さとしさんのバルジャンが観たい!できればも一回岡ジャベで。あとお花の咲いてる泉見マリと、できれば、かっこいいアンジョ(謝れ!某方に謝れ!/笑)が観たい!というわがままなチョイスの元、自分の発表会の辺りもしくはこの日しかなかったというキャスティング。
レミゼ好きな方から見たらどうなんだろうなぁ。
ジャン・バルジャン:橋本 さとし
ジャベール:岡 幸二郎
ファンティーヌ:山崎 直子
コゼット:菊地 美香
マリウス:泉見 洋平
テナルディエ:安崎 求
テナルディエの妻:田中 利花
アンジョルラス:東山 義久
リトル・コゼット:吉井 乃歌
リトル・エポニーヌ:飯田 汐音
ガブローシュ:春口 凌芽
<アンサンブル(B組)>
グランテール:松村 曜生 クールフェラック:麻田キョウヤ
ジョリ:中本 吉成 コンブフェール:菊地まさはる
フイイ:石井 一彰 レーグル:中井 智彦
バベ:櫻井 太郎 ブリジョン:藤田 光之
プルベール:野島 直人 モンパルナス:赤座 浩彦
クラクスー:五大 輝一
買入れ屋:わたりあずさ マテロット:清水 彩花
ファクトリーガール:浅野実奈子 ジベロット:歌納 有里
マダム:井上 珠美 少年1:穂積 由香
少年2:里奈 かつら屋:本田 育代
とりあえず、エポ以外みんな犬属性だよね、なんて同行者と盛り上がってきました。
そして、ジャベールはシェパードとかじゃなくて、アフガンハウンドだよね、なんて話になりました。で、後になってちゃんとWikipediaでみてみたら、
----以下引用
広大な砂漠での少数での狩猟を得意とする犬種のため、独立心が非常に旺盛で、意に反した命令をされることを嫌う。そのため、「世界一頭の悪い犬」という不名誉な評価も持つ。
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に爆笑しました。そうか、ハスキーより頭の悪い犬なのか……(笑)
閑話休題。
とりあえずつらつら書いちゃいます。
前回いつ観たかなぁと思ったら、2005年の4月ですね。
それが初めてです。
で、2度目だったので、「演出とか変わってた」と言われても何がなにやら(笑)。
話の流れとかは覚えていても、ほとんど初見に近い状態。
うーん。
なんだろう、いい曲はたくさんあるんだけど、あまりに多すぎて、さらに短すぎて、感情移入する前に次のシーンに飛んでいってしまう印象がぬぐえないんですよね。まあ、原作が原作だからねぇ、と同行者とも話しておりました。
展開の早い芝居とか平気なつもりですが、なんだろう、レミゼはちょっと、大変。
さとしさんのバルジャンは想像以上によかったです。エンジニアとは反対方向の人なんだけど、犬っぽいバルジャン。
前半でかなり泣けてきたなぁ。
岡ジャベールはもうやっぱかっこよくて。コートをばって払うところとか、首に絡まってるロープの外し方とか、そんなもの一つでも様になるんですよね。スターズとか、なんかもういいからトート閣下でもやってくれよとか思ったくらいです(何がなにやら)。
そういえば、カテコで最後に出てきたさとしさんが、なにやら岡さんの耳元で囁いて、それに爆笑した岡さん。
なんだろう。あの一瞬で岡さんのツボをついたことばはなんだったんだろう(笑)
ていうか、さとしさん、バルジャンが真面目な役だからって、カテコで笑いを取らなくてもいいですってー。
リトルコゼット、エポ、ガブローシュが本当に子どもなのは初めてでしたが、子役ってすげーな。
しかし、何がどうって、リトルコゼットのぷくぷくっとしたちんまい子がそのまま大きくなった(小さいけど)感じの菊池コゼットが出てきた瞬間、噴きそうになりました。ごめんなさい。だって、似てたんだもん。
でもコゼットな感じがすごく好き。
そして知念エポ。
あの夫妻に育てられて、なおかつ昔はいい服を着ていたのに今はあんな生活をしてる。マリウスに恋をして、健気につくしているんだけど報われないエポニーヌの姿が切なくて、そして心の叫びのような「オン・マイ・オウン」。
初めて聴いたこの曲は、歌番組の中の歌穂さんのものでした。エポニーヌってどんな人なんだろう、って思ったときに、どちらかというと大人しい印象で、どっちかというとコゼットな感じだったんだと思います。
そんな考えを打ち砕く感じ。個人的にはすごく好き。
あと、表情がとてもよくて。「オン・マイ・オウン」から「恵みの雨」への流れは本当に切なくて泣けてきました。
そこへ追い打ちをかけるような泉見マリウスの号泣。
なんかもう、この辺のシーンは涙腺がんばれ、な感じでした。
泉見さんのマリウスは、泣きシーンもそうですが、相変わらず恋してからのお花の咲きっぷりがすごいなぁ、なんて。同じ知念さんを相手に「裏切り者、呪うぞ!」って本気で呪われそうなトゥイをやってた人とは、いつ観ても思えません。
そしてアンジョルラス。
あー、ちゃんと綺麗でカリスマな感じでリーダーだ…。正直前回は、えー?って感じでしたので(敢えてどなただったかは言いませんよ!?(笑))いろんな場面でしっくりきました。はい。
テナルディエ、前回は多分徳井さんだったんだけど、まったく違うタイプの方で……とにかくなんだ、悪人(笑)。憎めないところがない!(笑) うわー。この人悪い人だ、ってのがじわじわと。利花さんとのコンビがとにかく腹黒い夫婦って感じですごかったですよ。
あ、でもやっと歌が聞き取れました。はい。
アンサンブルさん……工場長が一瞬大塚(俊)さんに見えてしまってから以降、酒場の客とかいろんなシーンで可笑しくて可笑しくてたまりませんでした。全然別人なんですけどねー。
前回もそうだったんですが、とにかくグランテールの動きが気になってしまって。
原作読んでる方々だと、グランテールとアンジョルラスの関係を知ってる上で観てると思うんですが、普通に、前回「あの飲んだくれ髭」とかでインプットされてた彼に関しては、今回ようやく、ああ、彼がよく名前を聞くグランテール、なんて思ってた次第。とりあえず、きっとビビリなんだろうなーとか、全然革命とか関係ないけど仲間でいたいんだろうなー、とか、ガブの面倒見てるところとか、いつも気になりますね。カフェソングでの笑顔とかね。
四季演目だったりすると、アンサンブルさんが誰が誰で、ああ、だからあの人があの役で…なんて、アンサンブルの役名判別してたりするんですけど、さすがにさっぱりです(笑)。
いや、でも。
学生さんたちが一列で並んだところが、かっこいい人ばかりじゃなくて個性的な面々が並んでて、すごくいいなぁ、なんて。
あと、女性アンサンブルさんたちは大変だよなー、って。早替えハンパないですよね、あれ。
そんなこんなで、今回は近くて観やすいいい席で観たので、楽しかったですが、やっぱ展開早いな、レミゼ。
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