もう、15年目の今日です。
今日は自宅に一日いたのですが、12時ちょうどに防災ラジオの定期テスト放送が流れました。
今は防災ラジオに携帯電話会社の緊急メール、テレビの緊急放送などなど、地震の起こるちょっと前にわかるような仕組みが確立されつつあります。
でもあの頃は。
地震対策しかり、ウィルス対策しかり。
やらなくちゃいけないと思いつつもやらない状態から、「やらなきゃ!」って意識に切り替わるのは、だいたい事が起きてからなんですよね…。
非常用持ち出し袋なんかも用意してありますが、いざ災害が起きたときにどう動けるかは自身がありません。あと10秒で何ができるか、って、せいぜい、最低限の安全確保くらいなんだろうなぁ。
あれから15年。
少し前の話ですが、震災から3ヵ月後、電車の不通区間を歩いて惨状が目に焼きついている神戸の街も、すっかり綺麗になっていて驚きました。
建物は新しくなることができても、人の心はそうはいかないんだろうな、と、今日のNHKでの特集やドラマを観ながら思いました。
幸い、といっていいものかわかりませんが、自分の身内、友人にはたいした被害はなかったです。
でも、2年前に1週間通っていた生田神社がぺちゃんこになっている映像を見て、ものすごいショックを受けた覚えがあります。
つぶれた家、焼けている街、呆然としている人々。
もし同じ状況だったら?
東海に大地震が起きるといわれて久しいです。
震度3なんかは何度も起きていますが、実際に震度5以上って言ったら、子供の頃に乗った地震の体験車でしか経験はないけれど、きっと何もできないでただひたすら耐えるような気がします。
願わくば。
あんなことは二度と起きて欲しくない。
でも天災である以上、起きないとはいえないことなんで、せめて防災グッズはきちんと用意して確認しようと思います。
とりあえず、1000円くらいで売ってる、コンセントさしておくと暗いところで点灯、ひっこぬくと常時点灯な懐中電灯式電灯はすごく便利です。あと太いサイリウム。
忘れちゃいけない「心構え」………。
そんな一日の終わり方でした。
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