仕事を途中で抜けて(笑)リハ見行って来ました。
今回は四季の会の会員と一般と一緒のイベントですが、四季の会の会員は前の方、一般の方は後ろの方、と決まっていたようです。
15:45~の受付でしたが16時頃に着いた時にはかなり人が待っていました。
でも一人だったので、空いた席をいただいた感じでわりと前に座れました。
LKの内容に関わることなので、観てない方はその辺を覚悟して開いてくださいね。
劇場内に入ると、すでに川地さんとヤングシンバがあたっていました。マイクが入っていないため、ささやくような声のスカーと、そのまま聞こえてくるヤングシンバくん。肉声のやりとりがぼそぼそと聞こえてきます。川地さんはひとつひとつ丁寧に指示を出し、場所を確認してました。もしかしたら新しい子なのかな?何度も観ていますが、台詞の間にあまり覚えがないヤングくんでした。
入った時には、スカーが尻尾を握って反対側に投げる時に尻尾が目の前を通る時には自然によける、というのをやっていたと思います。
その後、「おまえにはわかるまい」でスカーのマスクが迫る時に、背筋を伸ばすように、というのと、スカーの右手が首を絞める動きらしく、それから逃げるように、といった指示を出していました。
その他
・スカーが後ろを通る時の立ち位置。落ちない程度にギリギリで。
・「シンバシンバシンバ」と迫られた時に退いていく場所。舞台のバランスが崩れるのであまり下がりすぎないように
・膝の上に飛び乗る時の位置など
を当たった後、子役担当の方に「もう一度当たりますか?」って質問が飛んだらヤングくんが「はい!」って言って(元気)、もう一度、今度は音楽、照明つきで通しました。
川地さんも舞台声で先ほどとは別人で、スカーです。
次はワン・バイ・ワン。
最初は客席に俳優さんたちが立っている位置で、ワンバイのテンポが早くなっているので遅くしたい、というのと、以前ディズニーの方が鳥がすいすい飛ぶのではなく、羽根がぱたぱたするようにゆっくり回して欲しいと言っていたのでゆっくり回して欲しい、という注意が先にありました。
これは多分ダンスキャプテンの佐藤知子さんだったのかな…女性二人でダメ出していました。
前半はカイトについて。
8の字に回す、ゆっくり回す、鳥が飛んでいるように見えるように、ひっくり返った後に戻すのを早くできるように(引いて出す、という説明が飛んでましたが、実際の公演中に鳥観察してたら、確かに引いて出す手首の返しで綺麗に裏返りました)、といった指示を聞きながらひたすらカイトを回していました。
確かに言われてみればカイトはすいすいと飛んでいたなぁ(笑)
ゆっくり回すとばたばたばた、とカイトの羽根が羽ばたいているように見えます。
最後の方で「平和の象徴の鳥だから」と言ってました。
後半は歌。
シンガーキャプテン(音楽担当、とご本人は言っていました)らしき関口さんがマイクを取りました。
低めのイイ声です。
「One by one♪」を掛け合いの中でリズムを持つように、しっかり歌って、という指示。
何度も何度も止めて歌い直し、時折後ろの方に座っていた北澤さんが「ワンバイワン♪」と歌ってみせたりしていました。
「Ngoba thina♪」も「Ngo」の歌い方にかなり指示がでて、やはり北澤さんが後ろで「Ngo!」ってやっていてちょっと笑えました(笑)。
そして「Ibala lami~」からをやってください、という指示に歌い始めのタイミングが出せずに(4から始まるんですよね、そこ)、全員顔を見合せて固まってしまってかなりおかしい場面でした。関口さんがカウントをとってようやく歌い出しましたが、今度は繰り返しの前から歌い出した人と繰り返し部分を歌った人とで歌が混ざったりしてました。
その後にワンバイの通し。全員2幕冒頭の位置に移動。ちゃんとドアから走ってきていました。
2枠の天野さんは歌い始めの前にちゃんと音を聞いてから歌い出してるんだなぁとか、いろいろ発見。
最近の記憶のカイト達よりちょっと優雅にゆったり飛ぶカイトや、歌もちょっと気合い入った感じで、しかもマイク入ってなかったかな?ちょっと贅沢気分。
終わった瞬間拍手しそうになりました(笑)
個人的に気になって2階席を観たら、どうみても13枠さんのいるはずのところに違う方がいらっしゃって、あれ?中島さんは?と思っていたなんてナイショです(笑)
13枠を勉強されている方が中島さんの代わりに入って練習されていたということが後でわかって一安心。中島さんはその後一度客席でその方を観ていました。
(最近慢性的に13枠不足っぽいですが、ようやく一人増えるかな?元々私の好きなダンサーさんなので楽しみです)
この後、舞台の傾斜を元に戻し(レイク、と呼ばれてました。ワンバイの池シーンだったからかなぁ)、サイドのカバーが動きます。舞台スタッフが何人も舞台にあがり、一つ一つ確認しながら下げていました。
場当たりの最後はお前の中にのリプライズ後半のダンス部分。
ダンサー陣はほとんど上着を脱いで出ていらっしゃいました。
カウントで場所の当たりをとりながらゆっくり当たりで踊った後に指示だし。
手は上にきちんと投げる、男性は2回ジャンプの後なので大変だけどだらっとしてしまうとアフリカ人の瞬発力あるように見えないので足をしっかり、とか、斜めの人は辛いけどがんばって、とか、回る時に身体がまっすぐになる人がいるので気を付ける、などいろいろ。
その後シンバとラフィキも舞台に上り、音テープでダンス通しでした。
歌部分は録音されてましたね。
ところで、終わった瞬間に入った拍手は、生だったのか音テープに入ってた音なのか(笑)。
いや、うっかり拍手しちゃうような状況ですけどね、あそこ(笑)。
ここまでで場当たり終了。
場当たりのダメ出しはミーティングでしっかりするそうです。
その後、後ろから関口さんと佐藤さんが二人くっつくように恥ずかしそうに前にやってきました。
関口さん→佐藤さんの順で自己紹介し、そのまま佐藤さんが、「普段週頭はキャストチェンジのための場所の当たりをとったりして、週中のソワレ公演の日は舞台上やリハ室で場当たりをします。ディズニースタッフが来た時にいろいろなことを教えて貰ったけど、今出ている人は直接指導をうけていないので、受けた人がそれを受け継いでいって、それが摩滅していないか確認して受け継いでいくということをやっています」といった説明をされました。
その後に「私たちの苦労話を」(笑)と関口さんがマイクを取られ、「ズールー語の発音が摩滅しないようにライオンキングカンパニーは毎日ウォーミングアップで…(あまり覚えてないですが)…ズールー語の稽古をしてまっす」←語尾はこんなだった(笑)。関口さんは始終恥ずかしそうで(笑)、あのダメだし中のカッコいい声っつか、OTCの関口さんはどこへ!?な感じでした。どっちかというと佐藤さんのが男前でした(笑)。
なんか「摩滅」ってことばが耳にすごく残ってるんですが。四季内では頻繁に使われてるのかな?
その後簡単に質問コーナー。
一つは「この間のような特別カーテンコールは誰が考えてるの?」
振付は今回羽根渕さん、演出は会議で、全員で決めてるそうです。会議を強調されてましたが(笑)。この間の「サイチョウ」は誰の案だか知りたいですよ(笑)。そうそう、クリスマスも今会議中らしいですよ?!
もう一つは「今週はこちら、来週はあちらと演目を移動される方も多いけど頭の切り替えってどうしてます?」
佐藤さん「キャッツからライオンキングとかいろいろあるんですが、台本読んだりとかもあるんですが、舞台にあがるとざーっとよみがえってくるので…」
関口さん「一生懸命思い出して、一生懸命練習して、根性で踊ってます(えへへ)」
という二つが終わったところで時間切れ終了。
パーカッションの二人が入ってきて音出しを始めました。
終了は17:10くらいかな。どこが約30分やねーんでも贅沢時間をありがとう!て感じのリハ見でした。
長文読んでいただいてありがとうございます。