名古屋イベント「みんなで歌おうワン・バイ・ワン」
イベント好きですから(笑)。
ということで、まだしばらく続くイベントですし、ネタバレ的要素大きい上に、ワン・バイ・ワンの歌詞などがわかんないと微妙ですので、続きを読まれる方はその辺よろしくお願いします。
「みなさんこんにちはーっ。『みんなで歌おうワン・バイ・ワン』」
(しーん)
………………………
Σもしかしてすげぇ拍手わーってとこでした!?
と、初っ端から微妙な間に笑ってしまったこのイベント、わりと始終こんな感じでもありましたが、楽しかったです。
四季の営業の方かな?劇場では見ない方が諸注意など前振りした後、拍手の中アンサンブルシンガーさんたちが衣装を着てぞろぞろーっと舞台へ並びました。
冒頭の挨拶は司会進行の加藤聖恵さんと布施陽由さんが二人ではもって、微妙にポーズ(笑)。
「~ワン・バイ・ワン!」って威勢良く言ってくれれば多分わーって拍手になったかと(笑)
まずはレボについての説明から。
作曲者であるレボのこと(6枠アンテロープをされているとか、グルーブを大切に、って言われてたとか、東京LKの稽古の時には太巻きを食べながら指導してくれたというエピソードなどお話されました)、この曲の背景について、意味などをお二人が説明されました。
この歌は、アパルトヘイトを背景に、年に1、2度集まっての歌合戦のようなことをして励ましあっていて、そこで実際に歌われた歌です、とのこと。その辺はパンフレットだったかインタビューなどで読んだ気もしますが、実際こうやってことばにされると何かずっしりきます。
「アフリカにはいろいろな民族がいて言語がありますが、この歌はズールー語ということばで書かれています。」
そして(布施さん)「ズールー語の特徴として、クリックサウンドという、こう、ビールとかコーラとかビンを開けたりするときの(ゼスチャー)音をイメージしていただければ。(クリック)みなさんもやってみてください。せーの」でみんな鳴らす姿は客観的に見ておかしいかもしれないです(笑)。
その後に声をのせてやらしてみてから、「でも今回はクリックサウンドはないので、暇なときにでも…」(笑)って、おーい(笑)。
それから(加藤さん)「でもワンバイワンって英語ですよね?」←これがまた取ってつけたように加藤さん節で言われるものですから思いっきりツボに入ってしまいました(笑)
いろいろな意味が込められていて、一人一人の存在とか、仲間を増やすだったかその辺あまり覚えてないんですが、布施さんの「レボは『あなたたちは(アパルトヘイトは)知らないけれど、人生の中で何かを乗り越えて勝ち取った経験はあるはず。その経験を活かして歌ってください』と言っていました」ということばが残っています。(カンペノートを見ながらも途中かなり考えながらしゃべってました、布施さん…)
そして、「それでは、今日の音楽指導の関口さんをお呼びしましょう。関口三千香さんといいますので、ミッチー♪とみんなで呼んであげてください」(笑)
「みっちー!」(笑)
呼ばれて出てきた関口さんは、ブルー系の民族衣装っぽい服を着ていて、頭にも同系の長い布を巻いて後ろで縛っていました。小脇にミニキーボードを抱えています。
そこから早速レッスン。
ど真ん中に歌詞がでーんと置いてあるので、シンガーさんたちがざわわっと左右にわかれているところ、真ん中に立っている賀山さん。動じません。
そのまま真ん中に立って、とりあえずシンガーさんたちで本日用ショートバージョンのワン・バイ・ワンを歌ってくださいました。
(ショートバージョンは、途中のゾボナの繰り返しの後、掛け合いや女性がソロを取ったりしている繰り返しの長い部分をすっぱり切って、ハイーにすっ飛びます)
最初に歌詞をざーっと観ていきます。色分けされた歌詞について説明。
そこで気になっていたのは「ゾボナ(ヒー イー)」という表記。
ヒー、イーって、何。
「これはですねぇ…」と関口さんがあわあわしていると、そこここから男声が「Hee ee!!」と歌われました(笑)。
伸ばすんでなくて、「ヒイ゛ッ!」って喉の奥を鳴らすような音。ワンバイの冒頭と似たような感じですが、むしろアレも「Hee ee! Hee ee! Hee ee!」って言ってるのかもしれません。
そして冒頭からレッスン。
ワンセンテンス毎に関口さんが歌って、繰り返してみる、というのの繰り返しだったんですが、めっちゃアバウト(笑)。
そもそもアカペラの曲ですし音程あってないようなものなので(それは違うと思う(笑))、関口さんの抱えているキーボードはむしろ賀山さんの音確認用な感じで。
最初はいすに座っていました。シンガーさんたちが通路にまばらに立ってくれて一緒に歌ってくれてました。
前半は男女一緒のパートで比較的簡単。数回練習。
その度に冒頭から歌を歌ってくれる賀山さん。
最初の4音は、ワンバイのテンポと歌いだしの音をとってるんでしょうが、いちいち喉奥から声を出していらっしゃって大変じゃないかなぁと思ってたら、後半ちょっと疲れてはりました…
あ、あと川原さんも冒頭でばんっと足を鳴らしているんですが、これもまた練習中も床にはおろしませんが手と足だけはぺいっと動いてました(笑)。
歌に関して言えば、冒頭音が高いのと、自分の頭の中の音とちょっと違うのが大変でした…
途中で、リズムに乗りましょう、と立ち上がりました。腹筋使えるようになってちょっと楽になったり(笑)。
そして先ほどの(ヒー イー)です。
再び関口さんがあわあわしていると、今度は韓さんが背後ででっかい声で「Hee ee!!」。いい声でしたがいきなりなのんでビビリました。
「コツはなんですか?」と聞かれて「コツは…気合です(即答)」(笑)←これ韓さんだったかな。ちょっとラブ。
(隣のお父さんは「どこに気合いを入れればいいんだー」とつぶやいていらっしゃいました(笑)この方気さくな方で、お子さんたちもきちんとお礼の言えるいい子たちでしたv)
私は、他はなんともないのに、「ハイー」「ヘー」のへーが、どうにも3度上がってしまってダメでした(笑)。
(最終的には個別練習後にチームの先生たち(笑)が「いいよいいよーハモっちゃえ」に甘えました←だめじゃん)
その後「何か質問は…」と言われた時に、男性ですごくやる気満々の方(おそらく歌詞も暗記してるんじゃないかってくらいの勢い)がいらっしゃったんですが、「ンガマンドゥラのマンドゥラはネルソン・マンディラにささげるとか関係はあるんですか」という質問をされて、関口さんがちょっと返事に窮してたところ、賀山さんがさくっと「間接的にはあるかもしれませんね…(略)」と答え始めたところにちょっと惚れ直しな感じでした(いつ惚れた(笑))
また、隣のお父さんの「最後のところの男性のパートがわからなくなってしまったんで」という質問に、何度も歌って教えてくれる賀山さんが、普段のパートよりオクターブ低く(というか、他の人と同じ高さ)歌ってくれてて、いい声に聞きほれました。「僕が1オクターブ上の音を歌ってるんで、それの下の音で……ま、(音は)どうでもいいんですけど」(爆)(←そんなことは、ってんじゃなくてもすごい真顔でさらっと言ってるんで笑えてしょうがなかったです賀山さん)
そのお父さんはわりとずっとあわあわしてましたので、近くにいた麗子さんや川原さんがずっとその辺にいらっしゃってたまり場になってたので目の保養(笑)。
さて、この辺になりますと、なにやらみんなで歌うたびにかなりの歓声があがっていまして。
それもそのはず。2階席にはメインキャストさんやらアンサンブルダンサーさんたちがずらっと座っていました(爆)。子シンバも一人いたなぁ。
通しで歌ってみたときにはすごい声援ってかむしろうるさいくら………げふげふ
一通り全員で練習した後には今度は発表会に向けてグループ練習。
A~Dという4班あったんですが、それぞれにチーム名がつきました。
A→大草原チーム(川原信弘さん 西村麗子さん 松元朋さん)
B→プライドロックチーム(山本潤さん 寺西紀子さん あべゆきさん)
C→ジャングルチーム(鈴木由佳乃さん 賀山祐介さん 韓盛治さん)
D→ハクナマタタチーム(パク琴淑さん 平田曜子さん 宮澤良輔さん)
と、リーダーの名前にちなんだ(ちなんだ?)チーム名。(パクナマタタはどうだろう(笑)大草原も川原の原と見た……)
私たちはBチーム…じゃない、プライドロックチーム。
下手後方からAチームに向かって「Bチーム!」と叫ぶ山本さん(笑)。私たちが立ち上がって手を振ると「あっ」という顔をしてこちらに向かって「Bチームこっちですー!」とぶんぶん(笑)。
山本さんは若者らしく始終私たちを元気づけ(おお!ワンバイワンの精神だ!)がんばりましょうっ!と大張り切りでした。2枠パートを歌ってくれてましたが、いい声でした。要チェックな感じです(笑)。
でも練習を始めた瞬間、イバムベニの繰り返しを忘れてわーってなっていたのが可愛かっ……げふげふ。
足を踏みながらリズムをとるようにとか、もっと寄ってもっと寄って!!隣の人とか、男女関係なく「がんばろうね、がんばろうね」って顔を見合わせたりふれあったりして歌いましょうっ!などといろいろアドバイス。
加藤さんに「各チームの特色を出してくださいね!」と言われて、プライドロックチームは最後に手をクロスして広げていってガッツポーズでフィニッシュ!になりました(笑)。
でもこれやったことで、最後のアフリカ~♪が長くなりました。
さて本番です。
練習中は舞台上にあった歌詞ボードが客席側に移動して、本番さながらに池もあり傾斜もついた舞台にAチームから上って発表。それだけじゃなくてなんと幕まで下りちゃいました。
幕の向こうでは大きな声で「ワン・バイ・ワン!」
OKが出たところで司会の流暢なMCに合わせ幕がするーっとあがります。
賀山さんのリードに合わせて歌い始め、他のシンガーさん達も混ざって発表!
後ろではちゃんと鳥も飛んでます。(歌ってる人たちからは見えない(笑))
Aチームはなにやら歌の最後に「せーの!ワン・バイ・ワン!」ともう一回叫んでました。その瞬間2階席から拍手ってかむしろ歓声(笑)。
で、すぐにBチームです。
私たちも山本さんの「集まって集まって!!」の声にせっかく並んだ後ですがわわわーっと集まって、Aチームと同じように歌う前にみんな集まって手を重ねて、山本さんの「ワン・バイ・ワン!」のかけ声に続いて「ワン・バイ・ワン!!」って言いました。(その後に山本さんが気合い入れて叫んでましたが(笑))
これ、本番前にいつもやってるかけ声なんだそうです。
そして同じく賀山さんに続いて歌いました。
私の近くに川原さんがいて、足のどんっ!ってのも間近で観れて嬉しかったんですが(歌じゃなくてそこかよ)、なんかもー楽しいんですよね。2階席のギャラリーたちや、親子観劇室にうつる鳥を見ながら、歌を外さないように気を付けながら、ホントに短い間ですが楽しく歌えました。
Aチームの時はなかったんですが、Bチームには「あたたかい感じがしますね」「一致団結って感じですね」と司会二人のコメントがあって妙に嬉しかったです。
Cチームはとにかく鈴木由佳乃さんのテンションがめちゃめちゃ高くて(笑)、歌ってる参加者の間を飛び回り、腕をとってばたばたさせたり文字通り飛び回ったり見ているこっちが楽しかったです。
Dチームは、「へーっ」が小さくて賀山さん不満だったのか(笑)最後だからサービス(?)だったのか、「ハイーっ」「へー」「………っハイーっ」「へー」「ハイッハイッ……ァハイーッ!!」「へー」ってすごいことになってました(笑)。
で、各チームリーダーが感想を言って、最後に、加藤さんが「一度ならずとも週一くらいで(通ってください)」とか、布施さんがノートを見ながら「来年の2月中ですと(チケット)取りやすくなっておりますので…(笑)」と宣伝をして、終了(歓声)。
そして幕が下りました。
……………当然、カーテンコールです(笑)>当然!?
そして何故かスタンディングオベーションです(笑)
みなさん笑顔で手を振ってくれてしゃがんでまでふってくれて(笑)嬉しかったです。
このイベントはまだ数回あるので、きっとこれからもパワーアップしていくんだとは思いますが、俳優さん達も初めての経験でお互いドキドキしながらやってたであろう1回目に参加できてホント楽しかったです。
こういう抽選漏れナシのイベントって嬉しいなぁ。
……と思ったので、終了後アンケートにそうやって書いておきました。
またなんかやってください!釣られますから!!(笑)
相変わらずの長文ですみません。
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