簡単にストーリーに沿っての感想を。
ちまちま増やします。
♪OVERTURE/PROLOGUE(I HAVE A DREAM)~♪HONEY HONEY
I HAVE~がちょっとテンポ早くなってた気がするんですが……。
久々に観た樋口ソフィ。以前よりちょっと大人しく、というか大人になった気がしました。ばたばたっとした感じがちょっと減ったというか…。でも私的にはそれはありだったのでいいんですが。
とはいえマンマ自体が私にしては間があいてて(笑)、それだけでうれしかったりします。
森実アリと宮崎リサは初めての組み合わせなのかな?私は観たことがないはず……。
森実アリは初演の頃のがつんとした感じより大人の雰囲気になってて、暴走ソフィと天然リサと大人アリのトリオな感じです。とはいえ相変わらず明るく下品なことをさらっと言えるタイプなのは変わりなく(笑)。
ハニハニの時の「素敵な夜だった」で頬に手を当てるところとか、「てん、てん、てん」の言い方とか、やっぱり私は樋口ソフィのが好きだなぁなんて思いながら観ていました。
◇ロージーとターニャの登場~スカイ、エディ、ペッパー登場
バックギャモン組は東京ラストの方に比べて、ドナと二人の再会もさらっと流して、ゲームに熱中。途中田辺さんがなにやら痛い手を受けたらしく「うわーっ」って顔されてました。
さて、母娘。
吉沢ソフィは本当に保坂ドナとそっくりで、観ただけで母娘だし、性格もそっくりなんだなぁと思います。
そして樋口ソフィの場合。
普段はドナと違う、きゃぴっとした感じの普通の娘さん。でも、強引さ加減や思いこみの激しいところとかは結局ドナに似てる。友達に近い。そんな感じの母娘。
スカイの登場にソフィは飛びつきに行きますが、わりとさらっとした感じの熱々。べったりはしないんですね。樋口さんは身長があるので、あまりぶら下がり感がない(笑)>どんなだよ
涼太スカイ。登場時にあれ?って思いました。
あんなに髪の毛茶色かったかな。いや、多分茶色だったと思うんですが、明るい感じに。
で、衣装が昔ほど違和感なく(笑)。
ペッパーとエディは相変わらずで。
すかしたにーちゃんの大塚ペッパーとぽやんとした笑顔の可愛い丹下エディの組み合わせはけっこう好きです。
♪MONEY,MONEY,MONEY
4枠村上女中さん。前回観た時はボディに膝蹴りを入れていた彼女は、今回、山添4枠従業員に顔面パンチ入れてました。しかももろ入ってました(笑)。
そういえば、途中でわーっと従業員たちが入ってくる時、いつも入ってくる方を観てたんですが、元々いた3人、めちゃめちゃ驚いてました、一瞬。知らなかった…。
休みの入った保坂ドナの歌声は、パワー戻った感じで気持ちよかったです。テンポちょっと遅かったかな?
◇パパたち登場~♪THANK YOU FOR THE MUSIC~♪MAMMA MIA
渡辺サムの髪型が変わりました~。サイドの髪を切ってなんだかすっきりした感じ。こっちの方がいいです。歌の感じも前より感情的というか、よかったです。
久々の野中ビル。
ビルってサム苦手だろうなぁなんて思いました(笑)。なんか、ハリーと話してる時と、表情が違うんですよ。特にカラハリ砂漠の話をぶち切られた時とか(笑)。
明戸ハリーはギターちょっと上達した感じで。でもまだネックを見てます(笑)。前はせめてソフィが歌い出す時までは顔を合わせながらいて欲しいなぁって思ってましたが、なんだか明戸ハリーはかわいくて憎めなくて、ギター弾けないのにドナのために一生懸命練習した人みたいで、これはこれでありだなぁなんて思いました。
マンマの冒頭ストップモーション部分のポーズがまた変わりましたね。ビルは片手あげたまま、ハリーは両手を広げたまま、サムは棒立ち。
ドナの歌はこちらもパワーが戻った感じで。でもやっぱりちょっとべたついた感じに聞こえちゃうけど、歌い方をこっちにしたということかな。
♪CHIQUITITA~♪DANCING QUEEN
この日は下手見切りから見ていたんですが、膝をかかえてダンシング~を聴いているドナの口が時々もごもごしてたんで、笑うのをこらえてるのかなぁ。
下手から見てると「踊りに踊ろぅぉお~~」が正面なのでめっちゃ笑えます。
◇海岸でスカイとソフィ~♪LAY ALL YOUR LOVE ON ME
涼太スカイは間の取り方が変わって、なんだか落ち着いた感じになりました。登場した頃は堅さも残っていたし、ちょっと生真面目っぽいスカイでしたが、少しだけ奔放な感じが出たというか……余裕が感じられるようになったのかな。正直涼太さんはどの役も真面目~な感じに見えるんですが、前回CATSを見た時も感じましたが、その雰囲気がちょっと変わった気がします。
あと歌もポップな感じに思いました。
樋口ソフィのスカイ押し倒しとか、あっちょんぶりけとか、久々で個人的に嬉しいシーンを見れて嬉しかったです。
で、野郎共。
久々の山添さんは記憶の中の4枠と大きく様変わりしてました。つか、もしかして前もそうだったんかなぁ。転けて素笑いしてたのがあまりに印象強かったためか、笑顔のオリジナル4枠と思いこんでいたんですが。
なんか笑わないんですよー笑顔ってかニヤリ止まりで。目には腹黒さが。そう、メレブがいました(笑)。いや、すでに髪の毛が真っ黒でぱっつん前髪なメレブヘアだったのがいけないんですきっと。
一人澄まし顔で、でも相変わらずの足ヒレのあげっぷりはさすがでした。背筋強そう。
今回、山添さん、太田さん、上田さん、大塚さんが小柄で、鎌滝さん、丹下さんが頭でてる感じでした。(アンサンブル男自体が鎌滝さんと天野さんだけ大きい感じ……)でも小柄組のが暴れっぷりが激しそう…
♪SUPER TROUPER
前回ショートヘアだった4枠村上さんは今回さらさらロング。黒の紐ビラ衣装はどっちかってとセクシーなんですが、なんだか可愛かったです(笑)。
オリジナルの岡さん今井さんのはしゃぎっぷりはやっぱり大好きで、特に今井さんはもう長い間海で見てなかったので、上手いわけではないけれど目をひかれるダンスが久々に見れて楽しかったです。
大田さんは大阪からですが、普通にはしゃいでる姿が可愛かったです。
そういえば酔っぱらったソフィは、最初ダイナモス登場に「えーっ(-''-)」って顔をしてるんですが、間奏の時にははしゃいで「ママすごーっいっ!ママーっ!!」とけっこう叫んでました(笑)。やっぱソフィはママ大好きなんですね(笑)。
♪GIMME! GIMME! GIMME!~♪THE NAME OF THE GAME
吉沢さんの台詞で唯一気になって仕方がなかったのが、「お父さんはきてないの?」「さぁ」という台詞。
なんかすごく低ーく、芝居がかって言っていて、つい言ってしまったというよりも、わざと誘導してる感がして個人的にはイヤだったんですね。
で、久々に、話の流れに「さぁ」って言ってる感じがしてなんかちょっと嬉しかったりします。ここのところの解釈は人それぞれだと思うんですが、あまりソフィは策略家だとは思っていないので(その時のノリで計画建てちゃうタイプかな)、個人的にはこっちの方が好きです。
♪VOULEZ-VOUS
あぁん!飛び込んでくるヤロー共が真正面過ぎて何も見えませんでしたっ!!(滂沱)
えーと、何を見てたかって言うと、4枠村上さんに向かって唇に人差し指を当ててからその指でまっすぐ指差し薄笑いで呼びましたよあの4枠男はっ!(笑)このエロがっぱ!!>オイ
この曲はいろんなペアを見るのに必死で、かなりのペアを見てたんですが、4枠同士はペアチェンジしないんですよね。なんか熱々でした。そして、田辺さんの紫に蛍光イエローの派手衣装が気になったり、天野さんがいい男やなーって思ってみたり、丹下さんの見せ場リサリフトの高さがちょっと低くて残念だったり涼太スカイが相変わらず頑張ってるの見たり(笑)。
◆二幕
♪ENTR'ACTE~♪UNDER ATTACK
アントラクトの音はコンダクタがいないのでいつくるかとどきどきしてましたが、思ったより破壊音ではなかったです。
なんか海の時とスモークの匂いが違ってたような気がします。ちょっと臭かった…。
涼太スカイのがばっ、てとこ、以前は予備動作なしでがばって感じでしたが、今回はちょっとかがんでがばってしてましたね。そして一瞬の薄笑いがありませんでした(笑)。正面だったのでちょっと楽しみにしてたんですが。
アンダーアタックに関しては樋口さんの硬質な声のが合ってると思うんですがどうでしょう。
意外と鎌滝さんが……。
♪ONE OF US~♪S.O.S.
丹下さんのバグパイプは袋がぜんぜん膨らんでいないので、全部吹き込んだ息の音なんですねー(バグパイプは袋をパンパンにしてから叩いて音を出すんじゃなかったっけ、とか)。なんか鳴らすのも必死に見えて非常に可愛い感じがします(笑)。
丹下さんは川口さんが長くエディをやってた後に、一緒に出演されてたぶん似てしまう部分とか出てくると思うんですが、でもまったく違う方向のエディ像を作っていらっしゃってすごいなぁと思います。どっちも好きです。
渡辺サム。
以前よりぐっと感情的になった気がします。まあ荒川サムとかに比べちゃうと表に出てる感情は薄いのかもしれませんが、全体的に淡白なサムなので、この辺になると、おー感情的~とか思っちゃうんですけどね。
「わかったよ好きにすればいい!!(ばん)」はかなり勢いがついてきました。
そして保坂ドナは言うまでもなくですね。
東京では一時苦しそうに感じるような歌の頃がありましたが、休みを挟んで調子を戻された感じですね。
◇海岸にて~♪DOES YOUR MOTHER KNOW
「火傷の元よぉっ!」って投げられた帽子は並んだ3人の真ん中にずばんっと飛んで行き、自然と一番身長が高そうな鎌滝さんがばしっと受け取ってました。
この辺丹下エディはやる気満々なふつーのおにーさんで、鎌滝さんを押し出してみたり上田さんとこそこそしたり、にやりと笑ったり。もちろんターニャにもて遊ばれている大塚ペッパーも見ているんですが、上手で遊んでる野郎共を見るのが大好きです。
そして他には何を見ていたかというと。
ずーっと頬杖をついて、薄笑いのままペッパーを見る壁上の山添さんです。
あんなに1枠田辺さんと交流しない4枠は初めて見ました(笑)。顔をあわせもしねぇ(爆)。そしてターニャにはだらーんとアピール。
そして上手の太田さんは、壁の一番上まで上がってまして、おかげで下手側からも太田さんが見えてうれしかったです。
つか、最後の方、上田さんがブレイク踊ってるときに奥で開脚ジャンプしてる丹下エディとか、もちろん壁の上も見たいのでなんかどこを見ていいのかわかんないんですよ、このシーンて(笑)。
でも実は下手側で帽子受け取ったりシャツ受け取ったりしてビール瓶片手に歌うアリリサも可愛いですv
♪KNOWING ME,KNOWING YOU
本当に涼太スカイは余裕が出てきたなぁと思います。
怒り方が、恋人同士だけど年上の感じが出てるというか……あまり感情を激しく出してるようではないけれど、怒りというか哀しいというか複雑な怒りっぽいですが。さらにいうとなんだか頭の中は実はぐるぐる砂時計回っていそうな気もしますけどね(笑)。
登場した頃の渡辺サムのこのナンバー、ちょっと歌いだしが不安定でしたがそんなこともなくなりましたね。後半は元々好きなので、いいなぁと思います。
そして樋口ソフィ。
上手に腰掛けて、また涙流してましたね。あれ、正面で見てるともらい泣きしちゃうんですよね。
つか、ちょっと鼻も拭きましたよね………涙が鼻に流れるタイプですか……
♪OUR LAST SUMMER
明戸ハリーはなんかもー可愛いオジサマな感じで。顔はマフィアなんですけど(どうにもcontactが(笑))、小動物系の可愛さというか、やさしそうなんですよね。ドナはそんなところが好きだったのかなぁ。もちろん八卷ハリーは今でも大好きなんですけど、あの歌声をまた聞きたいとも思うけど、明戸ハリーも好きです。
♪SLIPPING THROUGH MY FINGERS~♪THE WINNER TAKES IT ALL
実は疲れが出ていてこの辺聴いていたんですけど、覚えてません~最悪……
でも、ウィナーのテンポが前に戻ってちょっとゆっくりになっていたのがうれしかったです。
♪TAKE A CHANCE
ロージィが火を吹き消すときに、顔を一度横に向けて「ふっ!」っと正面を向く、というキュー出しに変更してて、なんかその振りが激しくておかしかったです(笑)。
野中ビルの逃げっぷりが相変わらずおかしくて、今回は椅子に上手いことひざが当たらなくて、本当はかくんっと椅子に座るところでは、椅子が倒れてしまったのでなんかじたばたしてたのがまたおかしかったです。
で、鼻歌歌いながら入ってきたペッパーは、なんともいえないにやぁぁぁっ(うわぁぁ、あんたらそーなの?)って感じの笑いを見せまして、すごく新鮮でした。
それを見た野中ビルはわたわたわたっと内緒内緒っ!!って感じにゼスチャーして、しょーがねーな、って感じに他の連中をちょっと待たせる大塚ペッパー。ああ素敵。
つか、なんかエディとかにもばれてたっぽいですが(笑)。
◇結婚式~♪I DO,I DO,I DO,I DO,I DO
ソフィをエスコートしてきたのがドナだとわかった時のスカイの脱力っぷりと、そのまま椅子にすとーんっと座るさまが非常に自然でした(笑)。
また視界正面近くに山添さんが座ってまして。彼の前はスカイの場所なので、椅子が空いてるんですよ。最初の頃はふんぞり返ってて、すったもんだが始まった頃には前の席でろーんっともたれかかったりまた後ろにもたれかかったり。態度悪ー(笑)。でも表情は薄いながらも眉があがったり口の端が上がったり。パパたちの名乗りには興味を持ったらしくサムに身を乗り出したり。
その横では今井さんが表情くるくるしてて。サムをてしてししたりとかしてました。ハリーの告白には、今井さんはびっくりしてるんですが、その横できょとんとしてるというか話し聞いてなかったっぽい山添さん。今井さんが横からぼそぼそーって言うと、「まあ!」って感じに手を口にあてて、うっかり噴出しそうになりました(笑)。ちなみにこの二人、結婚式前半には仲よさそうにしてるくせに、Ido~の後半には大本命女性4枠村上さんに即効走っていく山添4枠。ひでぇ(笑)。
(7枠今井さんは最後1枠神父田辺さんと組んでるんですけどね)
いや、そこばっか見てたわけじゃないんですけど。
望月ペッパーはソフィの唇奪おうとしてましたが、大塚ペッパーはIdo~の後、人を掻き分けてまでソフィに向かっていくんですがそのまま端っこまで追いやられてました。
多分「鼻につく」という部分では大塚ペッパーが一番じゃないかと思うんですよ。望月ペッパーは何か常識というものから超越してましたし、丹下ペッパーは鼻につかないし(笑)。でもどのペッパーも愛されてるなぁって思いますけどね。
記念写真はコンダクタさんがいないので誰が写すかなぁって思ったら、神父さんなんですね。
上から降ってきた花びらがやっぱり気になるのか、森実アリは花びら見つめた瞬間写されそうでした。
+この日のキャスト
ドナ・シェリダン/保坂知寿 ソフィ・シェリダン/樋口麻美
ターニャ/森 以鶴美 ロージー/青山弥生
サム・カーマイケル/渡辺 正 ハリー・ブライト/明戸信吾
ビル・オースティン/野中万寿夫 スカイ/鈴木涼太
アリ/森実友紀 リサ/宮崎しょうこ
エディ/丹下博喜 ペッパー/大塚道人
男性アンサンブル/
(神父)田辺 容
太田浩人 天野陽一 山添 功
中島大介 鎌滝健太 上田 亮
女性アンサンブル/
小林英恵 小島由夏 福麻むつ美 村上絵里子
大田未稀 岡 聡里 今井美範