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CATS  .......2003年11月11日(火) マチネ.......
 
 ■CATS 20th!
二回目の広島でこれが本当にMy広島楽……にしたいと思います(笑)

新キャストも混ざり、席も久しぶりに後の方で観たということもあり、随分まったりと観劇して来ました。20周年ということもあり、客席はリピーターと招待客が入り乱れるというすごいことに。手拍子の合い方がすごくて、反響がぱぁんぱぁんって感じでした。
座った席はA席上手。上手側のキャットウォークのどん詰まりが見えて楽しかったです。














メチカ
多分リナじゃないかという毛並みの雌、バブかヴィク、ギル、ランパス?が通っていきました。悲鳴はあまり上がっていませんでしたが、多分通路際はリピーターが多いでしょうし、当然といえば当然(笑)。


ソング
趙マンカスは歌い方を変えたのでしょうか。ちょっと硬質の声になったような気がします。ギルの時にこんな感じだったかな。記憶彼方ですが。
初見の上田ギルのブランコ。最近ずっと千葉ギルだったので、打点が低いなぁとか思ってしまいましたが(千葉ギル、最後に足をぐんって上げて手まで離しますから…)、でもまだ数日しか舞台に乗ってないのでこんなものかな、と。
久々の岩城スキンブルがぱきぱき踊っているのが妙にツボに入ってしまいました。なんででしょ。


にらめっこ
芝さん…なんで大阪と同じに「平凡すぎてつまりません」って言うんですか(笑)。初日だから間違えちゃったんですかわざとですか(笑)。声でっかいからモロ聞こえますよ。

一気に駆け上がってきたタンブルが、下の方からゆっくり動きながら視線の端で見てきました。井水タンブル、声も以前より太く低くなった気がします。
その後、上方で、がさっ。ごそごそっ。と、音。
そして、とすっと落ちてきた影。キャットウォークの下にあるゴミの影から、三宅カーバがひょいっと顔を出しました。しばらくその場で台詞を。高めのいい声が降ってきました。ちょっと嬉しくて見つめてたのですが、わりと視線は固定せずに見回していたと思います。
そして、その横にあるロープを伝い、ちょっと足場を探りながら(笑)壁を降りてきました。もう視線ロックオンで見ていたんですが、通り過ぎてふと観ると、観たかった李マンゴがすでに遠く・・・ちょっとショックだったり(笑)。ネーミングのマンゴもかっこいいです。


ヴィクトリアソロ
坂田ヴィクはやはりすごく柔らかく踊られるようになりましたね。しなやかに凛とした感じで、名古屋や大阪で観た時より好きです。
ととんっとでてきた谷本コリコを見て、ふと今更。耳が寝てるじゃん。とか思ったのは内緒の方向で。


ジェニーナンバー
タイヤの横でひたすら激しくギターを弾いてるジェスチャーをする岩城スキンブル。ツッコミを入れる(遠目ではそんな感じに見えた)王ジェミマ。

ゴキブリ退場後のワンシーン。やっぱり工藤タントは猫っぽいんだけどタントミールじゃありません(笑)。お願いですから毛繕いのままぐりんってひっくり返ったすごいポーズのままタガーを見ないでください(爆)。


タガー
あははははははは芝タガーだよ芝タガー。

ということで。
腰を振りシャウトとファルセットとアレンジを多用するラテンタガーです。
ふかふかのソファでおねーちゃんたちをはべらせてふんぞり返ってそうなタガー(何)です。
なんていうのか、余裕たっぷりの遊び人って感じですよね、芝タガーって。意外と踊るのは好きなのか、柔らかな動きなのがまたちょっとエロい感じです。基本は腰から。多分近くで観ると視線もでしょうか。
途中階段にいるコリコのおでこをこづいたり、立っているリナにもかなり近くまで沿ってました。
さらったお嬢さんにはやはりでこ(ぶ)ちゅー。←セクハラオヤジ(笑)
「ぶぅっちゅぅぅぅぅぅ・・・んぱっ」と音まで聞こえてきそうなでこちゅーを、立ったまましてまして。相変わらずだこの人はーっ!(笑)。芝さんのマイクでお嬢さんの悲鳴が響いていました(笑)。いや、生だったのか?

ご無用、はかなりひっぱり、途中ファルセットでぅぅぅぅってやっている時に客席から拍手。拍手の最中に歌を止めて、一人きゃぁぁんとか残ってしまったランプに顔を近づけ指差し「Boooo!」とブーイングひとつ。「しょーがねぇやつだよな」とばかりにリナにひょいっと顔を向けた後、「ごむぅぅっよぉ!……ヒュッ!」ジャンジャン♪てな感じでした。
………………気弱なサムを演じつづけた反動ですか?(笑)

ほとんど芝タガーに視線釘付けで、なにがなんだかという間に終わってしまったんですが、何故かカエル跳びでタイヤからボンネットに移動する百々ランパスだけは観てしまいました…視界に入ったんです……(笑)。


娼婦猫
王ジェミマを聞いて、デビューした頃の王飛さん(現飛田さん)ジェムを思い出しました。声質が似ているのかな?はだかの王様でのかくんかくんな台詞から随分と上達されていて、頑張られたんだなぁと思いました。


バストファージョーンズさん
中出バブは歌はお上手なのですが、声が落ち着いているので、ジェリーパートかどうなのかわからなくなりました。
キムガスの「いらっしゃぁい」に会場拍手。
雄猫たちは楽しそうに思い思いの動き。相変わらず百々ランパスは講釈に盛大な拍手を送っていました。
遠くから見ている分、逆にあっちもこっちも視界に入り何がなんだか(笑)。


マンゴランペ
真鍋ランプがこの間観たときよりもよくなってた気がします。李マンゴとのコンビも、側転が綺麗に揃っていたりとか非常に好みでした。
ただ、李マンゴも歌い方変えたのかな?って感じにちょっと硬質な声になっていた気がします。元々あんな歌声だったかな…と違和感がありました。最後近くはちょっとひっくり返っていたのでびっくり。


デュトさん。
スキンブルは18列と19列の間の通路まで上がってくるのですね。
キラキラと入り口を見つめ、デュト様登場で立ち上がってご挨拶。
マンカスがバブを引き戻す時、思いっきり腰の紐をつかんでいました。きついよそれ(笑)。
そして舞台まできたデュトロノミーにご挨拶する猫たち。毎度マンカスからタガーの順で見てしまうのですが・・・・ふんぞり返ったまま尻尾の先だけくるんってご挨拶しているタガーはどうでしょう(笑)。


ボール
タガーのリフトがまたなくなった!(笑)
広島から福井タガーならと振り付けが復活したけれど芝さんは名古屋以来あのパートで踊ってないから今回だけなくなったのか、それとも福井タガー&岩城スキンブルの時はタガーがジェミマをリフトしていたらしいので、あれは福井タガー仕様だったのか。まあ芝さんがジェミマリフトしてたらそれはそれで吃驚というか新鮮なんですが(笑)。

気になったのはシラバブが雄達にリフトされる(仲間内じゃいけにえダンスとか言ったりしますが(笑))シーンで、今まで観た中で一番ダンスが・・・(汗)。せめてルルベはもちょっと踵上げて、軽い感じを出して欲しかったです。なんかぽてぽてステップ踏んでるみたいなので・・・・。ファイト。




二幕冒頭
中出バブの歌は安定していて聞きやすいです。でもどちらかというとジェリーで聴いてみたいかな。


ガス
大好きな組み合わせで、もう一度観れるかどうかわからなかったので嬉しかったキムガス&井上ジェリーに聞き惚れていつつ。
視界に入ってしまった百々ランパスに釘付けでした。
ひたすら毛繕い。腕が終わったら今度は脚まで舐める(笑)。しゃっしゃっという音まで聞こえて来そうです。一段落ついたら何故か仰け反る。背中痒かったんだろうか・・・なんかホントに猫っぽくてすごいです。先日中国新聞に載っていたインタビュー記事を思い起こしました。もう一人猫な三宅カーバは見えなくて残念。でもうーんって伸びをする手足の先だけ見えました。


劇中劇
見せようか♪って歌う前から拍手は歌が聴こえないのでどうかなぁ…。ちょっと拍手早く始まってて残念でしたが、多分キムさんは気持ちよかったかも(笑)。
今回もまた容赦なく声のでかいクリュー陣。
タイガーのマネをするスキンブルとか、グリドルボーンをお迎えするのにかったるそうに向かって腕組んで連れて行くタガーが新鮮だとかいろいろ。


隊長登場〜
タイガーの高音に仰け反る隊長………………Σ隊長!?
隊長っていうか班長っぽいよそれ(笑)。
小柄な方なのですが、声は思ったより低音に近く、朗々と歌う感じでカッコイイです。
しかし、千葉ギルの高速ぱきっぱきの棒振り回す迫力殺陣に見慣れてしまったので、実はそんなものかもしれませんが、殺陣がよいしょよいしょとゆっくりで手探りだったのは否めません。それはしょうがないと思うし、こればっかりは慣れだと思うんですが、あえて言うなら、決めポーズの決まらない方です(汗)。ダンス中とか動いている最中はかっこいいんですが、びしっと決まるところで決まらないのでしまりがなく観えちゃうのでしょうか。「青い鳥」の森(鞭)なんてかっこいいのになぁ。
剣の殺陣自体、わりとゆっくりなので、今後殺陣自体に慣れてくればスピード感は良くなるのではと期待。


スキンブル
岩城スキンブルが久しぶりで嬉しかったです。広島じゃ観れないと思っていたし。
薄く紗のかかったような声は実はすごく好きです。途中力入るところとか(笑)。
相変わらず空回りしそうなくらいやる気にダンスなスキンブルに見入ってしまいました。
ヤクザマンカスに挑む者なし。そして遊びのないタガー。うむ。
下手から上手に移動するギルがにぱっと笑っていたのが非常に可愛かったです。うむ。
列車が壊れるシーンで、頭を抱えて縮こまるデュト様が可愛かったです。
攫われて行くデュトさんは18〜19列の横通路でかくんって曲がって横出口から退場。あそこの角座ってたらちょっと怖いかも〜(笑)。


マキャヴィティ
この組み合わせは久々なのかも。迫力増本ディミに大人の林下リナは見映えがします。


マキャファイト
赤瀬マキャの咆えはグレードアップしてると思います。どうしてあんなほやんとした笑顔の腰の低い方があんな声を出していると信じられましょうか。
すごく怖いんですが、マンカスに一発くらって攻撃とまってます(笑)。強いな、趙マンカス。


ミストナンバー
マンゴランプの手元から飛び出る花が、かなり高くまで飛び上がってました。あれならよく見えますね。
固まったジェリーとコリコの上で、カッサンドラがなにやらつつくような手の動きをしていて、上手側がよく見えないのでちょっと残念。ナニをしてたんだろう、カッサ。
そして林下リナは相変わらず「私?」(嬉しそう)、「まあ、何をすればいいのかしら」(わくわくv)、な感じのブルードレス状態で、笑いそうになりました。


メモリー
静岡ぶりの範さん。やはり一頃に比べて歌が安定された気がします。名古屋の頃もこうだったのかな。力強く。あと、ラストの歌い方が、名古屋の楽近くのように、金さんと同じ歌い方の「明日が→」になっていました。でも範さんの歌い方の場合は上に上がったほうが合うかなぁとふと思いました。
シラバブと一緒にみんなのもとへグリザベラを連れて行ったあと、微妙にへたり込むように、正座状態でちょっと感極まってるマンカスが印象的でした。


天上〜ラスト
聞くところによると、上田ギル、満面の笑顔だったらしいですが…見損ねた(笑)。


カーテンコール〜握手
前の方で踊った後にすごい勢いで後退っていく上田ギルが、こけました。いつもここ、こけたりしないかちょっとドキドキするところなので、あ。って思っていたら、すっと落ち着いてギルの腰を右手で支えるジェントルカーバケッティが。さすがジェントルです(いや、あたり前の行動なんですけど(笑))。
その後のラインダンスで、てへへって笑うギルの腰のあたりをにやりと笑いながらぺいぺいって尻尾で叩く黄マキャ。見えてたのかな。偶然かな。

特別カテコはここで入ると思っていたので、曲が流れ始めてあれ?と思いましたが……握手はリナ。笑顔が素敵でした。
上の方で黄マキャが手をぶんぶん振りながらちょっと飛び上がりながら。でも視線は2階席オーバーで下は見てくれませんでした。ちえー。


特別カテコ
まずデュト様がセンターに立ち、周りに猫たちが立ったり座ったり。
鐘が2つなって、ソングのメサイヤ部分(ジェリクル集いて〜)のアカペラ。
ちょっとじーんとしちゃいます。

途中まで(〜今宵、かな)歌ったところで、序曲が流れ始めました。これ、5000回も一緒の展開だったかな?
後ろの方に隠れていた猫たちが目チカゴーグルを手で頭の位置に持ってチカチカしながら数匹動き回った後、数匹ずつで踊って、そのうちに、猫たちは手に白いゴムを持って上下に走り抜け始めました。反対側はどうやら壁につけてあったようです。
そしてリナ、ヴィク、タント(違ったか?)が後ろから出てきて、センターで天上からのゴムを両手に持ったままで床に伏せました。6本のゴムが天上から降りた状態になったところに何本も左右に張り巡らされたゴムが網のようになったところで縫うように雌猫たちがダンスをした後、どうなるのかな、何かの効果かな?と思ったところで、ひゅっ、ひゅっという音と共に、ゴムが軌跡を残して舞台から消えました。アナログレーザー線!?
そして今度は劇中劇の船が降りてくると、そこから雄猫たちが、一枚の黒い布の端をそれぞれ持って登場。うすく猫目が透けて見えますが裏向きのようです。
序曲で言えばちょうど目チカが終わったくらいのところでしょうか。タントミールの上にある照明が上がっていくあたり。曲に合わせて、雄達は布を上下しながらセンターに寄ったり広がったり。
布を上に丸く膨らますマスゲームを始めました。
2度ほど膨らました時に、すっと上手から雌が布の下に入り込んでいきます。そして、いつの間にか布の端に紐(ゴム?)が結ばれていて、曲の盛り上がりに合わせて、布の客席側がじわじわと天上に持ち上げられていき、猫目と、「20th Anniversary」の文字が表れました。(公式ページに写真があります)
派手なレーザーも、線に人が隠れれるほどのサイズの文字もなく素朴でシンプルなカーテンコールだったけれど、客席から割れんばかりの拍手が響きました。
あくまで通過点としての20周年であって欲しいと思うと同時に、やっぱり来てよかったと思った瞬間です。

残念だったのは上手横の紐が外れてびろんてしてたことかな。
そして、猫たちは通路を通って上下の横通路からはけていきました。
私の前も猫たちは走っていって、ちょっと得した気分。
でもむしろ。小走りで笑顔でひょこひょこ全力疾走するデュトロノミーなんて貴重なものを見てしまったのが一番嬉しかったかも(爆)。

8回も続いたらしいカーテンコールに素に戻っている役者さんもいらっしゃいましたが、それはそれでしょうがないかな、というくらい長く続いていて、ちょっとどうかと思って席を立って外に出ました。パフォーマンスを期待している方も多かったのかな。グリザベラを最後に残し、礼をして去っていったり、ちょっと掃除をする仕種をして去っていくタガーがいたりしたにも関わらず続けるのは実はあまり好きではありません。観たい気持ちももちろんあるのですが、もおええやろ、っと思う気持ちが強くて…。最後に芝タガーが盛り上げて拍手パフォーマンスをやったらしいですが、見損ねました、実は。



お初の人いろいろ

+中出バブ
歌は非常に上手いと思います。声もいいです。安心して聴けます。
でも、個人的にはバブじゃないなぁと思うバブです。
体つきももちろんなのですが、表情が遠くて見えない上に仕種が仔猫に見えなかったので…。声も普通にきれいな声ですし。
普通に観ていて、遠めなのでシラバブがいないような錯覚に陥ってしまいました。時折人に戻っている感じがして。あとはダンスが気になりました。確かマンマでデビューされてすぐの舞台だし、歌声はきれいなので今後に期待です。


+王ジェミマ
可愛らしいジェミマです。自分の中のジェミマには近い感じかな?
上にも書きましたが、飛田ジェミマが王ジェミマだった頃を思い出しました。発声も似た感じだと思います。あそこまでナイスバディではなかったとは思いますが(笑)。
王クンさんは、はだかの王様で初めて観て、歌はいいけどこの開口というか訛りがすごいなって、あー、中国の人かぁ。という感じでしたが、今回は全然違和感なく聴けて、多分キャストを観てない人なら気付かないんじゃないかなぁ。すごく努力されたんだと思います。ダンスもきれいでした。


+上田ギル
意外と小柄で、細身のギル。遠めに観たら、ヅラのサイズ合ってないんじゃないか?って感じにも見えました(笑)。顔の横が黒かったですか?>誰に聞いてるんだ
声は良かったです。好みといえば好みかな。
上にも書きましたが、決めポーズというか、めりはりがないのか、びしっとした止めポーズが妙に様にならないギルバートでした。ダンスは高さも柔らかさもあって見映えはすると思うんですが…。ギルバートは見得を切ったりする部分が多いから余計にそういう部分が目立ってしまうのだと思います。1ヵ月後を観てみたいかな。>終わってます
笑顔は近くで観たい感じ。双眼鏡を持っていけばよかった(笑)。





++本日のキャスト++
グリザベラ 範衛華
ジェリーロラム=グリドルボーン 井上智恵
ジェニエニドッツ 服部良子
ランペルティーザ 真鍋奈津美
ディミータ 増本藍
ボンバルリーナ 林下友美
シラバブ 中出裕子
タントミール 工藤のぶ子
ジェミマ 王クン
ヴィクトリア 坂田加奈子
カッサンドラ 大口朋子
オールドデュトロノミー 小林克人
アスパラガス=グロールタイガー/
バストファージョーンズ
キムスンラ
マンカストラップ 趙宇
ラム・タム・タガー 芝清道
ミストフェリーズ 蔡暁強
マンゴジェリー 李涛
スキンブルシャンクス 岩城雄太
コリコパット 谷本充弘
ランパスキャット 百々義則
カーバケッティ 三宅克典
ギルバート 上田亮
マキャヴィティ 赤瀬賢二
タンブルブルータス 井水類

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