一幕冒頭では空中ブランコ、二幕の劇中劇ではサイアミーズ（シャムネコ軍団）の隊長を務めたり、ミストフェリーズのマジックシーンでステッキを渡されて飛んでいくなど、アクロバティックなシーンで活躍（？）します。
ただし、マキャヴィティには派手にやられてます。そのやられっぷりもアクロバティックかも？

一番の見所はなんと言ってもシャム猫軍の隊長。華麗な殺陣を見せてくれます。隊長の口調や仕草はキャストによって違います。すらっと流す人、区切るようにはっきり言う人、さまざま。
素のギルバートとしては冒頭の空中ブランコ。マキャヴィティにやられる時のすばらしい回転も見ておくべきか(笑)。そして最後のラインでのダンス直前にマキャ(黄)とからんで遊ぶところは見逃してはなりません！(笑)
個人的に大好きなのは、ニ幕冒頭に、タントミールがディミータに「しゃーっ！」ってやられている時に上手から登場して「なにすんだ」って目をしてディミータをにらむ辺りでしょうか（笑）

■千葉浩一/千葉ヒカル（名/大/静/広/東）
さすが武道家の動き！な殺陣はすごいのひとこと。キレのある動きと殺陣が見所。彼だけは登場時はヌンチャクではなく三節棍、また、2001年10月からは劇中劇で棒（お箸）を使って闘うようになりました。表情を全く変えずにおもしろいことをやっている見逃せない小芝居もチェックしたいところ。（98〜06）
■張　文瀟（東）
手足が長く、細身でもしっかりと筋肉がついている身体から繰り出される攻撃がしっかりとヒットしている感じの武踊派。通常は幼い感じの笑顔の可愛い少年ぽいギル。いろいろなものに興味を持ち、とりあえず手を出してみる辺りが若いなぁ（笑）という猫。趙ギルをちょっと思い出しました。(05.8登場)
■范 虎/龍澤虎太郎（東）
笑顔全開というか、かなり陽気でおバカをやってくれるギルバート。ネタ師ぶりは萩原ギルに匹敵すると思います。ダンスはかなり柔らかそうな身体を動かして綺麗。カテコではヴィクより脚があがっていたりとか（笑）間接も柔らかそうです。アクロバティックな動きも得意。ただ、身体能力を使ってのちょっと力任せのダンスは怪我をしやすそう、かな。かなり女好きギルです。(06.11登場)
■趙　宇（名）
通常の（後にマンゴで発揮された）らぶりーさと隊長の邪悪さのギャップがすごく激しくて好きでした。初登場の頃は隊長の台詞の開口と訛りが激しく、周囲では彼の真似をするのが流行りました。（00〜）
■入江航平（江 帆）（東）
きゅっと身体の締まった小柄なギル。コリコと一緒にやんちゃして遊んでいそうな微笑ましいギルですが、隊長として戦っている時はきちんとカッコいいです。登場してすぐに拝見しているので、まだアクションシーンの迫力が未完成な感じですが、回数をこなして慣れれば見栄えすると思います。（08.05登場）
■谷本充弘（仙/東）
ギルとしては登場が少ないのでまだ殺陣がゆっくりに感じます。小柄ですが落ち着いた大人っぽい猫な感じ。でも意外と遊びの多いキャラクターです（ただし、東京ギルバートは遊びが多いので少なくもみえる）。小柄でバランスの取れた身体で、意外と太めの大きい声。（03〜）
■萩原隆匡（大/静/東）
すらっとした身体、細い腰と端正な顔を持つ美猫。剣を繰り出す姿が様になります。しかしやんちゃな感じのギルバート。観察しているとところどころで遊んでいるネタ師ギル。他のギルより普通の若者猫。（他は何だと？(笑)）（01〜）
■上田　亮（広）
小柄で細身の、やたら笑顔な少年ギルバート。カテコにマキャにぺしぺしやられてもほにゃっと笑う姿は印象的（笑）。ダンスは綺麗だが広島デビューで日が浅く、慣れていない様子もありました。これからに期待、って言っているうちにマンマに行きっぱなし・・・（03〜）