マチネです(笑)。仕事はどうしたとかそういうの置いといて、マチネ+イベントです(笑)。
おお、前回10/31観劇だ。一ヶ月ぶり。
++本日のキャスト++
ピコ / 吉沢梨絵 | マコ / 苫田亜沙子* |
マコの母 / 織笠理佳子 | メソ / 飯村和也 |
デビル / 川原洋一郎 | エンジェル / 藤原大輔* |
ヤクザ / 野中万寿夫 | 暴走族 / 西尾健治 |
部長 / 田中廣臣 | 老人 / 立岡 晃 |
老夫人 / 安田千永子 | 夢の配達人 / 北澤裕輔* |
男性アンサンブル / | |
松本和宜 上川一哉 恩田和典* 滝沢行則 季 鑫* 江 帆 冃 督梵 | |
女性アンサンブル / | |
大橋りさ 井上あゆみ 久下紘子 荒木舞 間 しのぶ 岩沢英美 李 依燃 王 雪菲 張 小伊 白石紋子 樋口 茜 *森の木が金になった文字 |
思った以上に身体が疲れているらしく、目も乾いてしまってけっこう半死状態で見ていました。
隣に四季友さんが座ってたのにも気づかないくらい(笑)。いやマジに、久々でしたし。後でびっくりしました(笑)。
さて、感想。
なんだろう、男性のダンスはきびきびっとして好きなんですが、大きい妖精さん達が……。
なんだか相変わらず締まらないなぁ……って思ってしまいました。ダンスが下手、とかそんなじゃないんですが、なんか、フツーのおねーさんたちな感じで。大人のおねいさんたちじゃないんですよね。ちょっとその辺不満というか、びみょーだなぁ。あと、背の低いまではいかなくても、すらっと背の高い方じゃない方も混じっていて、イメージが違ってましたね。
あ、アフリカの子どもの白石さん、よかった。
今日は季さんと江さんの見分けがつきましたよー(笑)
今回初は苫田さん。
小さい方だったんですね。クリスって、なんか大柄とはいかなくてもけっこう大きめの人ってイメージがあったので、初めて拝見しましたが、吉沢ピコと同サイズって、けっこう小柄さん。
顔の感じと、話す声と、歌声のギャップが激しくて不思議な感じでした。綺麗な歌声ですねぇ。私は好きです。
あ、あと独特の「おかあさん」って呼び方でした。一歩間違うと棒読みに聞こえんでもないんですが、マコがピコと同年代に感じる話し方といえばそんな感じ。
久々にして、2度目の北澤配達人。あれ?2度目かな。
なんというか、ですね。
こんなにラウルというか、普通というか、ウキウキしてたかなぁ配達人(笑)って感じに、なんかもー、リアクションが楽しいというか。すっごい状況を楽しんでいそうな、笑顔の配達人のおj…お兄さん。ある意味すごく胡散臭いです(笑)。前に見たときは、味方配達人に似た雰囲気だなぁって思っていたんですが、なんか足取り軽いし、「こわぁい夢も、ある(にやり)」みたいな。「醒めればどうなる?/物語はそれで終わりだ」というところも、なんか「終わらせてやらないもんねー♪」みたいな雰囲気が。めっちゃ可笑しかったです。すっげー好きです(笑)。
以下、その後のイベントネタバレ大量メモです。
そんなこんなで、こっちがメイン(笑)。けっこう疲れててうろ覚えです。あぁ、妖精さんが王さんだったか李さんだったか不安になってきた。もしかして王さんだったかも。
イベント「夢の旅路へようこそ」
総合司会 田中廣臣さん
歌唱指導 北澤裕輔さん
歌唱指導&ピアノ 織笠理佳子さん
まずは田中さんの挨拶から。どうやらこのイベント、3回あって、野中さん→西尾さん→田中さんとグレイトリオで司会を持ち回ったようですね。
田中さん登場して、挨拶、そして舞台の流れにそって進めていきます、ということで、まずは遊園地から。
舞台には遊園地の屋根など、奥に出ている背景のみ出ていました。
この後、シーンに沿って俳優さんたちが稽古着で登場してきました。
+白黒ピエロ。
(季 鑫さん/江 帆さん)
簡単なアクロの後、「他に技は?」と聞かれ前後開脚でぺたんと座ってから開脚に。そのまま股関節ぐりぐりしたりして柔軟。客席が「おおー」ってなりましたが、つい最近そんな人ばかりいた場所にいたのでさすがに「おお」とはなりませんでしたが、柔らかいなぁ。
立ち上がった後に季鑫さんが頭の位置まで上げた足をさらに首の後ろに持っていったら、今度は江帆さんが対抗して同じポーズ。
その後は二人で横に並んで、名古屋版決めポーズ、シャチホコ(二人で並んでえびぞり)。
紹介の時に「彼らは観てわかるように中国からきたお友達で」、と素で言った田中さんに爆笑です。二人とも去年の10月に日本に来た、というのに、普通に会話。客席ざわめきました。多少訛りはあるものの、普通にペラペラしゃべっていました。語彙があるのってすごいよなぁ。この二人、なんだか似ています。
江 帆さんの好きな日本の食べ物は「納豆」。衝撃が走る(笑)。田中さんも驚いて「え?ネバネバ大丈夫なの?」と確認していました。中国にもあるの?と聞かれ、季さんと顔を見合わせ「ないよね?」「うん、ない」と会話。
最後に「ぶんまわし」と呼ばれるらしい遊園地ラストのぶん回しシーン(確かにそうとしか言えないよな(笑))を再現(回す人も飯村さん、冃さんで。最後に自転車も出てきました)。そのまま退場していきました。
+ラート
(岩沢英美さん/樋口 茜さん/李 依燃さん(王さんだったかも))
岩沢さんが1人ラートで登場。ラートの難しいところは脚は踏ん張れるけど手が大変とかラート談。
ドイツ発祥。正式名ルーンラート、子どもの遊びとして生まれたらしく「ドイツ人すごいですね」(笑)。
田中さんが観たことがある、というラートの競技についてちょっと語ってくれました。私もテレビで観たことありますけど、すごいです。うわんうわんしてます(わかんねー)。
その後、「これは一人ですけれど」ということで、今度は樋口さんと李さんが2人ラートで登場。
1人と違って難しいところなど話していました。
李さんは今年の2月14日に来日(再び今度はわざと「彼女も中国からきたお友達です」と紹介していた田中さん素敵)。これまた普通に訛り残りながらも日本語をしゃべっているので会場ざわめきました。
退場際「二人でけっこうタイミングのために声掛け合ってるんですよね。ちょっとマイクを…」と田中さんがマイクを当てたところ、最初のせーのみたいな掛け声のみで笑いが起きました。
+シーソー
(飯村和也さん/冃 督梵さん & 黒黄ピエロの3人(裏方さん)
舞台手前から2mくらいのところにシーソーを運び、再び遊園地の音楽がかかりました。
音楽に合わせてシーソー実演。これ、タイミングとか曲に合わせてるんだろうなぁ。
普段舞台一番奥でやっているのが、かなり手前にあるので思った以上の激しいアップダウンの動きに会場から「うわぁ」とか声があがりました。(上がると4、5mくらいいくらしい)ちなみに私も一番前(C列)で観ていたので、ちょっとビビリました(笑)。
一通りやって降りてきてからいろいろ話をしている時に見てたんだけど、幅90cm(田中さん曰く、「畳1枚」。例えが渋いですよ…)。足元にもなんかちょっとした出っぱりがあるだけ。すごいなぁ。
京都では舞台が狭かった関係上シーソーがなかったので、二人は名古屋に着てから初めてシーソーに乗ったらしく、最初はかなり大変だったとか(そういえば私が見た日は始まってすぐ。うまく漕げなかったね)。飯村さんかなりビビっていたみたいです。
今日の位置も、最初は「顔面蒼白」だったそうで。どうやら飯村さんはいじられキャラらしく、田中さんにつっこまれたりしている姿に笑いがおきました。
冃さんは李さんと同じく今年の2月に来日。京都公演の稽古では手の骨を折って大変だったらしいです。「田中サン、質問ダメダメ」と田中さんにお願いしていた様子(笑)。しっかりネタにされてた。池田さん(前回名古屋公演の時の同じ役をやっていた方)と似た感じだなぁと思っていましたが、思ったより若い感じ。可愛い笑顔。
普段舞台でシーソーを止めたり運んだりしている黄黒ピエロさんたちもスタッフ服で登場。
今回の名古屋公演で、かなり話題になっている(笑)いつも外で踊ったりしているでっかい黄黒ピエロさんの中の人も素顔を拝見しましたよ(笑)>Hさん
サイズからして絶対本人だ、と思って観ていたらやっぱりそうだった。田中さんも「いろいろパフォーマンスをしているんで…」って言ってたので、多分役者の間でも評判だと思われます(笑)。
そして次は霊界空港。
今度は霊界空港の音楽とともに、セットがばばーんと出てきて……でも誰も出てこない(笑)。
曲が終わったところで、ふつーに田中さんが話し始めました(笑)。
田中さんがうろうろしながら、この辺におじーちゃんおばーちゃんがいて、3人がいて…と、説明。「これをこうすると」とお客さんの入ってくる床のドアを操作して、奈落からの光を浴びながら、下を向いて奈落をながめて「この下は『奈落』っていって、だいたい4mくらいあるんですけど……」と話しながら、奈落の人に手を振ってみたり。手動操作らしいです。けっこう力仕事って言ってたような気が。
「私事なんですが」とちょっと前におばーちゃんが光の国に旅立ったという話に、一瞬シンとなってしまったんですが、「といっても101歳で亡くなったんで」大往生。すげー。
そして「天国の門、こっちに行きたいですね。(地獄の門で)こっちは俳優でもあまり通りませんが…配達人は何者なんでしょうねーここから出てきますね」。なんて言い始めたので、この瞬間配達人さんが出てきたらめっちゃおもろいのになぁなんて思って観てました(笑)。
そして霊界空港といえば、愛をありがとう。ということで、ここから歌唱イベントへ様変わりです。
で、北澤配達人、天国の門から登場~。めっちゃ笑顔。でも黒い上下姿を見て、一瞬ブラックコメディの栗原さんを思い出してしm…(げふげふ)
(どうやらその前に地獄門での会話に「ふふっ」とか笑っていたらしい)
「ね、ホント僕って何者なんでしょうね~」「僕こっち(地獄)から出ると思ってこっちに立ってたら、こっち(天国)からって言われてびっくりしました~」と北澤節全開。LKイベントとかでも北澤さんのMCを体験してますが、相変わらずこの方はほんわかしてるんだか何も考えてないんだか胡散臭いんだか(笑)。大好きだー。そして格好いいです。
ここで田中さんから北澤さんへ司会者交代。
手伝い人として、織笠さんピアノ、歌お手伝いで松本和宜さん、岩沢さん、樋口さん、飯村さん登場。……あれ、松本さんと岩沢さんはダンサーさんでは(笑)。
織笠さんは普段の場当たりなどでびしびしダメ出す方らしく、北澤さんそれを何度も強調。「そこー!変な音程で歌わない!!」みたいな。
しかし彼女も「そんなことないですよー」とはヒトコトも言わず、ちょっと否定っぽいことを言っても最後の方に小さい声で「そうですけどぉ」って言ってる辺りが普段がしのばれて可笑しかったですよ(笑)。
とりあえずちょっと立ち上がって、背伸びをして、軽くジャンプ。
「僕今日はあまり何しようとか決めてこなかったんですけど」とぶっちゃける北澤さん。歌が歌なので、けっこうみんな歌えるので、どんな風に歌ったらいいかの指導になりました。
まずは口を大きく開けて、普段のしゃべっている声で歌うように、「かぱっって音がするように」腹から歌ってという指導。なんかこの辺もう北澤さんのしゃべりがおかしくてたまんなかった。擬音語と擬態語とそれに付随する行動が伴っててたまんないです。
ちなみにピコパートは北澤さんが歌ってました。なんか可笑しい。でもやっぱ素敵な歌声です。
ぼくたちはたびだつ~、と流すのではなく、「僕たちは、(ちょっと力を込めて)旅立つ」など、きちんと意味を込めて。詩を読むように。ということで、一旦歌ではなく、詩として読んでみました。
それだけで本当に歌の感じが変わるんですね。「光」は大切に、とか。
そして参加者を二つに分けてアカペラで歌って(この頃にはピコパートは織笠さんにバトンタッチ。綺麗な声です)、その後織笠さんのピアノで斉唱。
で。
「僕じゃやっぱりだめなので~……もうこの辺に『出るぞ出るぞ~』ってオーラが出てますよね。みんなで『せーの、ピっコちゃ~ん』って感じに呼びましょう!」ということで、
「せーの」
「「「ピっコちゃ~~~ん!!」」」
ピコちゃんアイスクリーム屋の自転車(ぶん回しのラストに出てくるやつ)に乗ってへろへろ~ん、と登場(笑)。
それだけで爆笑なんだけど、自転車(というか三輪車)をとめて降りようとしたら、脚が両足届かなくてつんつんしていて、また爆笑。
北澤さんに「(袖で聞いてて)どう?」って聞かれて「もっとたくさんいると思ったー」と笑顔で返事。1列目センターにいた子どもにめっちゃ笑顔で手を振る姿が可愛かったです。
そして今度はちゃんとした音で、ピコと一緒に。
稽古着で髪もアップにしちゃってるけど、ショルダーバックだけ着用の吉沢さん。歌ってる時に舞台と一緒でショルダーをぐっと握ったりして演技もちょっと入ってました。
そんな『ピコ』と一緒に歌う、それだけで、声の感じとかぐっとみんな違ってて、かなりよかったんじゃないかなーと思います。感情入りまくりー。
吉沢さん「こちらがみんなにパワーを与えて、みんなから私達もパワーもらえて、すごい勉強になりました」というようなことを言ってて、ちょっと嬉しくなりますね、そういうの。
今回のイベントは、オフステとバックステージツアーと歌イベントが一つになったようなホントにお得というか、贅沢イベントでした。参加して楽しかったー!
キャストチェンジしてすぐの田中さん、北澤さん、寝ずの準備ありがとうございました!
織笠さん、ピアノありがとうございました。
役者のみなさんも舞台はねてからのイベント、ありがとうございました。