はい、吉原御免状です。
生で観る新感線はほぼ10年ぶり・・・と思ってたらけっこう最近だった。99年の西遊記ぶりです。映像はその後も見てるんだけど、やっぱ生だなぁ。
大阪に入って友達とご飯を食べていたら、斜め前に居るはずがない(と思ってた)Gさん@都民がいて目を疑いました(笑)
ということで、若干ネタバレありぷち感想。
ちゃんばら、侠気、女の生き様などなど。けっこー好きな世界です。
てか、大好き(笑) 二刀流とか大好きですよ。殺陣ってやっぱいいです。
でも今回一番思ったのは、舞台美術がめっちゃええなぁ・・・・ってことですな。
冒頭のタイトルももちろんなんですが、やっぱメインの回り盆。
回り盆の使い方がうまいというか、吉原の表と裏、吉原の中と外、山・・・と変わっていく風景が、また綺麗なんだ。色の使い方や構図、その間を歩く人々。計算された動きたちがとても綺麗で感動です。
高尾太夫のいい台詞でマイク飛んだりとかしてちょっとびみょーでした。てか、相変わらず台詞のところだけボリュームが絞られるのは慣れないです(笑)。
めちゃめちゃかっこいい堤さんとか、最初から悪オーラ全開な新太さんとか、眼鏡をかけてない粟根さんとか。>そこか!
とかいいながら、水野十郎左衛門の生き様に惚れましたー。自由なのにおちゃらけてるようで、かっこいいんだもん。ということでタイトルがアレなんですけどね。
「派手に死に花散らそうぜ♪」が素敵ー!
自由といえばおひょいさん。
いや、まぁ・・・・どこまでが噛んでいるのか忘れてるのか間なのかがわからないあの芝居がおひょいさんというか、いい味になってるのがすごいと思う。飄とした幻斎とか家康とか、おひょいさんならではだと思うわけです。
かっこいいのは勝山太夫に高尾太夫。そしてめっちゃ綺麗でした。登場シーンがとても印象に残っています。・・・・・が、その太夫たちの後ろで傘担いでいる人のが気になる辺りが私らしいんですけどね(笑)。いやまぁ、さらには当然のように「耳助がー」とか幕間の第一声ですから。
そして「耳助にどうしても死にフラグが見えるー」とか言ってました(笑)。いや、ああいうキャラは大好きなんですよね、無条件に。でも本来はもうちょっとだけ台詞や見せ場少なかったのかな。きちんとしたメンバーでも観てみたかったです。
おしゃぶの泣きっぷりがうまいなーと感心して観てました。あやしている右近さん、じゃなくて庄司甚之丞が妙にツボに入りました。
過去シーンの道々の輩たちがノリノリで騒いでる時にぐるんとまわった村木さんのかつらがスパーンと飛んでいったのは笑ったんですが、その後にほいっと頭に乗せて袖にはけて行ったのはさらに爆笑。
その後に笑うのをこらえられない堤さんにまた笑ってしまったんですが、さらには自分の台詞のシーンですたすたと何事もなかったかのように舞台に戻ってきた村木さんには会場爆笑しつつ拍手が起きてました。
あ。あと個人的に吹き出しそうになったのは、武蔵(じゅんさん?)のシルエットが、二刀流の刀を抜き損ねてあわあわしてたとこかな。
そして罰ゲーム。
スパンコールかなんかついてるきらきら水着着て恥ずかしそうに歌うエマさんのマイレボリューションはめちゃめちゃ上手かったです。
一人ぽつんと残されて(でも袖というか、セットの向こうからめちゃめちゃ声援送られてましたが)歌い、ちゃんとフルコーラス歌って正面にお辞儀までしてるのに、問答無用でセットをはけられてつんのめってる姿が可愛かった・・・
てか、煎餅を水着に貼るなよ(笑)。そしてそれをはがして投げるか(笑)。
そんな感じで。あんまり詳しく感想かけないや(笑)
久々の新感線はやっぱ楽しくて、でもはまると帰ってこれない世界だわなー、と思いました。
せめて名古屋も公演地に入ってたら、たまには観に行くのに。
MさんHさんNさんお会いできて嬉しかったですー。めっちゃ楽しかったです。また遊んでくださいね♪
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