少年チャンプルを観ながら、この間のリハ見で中島さんがハイエナダンスについて「コーラスラインみたいに揃った踊りじゃなくて、どちらかというと自由に踊る曲ですが、だから決めるところは揃ってばん、ばんって決めてください」ってなことを言っていたのを思い出しました。
ちょうど今DA BUMPがHIROKOさんとJAZZ踊ってるんですけど、うん、やっぱダンスって、決めるところが決まってれば一層かっこいいんだよなーって、思いました。(でもそのピルエットは・・・・)
コーラスラインみたいにびしびしーっと揃ったJAZZとか大好きなんですが、一人一人が同じ動きなんだけど個性的に動いてるのも好きなんです。
そうなるとやっぱりハイエナダンスってそういうもので、前半は5人バラバラ(正確に言えば12、13枠は同じ振りな気がしますが)に踊っていて、ファイティングポーズを取るところが動くタイミングが揃っていたり、イリュージョン(片足軸でぐるーんってターン)の後のポーズ、ピルエット終了後の決め、なんてびしびし揃ってるとそりゃー気持ちいいのです。
あとはEVITAの金は湯水のように~とか(あのブレイクのしーんとした瞬間とか好きです)、四季の上演しているミュージカルに於いて好きなダンスシーンは枚挙にいとまがありません。
四季のダンスはJAZZ系、ファミミュだとバレエ系がほとんどですが(マンマはちょっと違うデスね)、時にはばらっとしたダンスも観たかったりします。
ミュージカルにおけるダンスって、歌と一緒で状況、心境などを身体で表すという意味合いもあると思うし、いわゆるダンスのステージとちょっと違うと思います(S&Dはまた別ですけど。あれはダンスありき)。
で、四季にあまりないダンス。
例えばBREAKIN'なんかも止まった一瞬が綺麗に止まるとうおーって思うんですよ。
エアーチェアーの瞬間とかにぴたっと止まってる姿勢がすごい綺麗だったりするとなお惚れる。
会社の入っているビルの1Fは、夜になるとたくさんのダンサーが踊っています。
そのほとんどが近くのスタジオのレッスン生たちで(笑)、HipHopやBREAKIN'、最近はPoppin'も多くいますが、観ていて「おっ」と思うのは、腕の伸びとか抜きっぱなしじゃない動きとか、ルーティンの構成がうまくてなおかつ揃ってるとかそんな感じなんですよ。
まぁBREAKIN'はけっこう好きなので問答無用で観ちゃいますけど(笑)。
地元駅の連絡通路でよく踊ってる人らがいるんですが、パワームーブ決めてる瞬間に通りかかったりすると危ねー!!邪魔!!とか思う反面、すっげーなんてうっかり観ちゃうんです(笑)。
でもマジ邪魔ー。つか、いつかぶつかってきそうで怖いです。
駅でエアートラックスとかウィンドミルとか、やめてください~>小声
そんなこんなでダンス用語とか観たことない人にはさっぱりな内容でございました。
ちなみにたくさんハイエナの腕の動きは、(直角に)上げる時よりも下げる時が大切とか、ハイエナダンスはイリュージョンの後やピルエットの後を決める、ってのが大事とか、そんなこと今頃思い出したりしてます。決めるところはびしっと決める、という中島さんのこだわりが見え隠れする指示の仕方でしたので印象的です。
・・・・・・だから彼のセンターバレエはスピード感とキメ感がとても観ていて楽しいんですね。