うだうだ書き　Ver.7.2

◆田村マンカス
兄貴マンカスが続いていたところに、父マンカスです。実のところ福井さんより若いんですけどあれは兄貴じゃなくて父属性です。
さらには小型肉食獣ではなく、大型肉食獣ですあれ(笑)。歩き方とかね。

ということで、ムファサを観ていた頃に猫にキャスティングされてるのみて、絶対マンカスーって思っていたんですが、想像通りというか、想像通りなマンカスでしたが、想像通りじゃなかったのはメイクっていうかなんていうか・・・・(笑)

1.5cmくらいありそうな、男らしいぶっとい眉毛に、きりっとした目周りメイク、細い線で何度も描かれて結果遠目に見るとやけに太い頬周りのラインで、なんというか、諸肌脱いで桜吹雪を披露しそうな感じの、なんだか時代劇を思い出してしまう凛々しいお顔のマンカス父さんです。

うーん。なんとなく福井マンカスにいろいろ似てるんですが、決して細面の方じゃないので、なんていうんでしょう。酷いこと言いますよ？福井さんがおたふくに罹られたらこんなお顔になるんじゃないかなーという感じの似た顔です。なんとなく似てるんだけど、四角い感じ。
声はちょっとノーブル。ムファサの時より高めに感じたかな。バリトンというよりテノールなのかもしれないなーとか思いながら聴いていました。
ダンスは・・・・おー、田村さんが踊ってるよ！ってちょっと感動しましたが。四季に入ってからもしくは高校か卒業後くらいからきっちりと踊り込んで踊れるようになった方な感じのダンスでした。わかりにくい表現だ(笑)

◆遠山ジェリー
秋ジェリーを思い出しました。でも声はちょっとまろやかかな。
こんなでこんなでしたーっていう特徴は感じませんでした。他にいないタイプかな。
ただ、気づくと「かーっ」と軽い威嚇のような口をしていたのと、ダンサーさんな感じのがんがんっとしたダンスが非常に印象的でした。
劇場猫ナンバーはけっこう好みです。

で、ジェリーというよりグリドルボーンなんですが。

Σ　尻　尾　ち　ぎ　れ　た　ー　！！！　(笑)

グロールタイガーとのナンバーで「しびーれて」の時、握っていた部分から尻尾がぶちんっと切れちゃったんですよ。まるで蜥蜴が尻尾を切り離して逃げたみたいで(笑)。
どうするのかなぁと思ってみていたら、タイガーがしばらく握っていましたが、その後手を握るところでグリドルボーンの方に渡して、そのままグリドルボーンが左手に握ったまま続けていました。
時々尻尾が重なっていたり2本になってたりしておもしろかったです。
踏まれた後に尻尾をいじるところは、「あぁん切れちゃったー」って感じにも見えなくもなく(笑)。
尻尾が外れちゃったのは観たことあるけど、切れたのは初めてです。サイアミーズも驚いただろうなぁ・・・・

◆小粥バブ
推定155～160センチくらいの、そんなに小柄でもないけれど、ほっそりした足の長いバブです。桜子さんを思い出すきゅっとした小さい口で、ちょっと細めのつり目な感じ。
声は濁りなくぱーんと出る感じで、歌は聴いていて綺麗だなぁと思います。歌声はめちゃいいです。仔猫らしい動きも可愛いです。

ただ、かなり、ひどい棒読み状態だったので・・・あまり訛りとかそういうの気にしないタチなんですが、全然陽気じゃなくて鳴き声も楽しくない感じで、歌も抑揚が弱かった。感情入ってないように聞こえちゃいました。
あと、ダンスはかなり苦手でいらっしゃると思います。南さんとどっこいかなぁ。
とはいえ、バブを演じた初日ですので、今後は良くなっていくと思います。ちょっと期待してます。

また思い出したら追加します。

あ、グヨルマキャがかなり咆えるようになってました。そして黄色いのは、プリティーさ加減が倍増な感じです。かなりツボ入ってます。うおー。

あと、２幕冒頭、5列センター辺りを散策中のリナが着物の女の子を発見して近寄ったのですが、その子が怖がってしまって椅子の上で顔を隠していやーんいやーんってやってたのが非常に微笑ましかったのと、カテコの時に、4列センター辺りに白髪男性がいらっしゃって、由佳乃ジェニーが握手の前と、舞台に戻る前に肩叩きしていったのが微笑ましかったです。握手といえば、磯谷ランプがかなり奥の人に握手を求められてて（6番目くらいだったような気が・・・）必死に片足を上げて手を伸ばしていたなぁと。
そんな感じで。

えーと、結論からすると。
セヴィアンはクラシックじゃなくてジャズとコラボする方がおもしろい、かなぁ。

っていうか。
ク　ラ　シ　カ　ル　は　ど　こ　に　！？

・・・・結局クラシックは1時間だけじゃなかったのかと言いたいよ！(笑)

クラシックでも弦楽○重奏で済んじゃうようなクラシックだったから余計にかもしれませんが、個人的には、期待したほどおもしろくなかったです。

いやもちろん悪くはないし、おもろかったですよ。
何をやってるかはわかるけど自分にはとうていできない足の動きとか音とかリズムとか、近くで観られてめっちゃ幸せでした。
やっぱすげえですよセヴィアン。

が。・・・・うーん。
なんだろう。やっぱりタップってインプロの方がセッションはおもしろいと思うし、クラシックでももしかしたら他の作曲家の曲とかもっとがつーんとした曲ならば違うのかもしれないけど、なんだかなぁ・・・

ぶっちゃけ後半のインプロでのメンバー紹介（延々40分以上やってたなぁ(笑)）のがおもしろかったです。
っていうか、メンバー紹介も、ヴィオラ、チェロとすらすらーっと紹介したのに、後半になるにつれて、一人紹介するとステップ踏んで楽しんでから次の人、って、しかも長さもまちまちでやってるから、いつ次の人を紹介するのかドキドキ見守ってしまったですよ。

休憩があると思ったら、約2時間、ぶっ通しでした。
途中セヴィアンが着替えに行く時間（とはいえ上着だけ）とかそのくらいかな。
ペットボトルの水を、ちょっと芝居がかって両手で持って飲んでる姿に笑いが起きてました。

2曲目くらいになにかトラブルがあったのか、セヴィアン本人も、演奏してる人たちも「私じゃないよ？」「え？どうしたの？」みたいな、明らかにトラブルありましたーって感じで顔を見合わせてバタバタしてたのが印象に残ってます。

なにはともあれ、前のノイズ＆ファンクみたいに30分押しとかじゃなくてよかった(笑)