とりあえず先に告知。
関西じゃあインフルエンザウィルスがエピデミックで大騒ぎになってきた気もしますが、ネット上もちょっとしたウィルス騒ぎが起きてる様子。
ここによく登場しますマツモトツナシの「サイカソウコ」ですが、ウィルスもらってしまったらしく現在サーバからサイトを落としてます。もし遊びに行っている方がいたら、そんな状態ですのでよろしくお願いします。現在作業中。
と、いうことで。
現在多くの同人系サイトさんがこの通称「GENOウィルス」の被害に遭っているそうです。個人情報っていうかパソコン内の情報抜かれるらしいので、サイトやってる方々、お気をつけ下さい。
ブログサイトは大丈夫かもしれませんが、FTP使ってるとやばいのかな?
とりあえず、
http://www31.atwiki.jp/doujin_vinfo/
http://www29.atwiki.jp/geno/
対策まとめサイトをご確認ください。ちなみにマツモトんとこは、とあるサイトさまからのもらい物らしいですよ。あまりここには来てる人いないと思いますが、管理人さんたち、お気をつけを~。
さて、本日は昼にアンデルセンで夜に春のめざめ。
遠征組としては当たり前ですが、なんかこう、両極端なことしちゃったなぁ(笑)。
新幹線、劇場共に、ここでウィルスもらったら大変ーと、ちょっとドキドキしていました。
アンデルセンはちょっと思い入れがあるんで、久々に長めに感想(珍しく当日かよ!)。
あと先日のジーザスのキャスト感想ちょろっと。
春のめざめは…書けるンかな。なんかこう、ずっと昔RENTを観た日と似たような感覚。衝撃的なシーンとか取りざたされやすいけど、内容は、とてもいいと思います。
ていうか、ほとんど知らない顔なので、四季っぽくないし、すごく新鮮な気持ちで観られた。金平さん好き。
だがしかし。
とりあえず、柿澤さんがアンジャッシュの渡部健 さんに見えてしまって 、最後まで私の中では渡部になってしまってた件。
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ベンドラ 林 香純
マルタ 勝間千明
イルゼ 金平真弥
アンナ 松田佑子
テーア 岸本美香
メルヒオール 柿澤勇人
モリッツ 厂原時也
オットー 加藤 迪
ハンシェン 一和洋輔
エルンスト 竹内一樹
ゲオルグ 白瀬英典
大人の女性 中野今日子
大人の男性 志村 要
【男性アンサンブル】
玉井晴章 南 晶人
【女性アンサンブル】
玉石まどか 有村弥希子
TONYの授賞式でもおもしろそうだなぁって思っていたのでチケットは取って、そのままブログも見ずに前知識もなしに観に行ってきました。
まとまらない文章のまま、載っけてしまいます。
読みにくい、わかりにくいところはいつも通り。すみません。
「衝撃的」とかうたってますが、実際そういうシーンとかたくさんありますが、そこに目がいっちゃうと、物語とか歌とか、そういう方の良さに気づけないっていうか…うーん、観終わって思ったのは、やっぱこれは自由劇場な内容だーって(笑)。
戯曲自体が古いのと、よく自由劇場で観る、ラストの方でそうなったのは必然かもしれんが釈然としねぇ!とか(笑)、うわーそんな終わりかたかよ!とか、そういった展開っぷりが、私の中では自由劇場認定です(笑)。
メルヒオールが高校の後輩の高校当時に少し似てました。
成績は学年一。一見まじめ。先生の覚えもめでたい。でも、本人は信じるものがすごく少なくて、限られたごく少数の、自分が尊敬できる人しか人と認めてなくて…そういえば、15歳くらいって、あんなだったよな、なんて思い出しました。
「誰もが一度は歩んできた道」っていうのが、ちょっと陳腐じゃない?って思っていましたけど、自分がそういう道は歩んでいないかもしれない。でも、自分の友達は?同じ世代は?
ふと思い出すと、私自身の中学時代は管理教育のまっただ中で、冒頭のラテン語の授業みたいな体罰こそはなくても、あんなだったかも…。厳しい規則にしばられて、反抗して。さすがにここまでの事態は起きてませんが、それに近いことはいろいろあったんじゃないかと思います。
そんなことをつらつらと思い出したりしました。うわ、ちょっと、経験として今の自分を形成してる時代だけど、思い出したくなかったことまで思い出しちゃったぜ!的な微妙な気分。
あの頃の不安定な自分たちと、まっすぐ生きていくつもりが翻弄されていく彼らの姿が重なって、でもそれを観ている自分はもうすっかり「大人」で、青いなぁ、なんて観ていたりする。不思議な感覚でした。「Those You've Known」から「The Song of Purple Summer」への流れは、メルヒオールはこれからどうするんだ?っていう疑問を残しながらも歌で救われる部分もあるし、「大人」の自分は、それでも、傷を抱えたままでも生きていけるんだよね、なんて思ってしまう。
感情と理性が複雑な模様を描いています。
さて、若手中心カンパニーということで、実際名前を拝見したことはあっても観たことがない、って俳優さんが多くて、そういう意味でも個人的には新鮮に観られました。
今まででは、新作とか言ってもメインの役は知ってる役者さんばっかり。でも今回は、確かに名前は知ってるけれど、主役級の人はメルヒオールとモリッツの人たちくらい?
正直、若手だけで創り上げていくと、文化祭的な、内輪で盛り上がるだけの中途半端なものになってもおかしくないとは思っていましたが、きちんと創られてるなぁって思いました。大人役のお二方がどっしりと存在感もあることもありますね。
観てて思ったのは、男性なんて特に個性的な役が多いんで、役作りとか、あと、演じてるとはいえ、人前で演じるのは恥ずかしい場面とかいっぱいあるんだろうけど、役をきちんと作ってあるなぁってこと。そして、それぞれハマってて、違和感がなかった。
違和感がないっていうか、あれ、この人、どんなだっけ…とか。竹内さんなんかはエーゲ海で何度も観てるのに、全然つながらなかった(笑)。一和さんなんかもそう。
あと、なんか等身大というか…失礼な言い方かもしれませんが、普通にその辺にいそうというか、すごくかっこいい、とか、可愛い役者さんではないのがとてもリアルでした。役者は演じることでどんな年代にでもなりますが、やっぱり本当の若さ故のあやふやさは、若い方が演じた方がよりリアルだなぁとも思いましたね。
音楽はすごく綺麗な曲だなぁって思いました。
ハーモニーとか丁寧に作ってある。旋律も綺麗。のっかってる歌詞の内容は別として(笑)。ソロも多いですが、数人で歌う曲がうまーく作ってあって、響き合いがとても綺麗です。
金平イルゼの歌がすごく印象に残ってます。
舞台上のバンドメンバーも、この作品を一緒に作り上げてきた方々で、とても一体感があるなぁって思いました。そういえば上手のSS席後ろのお二方は、カテコまで存在を知られない場合もありそうですね(笑)。途中ゲオルグやイルゼがピアノを弾いている姿も印象に残っています。
舞台。椅子を動かしたり床が若干稼働したり。それだけ。それなのに、閉塞感のある教室から、せせらぎの聞こえてきそうな森、シンとした墓場…いろいろな場所に見えてきます。シンプルだけど、逆に想像力が勝手にそのシーンを描いてくれます。上手のSS席の後ろの格子壁も、意外と重要じゃないかな。
そして、壁に掛かってる絵だとかモノだとか。
そのシーンを象徴するような時だけスポットを浴びたりする。開演前に、それぞれに意味があるんだろうなと思ってみていたんですが、うまい使い方してましたね。照明が綺麗。
あ。下手の梯子の上のあれはああやって使うんかい!と驚きましたが(笑)。
蝶の羽もですが、夜のシーンの月がなんかすごーく印象に残ってます。
あとは、SS席のサプライズですかね。
キャストさんの感想とか。
ベンドラ:林 香純
「MamaWhoBoreMe」の澄んだ歌声と、母親とのやりとりで、すでにもう『両親に大事に育てられて、天真爛漫なんだけど純朴』な少女、という構図が自分の中でぱぱんと描かれてしまいました。
時にいらっとするくらい自分に素直で、他の世界を知りたがっている、その結果は必然にも見えてしまって。途中からすごく切なかったです。
マルタ:勝間千明
イルゼ:金平真弥
きっちりと結ばれた三つ編み。似たような境遇の二人。でも選んだ道が違った二人。
その二人で歌う「The Dark I Know Well」が切なくてしょうがなかったです。その歌を聴いてから、その直前のテーアの「親が子どもを叱るのは、子どもを愛してる証拠なのよ」という台詞が、その頃は確かに体罰ってあまり問題にされてないな、という思いにプラスして、どーんと重くのし掛かってきました。
勝間さんのマルタは他より少し大人びた少女。多分、世間的には「いい子」。だけども絶対に人に言えない境遇を、自分を納得させて受け入れてしまっている。テーアの台詞なんかも、その理由にされちゃってるんだろうなぁ。そんな姿がよく演じられていたと思います。
そして二幕からものすごい存在感のある金平さんのイルゼは急いで大人になってしまった少女。マルタと違って飛び出してしまった。そんなイルゼは一幕では歌の時だけ出てきたり、舞台転換であるとか本当に少ししか出てなくて、初めのうちは、彼女誰だっけ…とすら思ってしまいました。でも、2幕からの彼女の歌にはとにかく感動。ジェリーロラムでは何度か歌を聴いていますが、全然印象が違って。優しく切なく歌いかけてくる。「The Song of~」もですが、「BlueWind」はとにかく泣けてきてしまって。モリッツとのやりとりも、切なくて切なくてしょうがなかったです。
「じゃあ、探す意味なんてないじゃない」
何気ないひとことだけど、すごく印象に残っています。
個人的には石塚さんも大好きな人だし、イルゼに合っていると思うので、機会があったら観てみたいんですが…
アンナ:松田佑子
テーア:岸本美香
普通の女の子。でもいつかベンドラになる可能性もある子たち。幸せな家庭環境で育って、だから綺麗事みたいなことばを普通に言える。それは罪じゃないし本人達にとってはいたって普通のことなんだけど、マルタやイルゼには時にきついんだろうなぁ。
その存在は、「MyJunk」だけではなくいろんな曲の中で、思春期の女の子達を象徴するような可愛いなぁって思えてくる存在。救われる存在。だけど、そう居られない子たちにとっては、眩しくて時々辛くなる存在。
しっかりものの松田アンナ。そしてちっさくて元気でキュートな岸本テーアはとてもはまっていたと思います。
メルヒオール:柿澤勇人
アンジャッシュの(ry
同年代からは大人びてかっこいい少年だよな、文句なしに。確かにかっこいい。でも、観ている側としてはすごく不安定な少年。「大人」の言い分としては「所詮コドモ」。そんなメルヒオールがよく表現されてて、すごくはまり役だなぁと思ってみていました。「TotallyFucked」なんかはもっと弾けちゃってもよかったかなぁ、とも思いますが、とにかくこの人は歌がいいなぁと。弾けた曲よりも、バラード系のが似合うかも。シンバもですが、ライオネルを観てみたかったです。
モリッツ:厂原時也
目つきの鋭さが強調されるような髪型で、できの悪い生徒=反抗的な生徒、だとちょっと思いこんでしまいそうでしたが、他人が聞いたら笑い話にされてしまうような「悪夢」に毎晩うなされていてどうしようもない!っていう少年がとてもはまっていました。歌い出すとものすごい弾けていて、そのギャップもよかったなぁ。
イルゼとの歌は、それまでのぴりぴりした雰囲気がさぁっと治まってくるのがすごく伝わってきて、モリッツの決意に揺るぎはないけど、それに向かう心構えがなんか変わったんだと。展開は哀しい展開だし切なさ倍増なんだけど、少しだけ救われる感じがしました。
でも歌い終わった後にえぐえぐと泣きながらもスタンドマイクを片付け、コードを肘と手を使って巻き始めた時はちょっと可笑しかったですが(笑/玄人な巻き方)
オットー:加藤 迪
初めて拝見しました。歌声がいいですね。オットーは個性的な男性陣の中では一番目立たないのかな?他が個性的すぎるわ!って感じですが。多分一番あの時期お男の子に多いタイプなんじゃないかと(笑)。
ハンシェン:一和洋輔
エルンスト:竹内一樹
その二人を並べるな、と。
ハンシェンは絶対眼がアイスブルーだ!(笑)。ものっすごいゲルマンな感じ。髪の毛の色もだけどキャラクターが。竹内エルンストはあのくりっとした目とぽやんとした口調がめちゃめちゃはまってる。
この二人のガチホモっぷりはすごかったんですが、あれ、笑うところだよね?違うのかな。あのシーンをあの引いてしまってる中で熱々とやってるお二方に脱帽です。ハンシェンなんかは別のシーンもありますし。
二人とも若干開口激しい部分ありますが、ハンシェンの回りくどい台詞とか、エルンストの夢見る少年ぷりからすると、逆にはまってんなあ、って思いました。
ただ、別役の時はもうちょっとがんばれ、って気もしないでもありません。
ゲオルグ:白瀬英典
これまたすごい髪型キターって感じでしたが(笑)。とにかくこの人は声がよくて歌が上手い。そして歌ってる内容はおっぱいを語ってる!いいなぁ、このキャラクター。暴れてるところもすごい飛び回ってて、弾けっぷりもいいです。なんかマンガのキャラクターにいそうですよね。
ピアノのシーンとかちゃんと弾いてるし、さすがにゲオルグはシングルキャストっぽいですね。
大人の女性:中野今日子
大人の男性:志村 要
このお二方の存在はさすが!衣装はそのまま同じで、頻繁に登場するんだけど、ちゃんとそれぞれ違う人だ、とすぐわかる。ピアノの先生にはびっくりしましたが(笑)。
お二人とも真面目なシーン、はっちゃけてるシーン、どちらも手加減なく演じられてて、さすがだなぁと思いました。
アンサンブル
……は、そうなってたんですねぇ。
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TONYの授賞式でもおもしろそうだなぁって思っていたのでチケットは取って、そのままブログも見ずに前知識もなしに観に行ってきました。
まとまらない文章のまま、載っけてしまいます。
読みにくい、わかりにくいところはいつも通り。すみません。
「衝撃的」とかうたってますが、実際そういうシーンとかたくさんありますが、そこに目がいっちゃうと、物語とか歌とか、そういう方の良さに気づけないっていうか…うーん、観終わって思ったのは、やっぱこれは自由劇場な内容だーって(笑)。
戯曲自体が古いのと、よく自由劇場で観る、ラストの方でそうなったのは必然かもしれんが釈然としねぇ!とか(笑)、うわーそんな終わりかたかよ!とか、そういった展開っぷりが、私の中では自由劇場認定です(笑)。
メルヒオールが高校の後輩の高校当時に少し似てました。
成績は学年一。一見まじめ。先生の覚えもめでたい。でも、本人は信じるものがすごく少なくて、限られたごく少数の、自分が尊敬できる人しか人と認めてなくて…そういえば、15歳くらいって、あんなだったよな、なんて思い出しました。
「誰もが一度は歩んできた道」っていうのが、ちょっと陳腐じゃない?って思っていましたけど、自分がそういう道は歩んでいないかもしれない。でも、自分の友達は?同じ世代は?
ふと思い出すと、私自身の中学時代は管理教育のまっただ中で、冒頭のラテン語の授業みたいな体罰こそはなくても、あんなだったかも…。厳しい規則にしばられて、反抗して。さすがにここまでの事態は起きてませんが、それに近いことはいろいろあったんじゃないかと思います。
そんなことをつらつらと思い出したりしました。うわ、ちょっと、経験として今の自分を形成してる時代だけど、思い出したくなかったことまで思い出しちゃったぜ!的な微妙な気分。
あの頃の不安定な自分たちと、まっすぐ生きていくつもりが翻弄されていく彼らの姿が重なって、でもそれを観ている自分はもうすっかり「大人」で、青いなぁ、なんて観ていたりする。不思議な感覚でした。「Those You've Known」から「The Song of Purple Summer」への流れは、メルヒオールはこれからどうするんだ?っていう疑問を残しながらも歌で救われる部分もあるし、「大人」の自分は、それでも、傷を抱えたままでも生きていけるんだよね、なんて思ってしまう。
感情と理性が複雑な模様を描いています。
さて、若手中心カンパニーということで、実際名前を拝見したことはあっても観たことがない、って俳優さんが多くて、そういう意味でも個人的には新鮮に観られました。
今まででは、新作とか言ってもメインの役は知ってる役者さんばっかり。でも今回は、確かに名前は知ってるけれど、主役級の人はメルヒオールとモリッツの人たちくらい?
正直、若手だけで創り上げていくと、文化祭的な、内輪で盛り上がるだけの中途半端なものになってもおかしくないとは思っていましたが、きちんと創られてるなぁって思いました。大人役のお二方がどっしりと存在感もあることもありますね。
観てて思ったのは、男性なんて特に個性的な役が多いんで、役作りとか、あと、演じてるとはいえ、人前で演じるのは恥ずかしい場面とかいっぱいあるんだろうけど、役をきちんと作ってあるなぁってこと。そして、それぞれハマってて、違和感がなかった。
違和感がないっていうか、あれ、この人、どんなだっけ…とか。竹内さんなんかはエーゲ海で何度も観てるのに、全然つながらなかった(笑)。一和さんなんかもそう。
あと、なんか等身大というか…失礼な言い方かもしれませんが、普通にその辺にいそうというか、すごくかっこいい、とか、可愛い役者さんではないのがとてもリアルでした。役者は演じることでどんな年代にでもなりますが、やっぱり本当の若さ故のあやふやさは、若い方が演じた方がよりリアルだなぁとも思いましたね。
音楽はすごく綺麗な曲だなぁって思いました。
ハーモニーとか丁寧に作ってある。旋律も綺麗。のっかってる歌詞の内容は別として(笑)。ソロも多いですが、数人で歌う曲がうまーく作ってあって、響き合いがとても綺麗です。
金平イルゼの歌がすごく印象に残ってます。
舞台上のバンドメンバーも、この作品を一緒に作り上げてきた方々で、とても一体感があるなぁって思いました。そういえば上手のSS席後ろのお二方は、カテコまで存在を知られない場合もありそうですね(笑)。途中ゲオルグやイルゼがピアノを弾いている姿も印象に残っています。
舞台。椅子を動かしたり床が若干稼働したり。それだけ。それなのに、閉塞感のある教室から、せせらぎの聞こえてきそうな森、シンとした墓場…いろいろな場所に見えてきます。シンプルだけど、逆に想像力が勝手にそのシーンを描いてくれます。上手のSS席の後ろの格子壁も、意外と重要じゃないかな。
そして、壁に掛かってる絵だとかモノだとか。
そのシーンを象徴するような時だけスポットを浴びたりする。開演前に、それぞれに意味があるんだろうなと思ってみていたんですが、うまい使い方してましたね。照明が綺麗。
あ。下手の梯子の上のあれはああやって使うんかい!と驚きましたが(笑)。
蝶の羽もですが、夜のシーンの月がなんかすごーく印象に残ってます。
あとは、SS席のサプライズですかね。
キャストさんの感想とか。
ベンドラ:林 香純
「MamaWhoBoreMe」の澄んだ歌声と、母親とのやりとりで、すでにもう『両親に大事に育てられて、天真爛漫なんだけど純朴』な少女、という構図が自分の中でぱぱんと描かれてしまいました。
時にいらっとするくらい自分に素直で、他の世界を知りたがっている、その結果は必然にも見えてしまって。途中からすごく切なかったです。
マルタ:勝間千明
イルゼ:金平真弥
きっちりと結ばれた三つ編み。似たような境遇の二人。でも選んだ道が違った二人。
その二人で歌う「The Dark I Know Well」が切なくてしょうがなかったです。その歌を聴いてから、その直前のテーアの「親が子どもを叱るのは、子どもを愛してる証拠なのよ」という台詞が、その頃は確かに体罰ってあまり問題にされてないな、という思いにプラスして、どーんと重くのし掛かってきました。
勝間さんのマルタは他より少し大人びた少女。多分、世間的には「いい子」。だけども絶対に人に言えない境遇を、自分を納得させて受け入れてしまっている。テーアの台詞なんかも、その理由にされちゃってるんだろうなぁ。そんな姿がよく演じられていたと思います。
そして二幕からものすごい存在感のある金平さんのイルゼは急いで大人になってしまった少女。マルタと違って飛び出してしまった。そんなイルゼは一幕では歌の時だけ出てきたり、舞台転換であるとか本当に少ししか出てなくて、初めのうちは、彼女誰だっけ…とすら思ってしまいました。でも、2幕からの彼女の歌にはとにかく感動。ジェリーロラムでは何度か歌を聴いていますが、全然印象が違って。優しく切なく歌いかけてくる。「The Song of~」もですが、「BlueWind」はとにかく泣けてきてしまって。モリッツとのやりとりも、切なくて切なくてしょうがなかったです。
「じゃあ、探す意味なんてないじゃない」
何気ないひとことだけど、すごく印象に残っています。
個人的には石塚さんも大好きな人だし、イルゼに合っていると思うので、機会があったら観てみたいんですが…
アンナ:松田佑子
テーア:岸本美香
普通の女の子。でもいつかベンドラになる可能性もある子たち。幸せな家庭環境で育って、だから綺麗事みたいなことばを普通に言える。それは罪じゃないし本人達にとってはいたって普通のことなんだけど、マルタやイルゼには時にきついんだろうなぁ。
その存在は、「MyJunk」だけではなくいろんな曲の中で、思春期の女の子達を象徴するような可愛いなぁって思えてくる存在。救われる存在。だけど、そう居られない子たちにとっては、眩しくて時々辛くなる存在。
しっかりものの松田アンナ。そしてちっさくて元気でキュートな岸本テーアはとてもはまっていたと思います。
メルヒオール:柿澤勇人
アンジャッシュの(ry
同年代からは大人びてかっこいい少年だよな、文句なしに。確かにかっこいい。でも、観ている側としてはすごく不安定な少年。「大人」の言い分としては「所詮コドモ」。そんなメルヒオールがよく表現されてて、すごくはまり役だなぁと思ってみていました。「TotallyFucked」なんかはもっと弾けちゃってもよかったかなぁ、とも思いますが、とにかくこの人は歌がいいなぁと。弾けた曲よりも、バラード系のが似合うかも。シンバもですが、ライオネルを観てみたかったです。
モリッツ:厂原時也
目つきの鋭さが強調されるような髪型で、できの悪い生徒=反抗的な生徒、だとちょっと思いこんでしまいそうでしたが、他人が聞いたら笑い話にされてしまうような「悪夢」に毎晩うなされていてどうしようもない!っていう少年がとてもはまっていました。歌い出すとものすごい弾けていて、そのギャップもよかったなぁ。
イルゼとの歌は、それまでのぴりぴりした雰囲気がさぁっと治まってくるのがすごく伝わってきて、モリッツの決意に揺るぎはないけど、それに向かう心構えがなんか変わったんだと。展開は哀しい展開だし切なさ倍増なんだけど、少しだけ救われる感じがしました。
でも歌い終わった後にえぐえぐと泣きながらもスタンドマイクを片付け、コードを肘と手を使って巻き始めた時はちょっと可笑しかったですが(笑/玄人な巻き方)
オットー:加藤 迪
初めて拝見しました。歌声がいいですね。オットーは個性的な男性陣の中では一番目立たないのかな?他が個性的すぎるわ!って感じですが。多分一番あの時期お男の子に多いタイプなんじゃないかと(笑)。
ハンシェン:一和洋輔
エルンスト:竹内一樹
その二人を並べるな、と。
ハンシェンは絶対眼がアイスブルーだ!(笑)。ものっすごいゲルマンな感じ。髪の毛の色もだけどキャラクターが。竹内エルンストはあのくりっとした目とぽやんとした口調がめちゃめちゃはまってる。
この二人のガチホモっぷりはすごかったんですが、あれ、笑うところだよね?違うのかな。あのシーンをあの引いてしまってる中で熱々とやってるお二方に脱帽です。ハンシェンなんかは別のシーンもありますし。
二人とも若干開口激しい部分ありますが、ハンシェンの回りくどい台詞とか、エルンストの夢見る少年ぷりからすると、逆にはまってんなあ、って思いました。
ただ、別役の時はもうちょっとがんばれ、って気もしないでもありません。
ゲオルグ:白瀬英典
これまたすごい髪型キターって感じでしたが(笑)。とにかくこの人は声がよくて歌が上手い。そして歌ってる内容はおっぱいを語ってる!いいなぁ、このキャラクター。暴れてるところもすごい飛び回ってて、弾けっぷりもいいです。なんかマンガのキャラクターにいそうですよね。
ピアノのシーンとかちゃんと弾いてるし、さすがにゲオルグはシングルキャストっぽいですね。
大人の女性:中野今日子
大人の男性:志村 要
このお二方の存在はさすが!衣装はそのまま同じで、頻繁に登場するんだけど、ちゃんとそれぞれ違う人だ、とすぐわかる。ピアノの先生にはびっくりしましたが(笑)。
お二人とも真面目なシーン、はっちゃけてるシーン、どちらも手加減なく演じられてて、さすがだなぁと思いました。
アンサンブル
……は、そうなってたんですねぇ。
↑続きを隠す
ハンス・クリスチャン・ アンデルセン 味方隆司 マダム・ドーロ 酒井はな
ニールス 松島勇気 ペーター 有賀光一
校長/ホルム編集長 維田修二 町長/船長 岡崎克哉
警官/リク 香川大輔 オットー 岡崎克哉
外国の王女(/靴を直した女性) 大橋里砂 セリーヌ 菅本烈子
アンナ 鈴木友望 ラース 大徳朋子
【男性アンサンブル】
齊藤 翔(新聞屋)
鈴木伶央(新聞屋)
松永隆志(緑ジャケット)
高城将一(紺ジャケット/パンケーキ)
渡井真一(警官)
廣野圭亮(煙突掃除屋)
前田員範(魚屋)
【女性アンサンブル】
山下由衣子
鈴木友望(アンナ)
森田真代
石川 縁
白澤友理
服部ゆう
荒木 舞
石野寛子(フィン)
吉田郁恵
梅崎友里絵
是澤麻伊子
大徳朋子(ラース)
二度と観ることができないと思っていたのでちょっと嬉しい再演。
…であっても観に行けるかわからないのでチケットを持っていなかったのですが。
改めて観ると、やっぱりほっこりするいい話だなぁ。
でも相変わらず
「鉛筆は……鉛筆はなんと言ったんだ!!」
ってのが(笑)。超気になる!
アンデルセン童話、全部読んだか覚えてないんですけど、グリムと違って、読んだ後の心地がいい(笑)ってのはありますね。
そんな「アンデルセン」。
話自体も劇中劇も数々の話も、引き込まれるしいいお話ばかり。あと曲も旋律とか好き。シャクトリムシの歌も好きだったりしますよ。
で、今回。
とりあえずですね、やっぱりバレエがいい!
今回の方が技術的には上かなぁ。
でもちょっとバラケてるところとかちょっと気になりましたけど、とにかく夫婦が。
高久ドーロもすんごく素敵でしたが、やっぱ酒井はなさんのバレエは流石だなぁ、と。フェッテとか綺麗~。
そして、コンタクトの時も思いましたが、はなさんの表情ってすごく豊か。台詞のないバレエの世界で踊ってきた方だけにさすがです。あと、夫婦喧嘩の時の啖呵切ってる表情とか。
……まあ、台詞とか、歌は……ねぇ?(笑)。前回の高久さんも若干アレでしたが、はなさんは上を行きますね。でもそんなに。考えてみると、お二人の声、似たような感じ?個人的には大好きです。
そして松島ニールス。
坂本先生も似合ってましたが、うわ、なんかこう、夫婦喧嘩っぷりといちゃいちゃがすげぇ!!(笑)。
松島さんの場合は歌は全然心配してなかったんですが、むしろめちゃめちゃバレエを楽しみにしてたんで、満足。二人してぐるぐる回ってますねー。
ほんと、今回はいっぱいあるバレエシーン、どこをどう観ていいのやらわかりませんでした。男性バレエダンサーも、斎藤さんとリュージさんが二人とも踊ってるとか、どこ観てたらいいんですか私!って感じですよ。
リュージさん高城さんのきちんとしたバレエは初めてみましたが、ジャズってか猫の時より合ってる、のかなぁ。とりあえずリュージさんはものすごく好みのダンスでした。満足。斎藤さんのバレエも久々に観られて、満足。やっぱバレエシーンはいいよー、脚があがるとかそんなじゃなくて。
あ、あと。廣野さん、いつの間にいたんだろう(笑)。なんか煙突掃除屋さんは笑顔が素敵枠なんですか?>なんだそれ
ゾウで気になってた鈴木伶央さんも相変わらず楽しそうな笑顔でした。
…っていうかまずそこなのか。男性アンサンブルなのか、私。
女性アンサンブル(だからなぜアンサンブル先(笑))。
さすがに今回はわかる方が少なかったんだけど、相変わらず石野さんのバレエはいいなぁ。今回もフィン、マッチ売りの少女の枠で安心して観てられました。ていうか、あのマッチ売りの少女の衣装が似合いすぎると思うんです(マジ顔)。
大徳さんは、私大好きなんですよー。可愛い。ラースの笑顔がでると嬉しくなります。あまり歌うシーンないけど歌も好き。
実はパンフを買わなかったので誰が誰なんだかいまいち自信ないです。よく考えたら顔を知らない方がいます(笑)
フィンしか自信がございませんよ。ヘンドリックとかゲオルグとか誰が誰だったんだかー!
初めて観た時は石丸ハンス。次に味方ハンス。
個人的には味方ハンスが好きです。こればかりは好みの問題ですが。
相変わらず、憎めない、どこか飄々とした、思いこみの激しいカワイイ人だなぁ、と。
とりあえず、やっぱり一幕終わりはどうみても
orz
だよなぁ、と(笑)。
---好きなシーンとか---
*オーデンセの街
ハンスはお話をしているだけじゃなくて、ちゃんと子どもたちのことを見てるんですよね。アンナがチビと言われていれば、ハンスのことばで「そんなことを言ってはいけない」「小さいのはアンナのせいではない」「小さくても気にしなくていい」というのを伝えている。なかなかできないんですよね、それ。
ペーターに「心配するな」っていうのも、納得するしかない手段をとるハンス。すげー。
あと、話を始めたらふむふむ、と集まっちゃうオーデンセの街の人たちが大好きですよ(笑)。一番ノリノリなのが一番強面の香川さんっていうのが一番おかしいんですけどね(笑)。
川地さんの、びしーんと定規が入ってるような背筋の伸びた校長先生も好きなんですが、岡崎さんの親しみのある町長さんも好きです。てか、町長さんはものわかりいいよね(笑)
*ワンダフルコペンハーゲン
(っていう曲名なのか?)本当に大好き。名曲だし、ハンスがコペンハーゲンの街に受け入れられた瞬間。忘れかけていた旋律、すぐに思い出して今も頭の中で回っています。
*ハンスとペーターの掛け合い
これはもう、ペーターがいないとハンスは生きていけないよなぁっていうくらいしっかりもの(にならざるを得なかった?(笑))なペーターと、ふわふわ思考が漂いすぎなハンスの二人の会話はおかしくてたまりません。
*バレエ通し稽古
いや、贅沢だなぁって(笑)。
そしてはなさんの背中の筋肉に惚れた!
*靴がいけないの
プリマバレリーナさんの言うことは、そこの夢想家の靴屋と気が合うと思いますよ。
*誰よりも深く愛してる♪
ものすごい歌のうまい二人だったことがあるんだろうかとかふと思いましたよ(笑)。
でもこの歌と、その後のいきなり夫婦喧嘩も、その時の「後で吠え面かくなよ」的なドーロとか大好きですよ。
*みにくいあひるのこ
これはもう、話自体好きなんですが、ラースのことをかわいそうに思っていてもなにもできない大人たちまで救っているようなハンスの話が大好きです。
子どもたちから帽子を取り返して途方にくれる警官、遠巻きに、なんと声をかけていいのかわからない大人たち。
ハンスの話にひきこまれて、最後にはラースが帽子をとって元気よく走っていくのを見て、みんなすごくいい笑顔になるですよね。それがすごく、大好き。
*マッチ、マッチ、マッチはいかが?♪
や、その部分って言うか(笑)
チコチコなってるのに合わせてみんなでじたばたしてる様が可愛くて。
あ、でもパンケーキな高城さんはもうちょっとだけゆっくり開脚した方がわかりやすいかな。当たり前のようにすぱーんて足開いちゃうんだもん(笑)。
ところで新聞売りさんはニコイチなんだろうか。
*「あぁ。演出家の先生」
妬けるね(笑)
あのやりとり、大好きなんですよねー。
でもいい返事をしないハンスを見て、すっと目配せして、ちょっとにやりと(幻覚)してから「お願いv」っていうマダムドーロもひどいよな(笑)。似たもの夫婦だよ。
*どいてどいてー。
「人魚姫」で提灯アンコウの人は海のシーンまでそれなのか。他に出番はないのか。男性ダンサー4人はあんなに忙しいのに。
海底の恐ろしい生き物たちは確かに迫ってきたらある意味恐ろしいよな。
*王子様
……って誰がやるんだっけ、とかボケかましてみたり。主役だもん。演出家の先生だよな。坂本先生やってたじゃん。
たまたま昨日槙原さとるさんの「DoDaDancin」を読んで「日本の中で俺ほど白タイツが似合う奴がいない」とか「王子に股間はないのよ」とか頭に残ってて(なんちゅう部分を/笑)、変なところに入っておかしくてしょうがなかったのは内緒。
*漁師たち
楽しそうだよね(笑)
*いやっ、できないわ!
語りはハンス、そして声をなくしたはずの人魚姫のこの台詞、ここだけ本人ってのはけっこう好き。なんだろう、逆に心の叫びな感じがするんでしょうか。
その後のシーンはやっぱ綺麗です。大好き。
関係ないですが、ファミリーキャンペーンでもらったミニクリアファイルは2つともここのシーンの写真ですよ。綺麗。
*物語があふれそう
「私たちを忘れないでね」
自分の書いた人魚姫をニールスが作品にして、ドーロが踊る。そして、ドーロのこのことばにすべて報われたんでしょうか。完全な片思いでありながらも、哀しくはない。想いがあれば大丈夫。
そんな風に感じるのです。
そしてオーデンセに戻ったハンス。
大人たちもみんな聞き入って、あの校長先生でさえもう一つ話を、とねだる。
その流れがもう大好きでしょうがないのです。
そしてはだかの王様がはだかの王様の話をしてるからおかしいですけどね(笑)。ああ、そういえば詐欺師もやってましたっけ、味方さんー。
「はだかの王様」の「げらげらあっはっは」もひどいけど「すっぽんぽんだよ~」も大概ですよ(笑)
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二度と観ることができないと思っていたのでちょっと嬉しい再演。
…であっても観に行けるかわからないのでチケットを持っていなかったのですが。
改めて観ると、やっぱりほっこりするいい話だなぁ。
でも相変わらず
「鉛筆は……鉛筆はなんと言ったんだ!!」
ってのが(笑)。超気になる!
アンデルセン童話、全部読んだか覚えてないんですけど、グリムと違って、読んだ後の心地がいい(笑)ってのはありますね。
そんな「アンデルセン」。
話自体も劇中劇も数々の話も、引き込まれるしいいお話ばかり。あと曲も旋律とか好き。シャクトリムシの歌も好きだったりしますよ。
で、今回。
とりあえずですね、やっぱりバレエがいい!
今回の方が技術的には上かなぁ。
でもちょっとバラケてるところとかちょっと気になりましたけど、とにかく夫婦が。
高久ドーロもすんごく素敵でしたが、やっぱ酒井はなさんのバレエは流石だなぁ、と。フェッテとか綺麗~。
そして、コンタクトの時も思いましたが、はなさんの表情ってすごく豊か。台詞のないバレエの世界で踊ってきた方だけにさすがです。あと、夫婦喧嘩の時の啖呵切ってる表情とか。
……まあ、台詞とか、歌は……ねぇ?(笑)。前回の高久さんも若干アレでしたが、はなさんは上を行きますね。でもそんなに。考えてみると、お二人の声、似たような感じ?個人的には大好きです。
そして松島ニールス。
坂本先生も似合ってましたが、うわ、なんかこう、夫婦喧嘩っぷりといちゃいちゃがすげぇ!!(笑)。
松島さんの場合は歌は全然心配してなかったんですが、むしろめちゃめちゃバレエを楽しみにしてたんで、満足。二人してぐるぐる回ってますねー。
ほんと、今回はいっぱいあるバレエシーン、どこをどう観ていいのやらわかりませんでした。男性バレエダンサーも、斎藤さんとリュージさんが二人とも踊ってるとか、どこ観てたらいいんですか私!って感じですよ。
リュージさん高城さんのきちんとしたバレエは初めてみましたが、ジャズってか猫の時より合ってる、のかなぁ。とりあえずリュージさんはものすごく好みのダンスでした。満足。斎藤さんのバレエも久々に観られて、満足。やっぱバレエシーンはいいよー、脚があがるとかそんなじゃなくて。
あ、あと。廣野さん、いつの間にいたんだろう(笑)。なんか煙突掃除屋さんは笑顔が素敵枠なんですか?>なんだそれ
ゾウで気になってた鈴木伶央さんも相変わらず楽しそうな笑顔でした。
…っていうかまずそこなのか。男性アンサンブルなのか、私。
女性アンサンブル(だからなぜアンサンブル先(笑))。
さすがに今回はわかる方が少なかったんだけど、相変わらず石野さんのバレエはいいなぁ。今回もフィン、マッチ売りの少女の枠で安心して観てられました。ていうか、あのマッチ売りの少女の衣装が似合いすぎると思うんです(マジ顔)。
大徳さんは、私大好きなんですよー。可愛い。ラースの笑顔がでると嬉しくなります。あまり歌うシーンないけど歌も好き。
実はパンフを買わなかったので誰が誰なんだかいまいち自信ないです。よく考えたら顔を知らない方がいます(笑)
フィンしか自信がございませんよ。ヘンドリックとかゲオルグとか誰が誰だったんだかー!
初めて観た時は石丸ハンス。次に味方ハンス。
個人的には味方ハンスが好きです。こればかりは好みの問題ですが。
相変わらず、憎めない、どこか飄々とした、思いこみの激しいカワイイ人だなぁ、と。
とりあえず、やっぱり一幕終わりはどうみても
orz
だよなぁ、と(笑)。
---好きなシーンとか---
*オーデンセの街
ハンスはお話をしているだけじゃなくて、ちゃんと子どもたちのことを見てるんですよね。アンナがチビと言われていれば、ハンスのことばで「そんなことを言ってはいけない」「小さいのはアンナのせいではない」「小さくても気にしなくていい」というのを伝えている。なかなかできないんですよね、それ。
ペーターに「心配するな」っていうのも、納得するしかない手段をとるハンス。すげー。
あと、話を始めたらふむふむ、と集まっちゃうオーデンセの街の人たちが大好きですよ(笑)。一番ノリノリなのが一番強面の香川さんっていうのが一番おかしいんですけどね(笑)。
川地さんの、びしーんと定規が入ってるような背筋の伸びた校長先生も好きなんですが、岡崎さんの親しみのある町長さんも好きです。てか、町長さんはものわかりいいよね(笑)
*ワンダフルコペンハーゲン
(っていう曲名なのか?)本当に大好き。名曲だし、ハンスがコペンハーゲンの街に受け入れられた瞬間。忘れかけていた旋律、すぐに思い出して今も頭の中で回っています。
*ハンスとペーターの掛け合い
これはもう、ペーターがいないとハンスは生きていけないよなぁっていうくらいしっかりもの(にならざるを得なかった?(笑))なペーターと、ふわふわ思考が漂いすぎなハンスの二人の会話はおかしくてたまりません。
*バレエ通し稽古
いや、贅沢だなぁって(笑)。
そしてはなさんの背中の筋肉に惚れた!
*靴がいけないの
プリマバレリーナさんの言うことは、そこの夢想家の靴屋と気が合うと思いますよ。
*誰よりも深く愛してる♪
ものすごい歌のうまい二人だったことがあるんだろうかとかふと思いましたよ(笑)。
でもこの歌と、その後のいきなり夫婦喧嘩も、その時の「後で吠え面かくなよ」的なドーロとか大好きですよ。
*みにくいあひるのこ
これはもう、話自体好きなんですが、ラースのことをかわいそうに思っていてもなにもできない大人たちまで救っているようなハンスの話が大好きです。
子どもたちから帽子を取り返して途方にくれる警官、遠巻きに、なんと声をかけていいのかわからない大人たち。
ハンスの話にひきこまれて、最後にはラースが帽子をとって元気よく走っていくのを見て、みんなすごくいい笑顔になるですよね。それがすごく、大好き。
*マッチ、マッチ、マッチはいかが?♪
や、その部分って言うか(笑)
チコチコなってるのに合わせてみんなでじたばたしてる様が可愛くて。
あ、でもパンケーキな高城さんはもうちょっとだけゆっくり開脚した方がわかりやすいかな。当たり前のようにすぱーんて足開いちゃうんだもん(笑)。
ところで新聞売りさんはニコイチなんだろうか。
*「あぁ。演出家の先生」
妬けるね(笑)
あのやりとり、大好きなんですよねー。
でもいい返事をしないハンスを見て、すっと目配せして、ちょっとにやりと(幻覚)してから「お願いv」っていうマダムドーロもひどいよな(笑)。似たもの夫婦だよ。
*どいてどいてー。
「人魚姫」で提灯アンコウの人は海のシーンまでそれなのか。他に出番はないのか。男性ダンサー4人はあんなに忙しいのに。
海底の恐ろしい生き物たちは確かに迫ってきたらある意味恐ろしいよな。
*王子様
……って誰がやるんだっけ、とかボケかましてみたり。主役だもん。演出家の先生だよな。坂本先生やってたじゃん。
たまたま昨日槙原さとるさんの「DoDaDancin」を読んで「日本の中で俺ほど白タイツが似合う奴がいない」とか「王子に股間はないのよ」とか頭に残ってて(なんちゅう部分を/笑)、変なところに入っておかしくてしょうがなかったのは内緒。
*漁師たち
楽しそうだよね(笑)
*いやっ、できないわ!
語りはハンス、そして声をなくしたはずの人魚姫のこの台詞、ここだけ本人ってのはけっこう好き。なんだろう、逆に心の叫びな感じがするんでしょうか。
その後のシーンはやっぱ綺麗です。大好き。
関係ないですが、ファミリーキャンペーンでもらったミニクリアファイルは2つともここのシーンの写真ですよ。綺麗。
*物語があふれそう
「私たちを忘れないでね」
自分の書いた人魚姫をニールスが作品にして、ドーロが踊る。そして、ドーロのこのことばにすべて報われたんでしょうか。完全な片思いでありながらも、哀しくはない。想いがあれば大丈夫。
そんな風に感じるのです。
そしてオーデンセに戻ったハンス。
大人たちもみんな聞き入って、あの校長先生でさえもう一つ話を、とねだる。
その流れがもう大好きでしょうがないのです。
そしてはだかの王様がはだかの王様の話をしてるからおかしいですけどね(笑)。ああ、そういえば詐欺師もやってましたっけ、味方さんー。
「はだかの王様」の「げらげらあっはっは」もひどいけど「すっぽんぽんだよ~」も大概ですよ(笑)
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