき♪」とタガーが歌い始めたではありませんか(爆)
一瞬「あれ?ここって……」と思い頭をずらしマンカスを観ると歌っています。そしてタガーをもう一度観ると一瞬目が泳いで歌うのをやめました(笑)。あまりのインパクトにしっかり覚えてないのですが、夏の…辺りまで歌ってたんじゃないかなぁ。
間違えたりしないのかなーとか思ってみていただけに、その場で爆笑しそうになりました。

さて、グリドルボーン登場。
ソノクイは綺麗に伸びていて素敵でした。
クリューたちは小遊びなくなってしまったんですね。歌う方を手を組んで見る感じ。で、降りてきたグリドルボーンをお迎えに行くタガー。
満面の笑みで。

…………………。


ねぇ、今、「お待ちしておりましたー」とか言った?なんかそんなこと言ってた?

どうみてもそんな感じにしか見えない口の動きとぼそっと聞こえてくる声。
笑えてしょうがないです。

その後クリュー退場は、マンカスのはけるのが上手に変更。グリドルボーンにキスしようとしているミストを待って、早く来いバカ!みたいな感じで呼んでいました。退場。

久々のこのコンビ。相変わらずはじけてます。そして鼻歌で移動する色ボケオヤヂなキムタイガー。ごろんと転がる井上グリドルボーン。名古屋で大好きになったこの二人のこのシーンが嬉しくて非常に楽しみました。


隊長登場〜
なんか…千葉ギルの殺陣シーン、以前よりも間合いが狭くなってません?キムタイガーっていうのもあるんだと思いますが、スピード感と迫力が以前よりもグンと増したと思います。あと、舞台が専用劇場より広いっていうのもあるかもしれない。観るなら今、って感じの殺陣です。退屈していた子どももここばかりは静かになっていました。
14日のソワレでは、被っている…あれはなんでしょう。とりあえず殺陣シーンの最後、上手から下手へ移動して最後の連続攻撃前であれがずれてしまってぐいっと下げたら、今度は左右にずれてしまって頬の辺りに羽根の様な部分がきてしまって、また直していました。大変大変。よく座ってからぐいって下げるのは観ていたのですが。
でもさすがだなーって思ったのは、その次の日には、ずれもしないくらいきっちり下げていたらしく(笑)座った時もいじっていませんでした。
そういえば、「その報せが♪」と、旗持って4匹が客席後方から登場する時に、今まで通路際は横にばさばさっと旗がきてちょっと怖かったんですが、趙マンカス。左手に旗を持って水平にして走ってきます(爆)。要は頭上を旗がばたばたって横切っていくのですが。誰か立ったら水平チョップ状態>ってか誰も立たねーっつの(笑)


スキンブル
飯野スキンブルもちょっとぶりです。安定していますよね。でもなんかちょっとおっさん入っていて別の意味で憎めない鉄度猫です。
ヤクザマンカスには遠くからギル隊長の回し蹴りとか、マキャ、カーバの辺りがなすりつけあったりとかマンゴはちゃっかりデュト様の後ろとか雌猫をかばっているディミとか。
猫列車の時は大あくびのタガー。そのままデカイ図体をランパス、ギルの上に。バブとカッサはちょっとぉ、って感じに、ランプと話していてふと振り返ったディミは「はいはいどいて」とすげなくぺいっとどかしたり(待て、タガーって人気あるんじゃないのか(笑))「ちょっとぉ、すみませーん、あたしの場所なんですけどー」みたいに言ったり。
それであっさりどいちゃう辺り福井タガーらしいというか………

汽車シーンでは、今まで小柄なコリコが多かったので気付かなかったのかやっぱり違うのか、マンカスが最初の蒸気を出す部分で、コリコが左へ、マンカスが右へ身体を傾けX攻撃のような状態になっていて一人ツボ。コリコとマンカスが同じサイズというのは非常に違和感です(笑)

ラスト近くで雄たちが雌たちを見送っている部分、なぜかタイヤの上(つまりはデュト様の後ろ)で非常にはしゃいでぴょんぴょんしながら尻尾を回すカーバが目に入って観ていたら、案の定マンカスに怒られてびくびくのカーバ(笑)。そのまま尻尾を両手で握ってすごすご大人しくなり、デュト様に声をかけてごまかしていました(笑)。
なんか三宅カーバ、静岡からノリノリなんですけど……


マキャヴィティ
この組み合わせは初めてですが、声質の違う二人で合っていたと思います。滝沢ディミのすらっとした歌い方に林下リナのまったりとした歌い方で対比ができていて。滝沢ディミはおねーさまって感じではなく…なんだろ。スケバン?(死語)。色気はないですが鋭さの迫力はある。林下リナは歌が以前より聴きやすくなりました。ダンスはまったりと。台詞部分の言い方はあんまりピンとこなかったです。


マキャファイト
やっぱりこの部分の趙マンカスの威嚇はすごいですね。喉痛いってそれ。
そして肩まで上ってんじゃないのか?くらいの高い位置に乗っている滝沢ディミも凄いです。一度乗ってからもう一度上るし。
幸田ランパスもきちんとナンバー2の位置を築いています。ちゃんと威嚇も様になってきました。

さて、例のドリフ状態の時、やっぱり千葉ギル、尻尾握ってました(笑)やっぱり武器なのか、その尻尾は!(笑)

横から出てくるマキャがほぼ頭上だったんですけど、以前のように「ばんっ!!」っと音を立てるのではなく、意外とすっと静かに開きます。すごくびくびくしてたんですけど。それよりむしろ駆け寄ってくるマンカスが怖い(爆)。
そのマンカス。とりあえずマキャ登場にも意外と落ち着いています。やられるギルを見て、他の奴らが挑むのを見て(ひでえな(笑))、おもむろに登場って感じ。でもきちんと攻撃ヒットしてる(笑)顔面二発。
途中で一度マキャがマンカスを引きつけてから軽く上へリフトしつつ突き放すようになりました。ちょっと迫力増してます?きちんと闘ってるように見えるマキャファイトです。あ、でもやっぱりリフトされてぐるぐるしてるマンカスに他の猫やられてます(笑)ソワレのジェミマは絶対マンカスに蹴られました(実際に蹴られてた訳じゃないですけど(笑))


ミストナンバー
久々にここで手拍子聞きました…………しかも途中でぶり返すやつ。

さて、上から降ってくる声が低音。さすがに2日目は慣れましたが、最初はかなり違和感を感じました(笑)
えーと、あと個人的に残念なのは、名古屋イベントで聴いたシャウトがなかったことかな(爆)>わかんねーよ
わりと楽譜通りに歌ってる感じですね。ちょっとカタカナですけど(笑)やっぱり最初の「だれもーがー 驚いた〜」って入るの苦手そうですけど。

さてマジックシーンでは、以前よりマンカスがきちんとマジックに反応していた(笑)。でも、上手からぼーっとマンカス越しにマジックを見ている時にふと、こいつらリーダー血だくだく流してて疲れ切っていてデュト様行方不明で大変な時に、暢気にマジックショーを楽しんでるのか……ひでぇな(爆)なんて思っていたのは内緒です(笑)
個人的には、手元から花が出てびっくりしたマンゴランプ。マンゴが股の間からぺいって花を捨てて、捨て損ねたら足でていって落としているのがツボでした。あと、赤い布がずりずり動いているのを追おうとしてランパスに止められるマンゴとか。それはどのマンゴでも一緒なのか…

マジックの助手を選ぶミストに、「私で良ければ」みたいに手を伸ばすマンカスと、「俺か?俺か?♪」ってアピールするタガー。そしてそのタガーに「あんたじゃないよ」と視線もくれずに、両手をぺいっとするミスト(爆)。いろいろ笑わせてくれます。
さらには、選ばれて「私?」と胸に手を当てワクワクしながら降りてくるボンバルリーナとか、赤い布が出てくるのを見て「何をするのかしらあぁドキドキするわぁっv」って嬉しそうにドキドキ待っているボンバルリーナとか、普段のクールなボンバルリーナ姐さんのイメージとは全く違う、ブルードレスなリナは最近見たことがありません(笑)名古屋の時もそうだったかなぁ…

赤い布が取り去られてデュト様が出てきた時。怪訝そうに四つん這いのまま後ろから覗いてから、ぱぁっと表情の変わった滝沢ディミが印象的です。その後、デュト様に触ってようやく本物だぁと嬉しそうにしていました。
そして趙マンカス。ミストから布を受け取り、くるっと手首を返して布を回収しつつ「♪おっっどぉろいた」と「お」の部分で激しくガッツポーズ。もー音程くるっちゃうくらい激しくガッツポーズ。(笑)
ミスト、タガーと嬉しそうに一踊りしてから、くるっと振り向いた時にはもう泣きそうな顔でがっしとデュト様に抱きついて、すぐにリーダーの顔に戻ります。この辺大好きです。
そしてタガーのミスト紹介。腹の底から、嬉しそうに。どっかーんと。


メモリー
早水グリザを聴いた時も涙出そうになったのですが、それ以上の衝撃だったかもしれません。そもそも声が好みで、前半聴き惚れていたのですが、そこじゃなかった。それまでしっかり立っていたのにがくんと座り込んで、うつむいて。シラバブの歌に顔を上げ。

お願い。

そこでがつんと食らいました。それまで溜めていたパワーを一気に出すような…そういえばこの人のラフィキってパワフルだった…ようやく思い出し。こんな勢いでお願いされたら触りたくなります。どこにこんな力が残ってたんだよグリザベラ。そんな感じの。
(余談ですが、アイーダ歌って欲しいなぁとか思ってしまいました)
最後が「明日が→」ってそのままの高さで歌ってくれたのもとても好きで。あそこで上にあがられると叫びというか、グリザベラの歌というよりも、むしろ「メモリー」という作品を歌手が歌っている、になってしまう気がするから。
掠れそうになりながらも、伸びている声に、拍手もできないくらい呑まれました。

シラバブがグリザベラを迎えに行くタイミングが遅くなりました。(だからマンカスも動けなくなってしまった(笑))グリザベラも一度立ち止まって、しばらく誰かきてくれるのを待っている様子で、あきらめて歩き出そうとした瞬間にバブが手を取る、そんなタイミング。そして真っ先にマンカスが動く、と(笑)。
金グリザベラは、一人ずつ顔を見ようと思うんですが、あまりにみんながわらわらときてくれて、なんだかよくわからないうちに向こうに連れて行かれる、という感じでした。

………そんな感動的なシーンなのに、猫と猫の間から、ちょこんと座って「お迎えスキンブル」な表情で座り方で待っているマンゴジェリーを見てしまって、ちょっと悲しかったり。あー。百々スキンブル観たくなった……


天上〜ラスト
まて、ここで手拍子をするか!?

……ちょっとびっくりしてみたり。

送られる猫、送る猫をじっとみていました。ただ、上手寄りが多かったのでタガーの表情がよく観れなかったのが残念(笑)


カーテンコール
ポーズの取り方がちょっとずつ変わったので新鮮でした。
百々マンゴの蝶ネクタイ締めポーズがどうしてもスキンブルのポーズに見えてしまって……だってあの人、イベントでスキンブルナンバーでお前の中に(R)を踊った人だし……(爆)
隣のおじさんは、途中からかなりのめり込んでいたのがおもしろかったんですが、カテコでの拍手で誰がお気に入りだったのかまるわかり(笑)タガーとミストが特に好きなようでした。
そしてラインダンス。
相変わらず上手のマキャギルコンビを観てしまうんですけど、今回はマキャがちょっとフェイントをして攻撃、というパターンだったんですが、15日は、マキャがほら、と尻尾で横を指したら、「ん?これか?」と真顔でパンダを攻撃する千葉ギル隊長(爆)。焦るマキャ。っていうか真顔でそういうことするのやめてください千葉さん!(爆)。
上手の、マンゴ、リナ、タンブル、カッサ、カーバ、ヴィクの並びが凄いです。足がどこまで上がるか合戦になってる感じ。その横でのほほんとあげてるギルとマキャもいいんですけど(笑)

握手は14日ソワレで金グリザ。15日にタガー。
金さんは列から二人くらいしか握手をされてなかったのですが、隣の二人が終わったところでふと私と目が合って、にやって笑って「握手する?」って感じに片手をすいっとあげてくれました。めっちゃ格好いい!!(爆)素敵なグリザベラ、とかは思ったことがあるんですが、格好いいグリザベラは初めてです。惚れちゃいそうです。
そして福井タガー(笑)。あの笑顔でぎゅっと握ってくれまして。タガーのアームウォーマーも黒くてちょっとふかってしてるので、微妙な感覚。でもタガーなんです。そしてやっぱりでかかった。横に立たれると一層デカイ。でもホント格好いいタガーですよー。太股凄いですけど。あれで蹴られたらかなりの破壊力です。
握手できない間に上手や下手のキャットウォークをみていたのですが、妙に仲のいいランパスとコリコ。14日マチネでは、なにやら二人集まって笑い合っていましたが、ソワレではコリコがランパスを追い越し、さらにはお尻同士どっかんどっかんぶつけて遊んでいました。何してんの(笑)。二人とも素で仲がいいんだろうなぁってくらい嬉しそうに遊んでいたのでついつい観察してしまいました。
15日は上にいるギルバートとマキャに手を振ってみました。にこりとも笑わず(いやもしかして彼の中では満面の笑みかもしれん(笑))手を振ってくれる千葉さんありがとう。

タガー締めは大阪初期のキムタガーを思い出しました。締め切れてねぇよ(笑)ってやつ。
広島は熱いんだかなんだか、タガー締め終わってもう一度出てきて、そこで拍手が止んでいるのに、曲が終わったらまた拍手してその拍手でカーテンコール。
名古屋でもそんなのなかったぞー(笑)

なんていうか……3連続観劇だったんですが、いろいろ、慣れた(爆)。声の低いタガーとかマンカスが二匹いるとかコリコがでかいとかリナがおねーさま通り越してるとか……………
もう一度観たいなー……………(ぼそぼそ)




お初の人いろいろ
+金グリザベラ
とにかく格好いいグリザベラ。素グリザからして長身の挑戦的な笑顔の素敵な猫です。
歌声はハスキーヴォイス。日本語だから抜けている感じに聴こえるのか最初からそういう声なのか。裏声系の声ではなく、普通に地声っぽく歌われます。一幕メモリーは力の抜けた感じで、二幕メモリーも最初は弱々しげなのですが、サビからいきなり腹にきます。
多分一番背の高いグリザベラじゃないのかな?お上品な高級娼婦って感じではなく、キャバレーとかで女王様状態で踊っていそうな……さらには女性にもてそうな感じのグリザベラです。嫌みではなく。


+真鍋ランペルティーザ
小柄で可愛らしいのですが、幼くはなさそう。
松永ランプは泥棒猫ナンバー以外は非常に子どもっぽい感じの猫でしたが、真鍋ランプは非常に落ち着いた感じで(慣れていないだけなのかもしれませんが(^^;))一歩退いた所から楽しんでいそう。
メイクは相川ランプに近く、頬の線も3本まっすぐに。茶色の小さい三角の耳にばさばさと短めの毛。全開に笑った顔をあまり見なかった気もしますが…これからが非常に楽しみに思えるランペルティーザ。


………純粋に初めて猫キャストってこの二人だけなんだ(笑)特にということで。この人。(あとはそれぞれ猫別ページに書きます。)


+福井タガー
別に歌が下手なわけでも俺様な訳でもないんですけど。どうしても頭に残ってしまったのは。

ジャイアン。

……………。

しかも映画仕様。>いいやつらしい(笑)

……いや、なんかこう、身体でかくてガキ大将で好き勝手やってそうなんだけど憎めないヤツっていうの?そんな感じで。なんかこう、マンカスのやってることを嬉しそうに混ぜっ返してそうな…黙ったまんまで大騒ぎはせず、本当の大騒ぎをしていそうな猫です(笑)。
とにかく色気とか言う前に、何そんなにやる気満々なんですか。っていう体育会系タガー。
キムタガーも違う方向にやる気満々だったんですけど、そうではなく。
とりあえずダンスも歌も全力疾走な感じ。
それはもータガーじゃないだろうとか一瞬思ったりするんですけど(笑)慣れるとしっかりタガーです。
慣れると低音が格好いいです。広島じゃもてると思います。
長身の猫が多い中でも、背が高いと言うよりも、デカイです。




++本日のキャスト++
グリザベラ 金志賢
ジェリーロラム=グリドルボーン 井上智恵
ジェニエニドッツ 服部良子
ランペルティーザ 真鍋奈津美
ディミータ 滝沢由佳
ボンバルリーナ 林下友美
シラバブ 池田祐美子
タントミール 高倉恵美
ジェミマ 大田未稀
ヴィクトリア 坂田加奈子
カッサンドラ 井藤湊香
オールドデュトロノミー 増田守人
アスパラガス=グロールタイガー/
バストファージョーンズ
キムスンラ
マンカストラップ 趙宇
ラム・タム・タガー 福井晶一
ミストフェリーズ 蔡暁強
マンゴジェリー 百々義則
スキンブルシャンクス 飯野おさみ
コリコパット 萩原隆匡
ランパスキャット 幸田亮一
カーバケッティ 三宅克典
ギルバート 千葉ヒカル
マキャヴィティ 赤瀬賢二
タンブルブルータス 井水類

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