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王様の耳はロバの耳 リハーサル見学会  ......2004年8月20日(金) .......
 
 ■記憶の彼方ですが。
元々次の日に東京観劇があったので、それに絡めて観劇三昧しようと思っていたところにリハ見があったのとかいろいろあって、後になってからチケットを取り、リハ見の応募をしました。










+リハ見の様子


大きくわけて3つのシーンの場当たりをやっていました。

会場に入った時にはお城から帰ってきた床屋へ歌う歌の部分を吉谷さんがダメ出し。
動きを張り切りすぎないように自然に、とか、動作の途中から次の立ち位置へ体が動き始めてしまっている部分を注意して、動きが自然に見えるように細かく指示。ここでは全体的に、歌・台詞・移動、という独立した動きをして演じてます!な感じに大げさに動くのではなく、自然に歌いながら動いていく、列を作るときも自然な流れで、というのを徹底していたような気がします。

その次は森のシーン。
バレエ部分を大月さんがダメ出し。立ち位置を確認したり動きを確認したり。決めの位置をはっきりとる、など、当たり前だけれどしっかりできてない部分。
そして最後近くのシーンで吉谷さんがメインでダメ出し。
話を聞くときの顔の向きなどを吉谷さんが青木さんに指示。
城側、妖精、村人の集団の動きや列について大月さんが指示。

大まかにはそんな感じでした。


その後、吉谷さんが出てきたなぁと思ったら、他の俳優さんたちもぞろぞろと登場。
そのまま上手から吉谷さん、磯谷さん、道口さん、江上さん、平野さん、真鍋さん、岩城さん、里吉さんの順で横向き通路に並びました。(公式ページに写真がアップされてました)


ご挨拶の後、「せっかくですから10分くらい質問を…」という吉谷さんの言葉。
手をあげた人にマイクを係員が持っていくというスタイルで質問コーナーでした。


◆最初の質問は「四季ではたくさんの演目をやっていて、スター制度のようなものは取っていないけれど、俳優さんが怪我したりしたら代わりの人などはいるのか」といった内容だったと思います。あまりはっきり覚えてないけれど、その方が「仙台からリハーサル見学会に出たくてやってきました!」といったのに吃驚したのと(距離・金額は私も似たようなものか(笑))、最初からごっつい質問出たなぁと思ったことだけはっきり覚えています(笑)。
その内容に対して吉谷さんの返答は
『・ひとつの役に2、3人はついている
 ・昨日(五反田初日)はこのキャスト以外の控えのキャストも来て練習をしていた
 ・そのキャストたちは今日は他の演目に出演している
 ・どの役者も常に2、3演目をできるようにしている』
といったような内容で回答していたと思います。

◆「一人何役もやっているけど、衣装の早替えとかどうしてるの?」といった内容の質問には、『この(8人の)中では一番多い』という理由で岩城さんが回答。
『舞台からはけたら、舞台袖で急いで着替えてます。一人で着替える時もあるけれど、急いでいるときは他の俳優さんにも手伝ってもらったりもします。順番を間違えると(間違えたジェスチャー(笑))大変なので、本番(舞台上)でも緊張するけれど、同じくらい緊張します』といった内容。
『僕は舞台のこっち(上手)で着替えます。こう(四角を手で作り)ゴザがひいてあって、その上で着替えます』とジェスチャー混じりで説明している姿が癒し系。

この辺で「あ、自己紹介を」と各自役名と名前で自己紹介。

◆「移動が多いと思うんですが、皆さんどうやって移動されてるんですか?」といった内容の質問には江上さん。
『セットや道具などはトラックで運びますが、私たちは新幹線や電車です。時にはチャーターバスで移動することもあります。(団体行動?という質問に)団体行動です。みんな一緒に仲良く移動します』といった感じの回答。

◆「どうしたら劇団四季になれますか」(笑)というお子様の質問に、吉谷さんが『どうしたら劇団四季になれますか…どうしたら劇団四季に入れますか?かな?』と方向修正した後に、磯谷さんの回答。
吉谷さんに『いつ入ったの?』と聞かれ『2003年に研究生で入りました』と答えた後に、『3歳くらいからバレエをやっていました。高校2年生の時に劇団四季に入りたい!と思って、それから声楽やジャズダンスなどを習って、毎日がんばって練習して、劇団四季に入りました』という回答。すでに3歳も越しているお子様に、どうしろと?(笑)

◆「全国公演ということで、移動や設営、舞台と忙しいと思いますが、皆さん寝る時間はあるのですか?!」という質問には道口さんが回答。
『ちゃんと寝てます(笑)』と即答した後に
『俳優各自時間を調整して、食事をする時間やリラックスする時間(あとお風呂とかだったかな)、もちろん寝る時間もきちんと取っています』といった内容。
「リラックスする時間」が印象に残りました。

◆「どうやったらかっこよく踊れますか?いつ四季に入りたいと思いましたか?」と、なんだか途中で何を聞きたいのか本人がわからなくなってしまった質問には、すでに未回答者が少なかったために真鍋さんが。
『小学生(10歳とか言ったかも)の時にはこどもミュージカルの劇団に入って舞台にあがっていました。その時からです』といった回答の後に、吉谷さん『10年頑張ってね〜』(笑)。

◆「メイクにはどのくらいかかっていますか?」という質問。
吉谷さんが俳優さんたちを見て『今はメイクしてたり(磯谷さんをみて)途中だったりしてますが(笑)』という枕で、里吉さん。
『メイクは普段30分くらいですが、今回は妖精の役なので、装飾をしてるのでいつもより長くて・・・・45分くらいです』と回答。
そこに吉谷さんから『今言ったようにだいたい30分くらい、ですが、ライオンキングなどでは時間がかかって1時間くらいかかる場合もあります』とフォロー回答。

◆「舞台ではあがったりしませんか?」という最後の質問には満を持して平野さん。
『えぇぇ〜?』という困ったような声を出して笑った後に『本番前に「あそこをもっとやっておけば」とか心配なところがあるとあがってしまうんですよね。でも、そういう箇所はわかってるので、あらかじめ、こうやって練習をしっかりして、あがらないようにします』という回答に場内拍手!でした。


順番はこの順だったかは微妙ですが、実際には10分以上答えていただいてると思います。
俳優さんの回答はマイクなしだったので、後ろのほうに座っていた私には聞こえ辛いところもありましたが、概ねこんな感じに。
場当たり(リハーサル)部分ではぴりっとした空気が流れていましたが、質問コーナーでは吉谷さんの進行で楽しい時間をすごさせていただけました。俳優さんたち、開演前の貴重なお時間をありがとうございました。







+この日のキャスト
王様/ 青木 朗 ローストビーフ卿/ 吉谷昭雄
アブラハムハム公爵夫人/ 菅本烈子 黒い探偵/ 江上健二
詩人チキン/ 内海雅智 将軍ボイルドエッグ/ 神保幸由
床屋/ 道口瑞之 ニボシ・ミリンボシ/ 伴藤 武
ナタネ/ 真鍋奈津美
男性アンサンブル 女性アンサンブル
朝隈濯朗 ウメボシ 平野万里
奈良坂 紀 鈴木さおり
木の精・兵士 岩城雄太 白木利和
古田一哉 陽だまりの精 大月 悠
いばらの精・将軍 櫻井秀樹 バラの精 荒井香織
蝶の精 藤元功美
里吉涼子
綿毛の精 磯谷美穂
夕暮れの精 松元美樹
石野寛子

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