11:30開始って・お腹空きます・・・(笑)。ソワレの15:30開始って、終わってダッシュすると春秋の演目が見られません!?
++本日のキャスト++
ひろめ屋 | 川口雄二 | 太郎坊 | 石井雅登 |
太郎衛門 | 青山祐士 | おゆき | 大橋伸予 |
おミヨ | 大徳朋子 | ゴンじい | 深見正博 |
与作・家老 | 川地啓友 | 松吉・殿様 | 高林幸兵 |
七郎 | 田島康成(劇団昴) | 唐の国のお使い | 龍澤虎太郎 |
敵兵頭 | 関 与志雄 | 九郎衛門 | 伊藤礼史 中村智志 |
男性アンサンブル | |||
村中弘和 玉井晴章 安江洋介 ユ スングク 瀧澤行則 鈴木伶央 新庄真一 | |||
女性アンサンブル | |||
須田綾乃 桜 小雪 熊本梨沙 大槻純子 山本奈未 宮尾有香 |
15日と22日の感想。
ネタバレがっつりです。まあ、パンフ見たらほとんど筋は書いてありますが。
四季のファミリーミュージカルは、バレエを主体とした容赦のない振付をそうと感じさせないような作り、帰る頃にはすっかり覚えてしまう単純だけど綺麗なメロディとわかりやすい歌詞、小さい子どもを連れてきた親たちも飽きさせない笑いと(最初から馬鹿にしてたらそう見えませんが)ストーリー展開。
ファミミュを観に来たぜ!って前提を忘れなければ大人でも充分楽しめるので、お子様に混ざって観に行きます。
「むかしむかしゾウがきた」は、「九郎衛門」時代に観に行けなかったのでどうしようかと思っていたのですが、ソング&ダンス3で吹雪の曲がけっこうよかったので、えいっとチケット取ってました。
あえて言いますが、キャスト見てから取ってないよ?(笑)>もうええっちゅうねん
さて、ゾウ。
なんていうか、あらすじを読んだその後でも、なんだこの異質なファミミュは。って感じでしたね。
とりあえず久々に加藤敬二全開!って感じのダンス、川地さんとか普通にいろんなシーンで踊ってるとか、これ笑っていいのか!?と散りばめられた小さい笑い、人形浄瑠璃などの和テイスト、そしてそのオチ。
そして今回一番容赦ねぇ!って思ったのは、ラストに大人たちがかなり泣いているところ、暗転一切なしどころか、いきなり客電ついて、俳優さんが横に立つか!! しんみりして泣いて涙を拭く隙すら与えないのか!(笑)
いや、本気ビビリました(笑)。
話自身は単純っていうか、「かわいそうな象」とかもちょっと思い出しましたね。
わかってるんだけど、泣けるんだよね。
こらえてるところに「腹ぁ減らしたまま、逝ってしまったじゃぁぁ」の与作さんですよ。踏みとどまったところで背中どつかれた気分になります。またあの歌が。寂しいあの歌で終わるか!
あ。吹雪のシーンは圧巻。
白扇子の使い方とか、雪の降らし方。悔しいけど(笑)すごい見入ってしまった。
あんな雪降らして転けないのかな大丈夫かなってはらはらしながら観てました(15日は一人滑ってましたが)。
細かい笑い。
・家老の通訳
・太郎衛門とおゆきの犬も食わない夫婦喧嘩
・九郎衛門、あんたどこにわらじ!?
・「あーよっと♪」って歌は暗いんだぜ!?(笑)
・ぐっとスタート姿勢の九郎衛門
その他にもいっぱい。23日の観客さんたち、大人がたくさんたくさんウケてたなぁ。
さて、結局「九郎衛門」はどっちも見たのかな。
キャストさん感想。ちまちまっと。
ひろめ屋/川口雄二
すぐ近くで夢醒めをやっていたので、個人的には感慨深いというか。兵隊さんデビューだった人が2作目のファミミュのストーリーテラーです。
相変わらず若干硬い部分もあるのですが、人形浄瑠璃パートの太夫はすごくよかった!久々にちゃんとしたダンス踊ってる川口さんを拝見してちょっと嬉しかったりして(笑)>カテコ
でもパンフ見る限り、瀧澤さんの枠も稽古されてるようで。もちろんひろめ屋がいいなぁと思いますが、黒桑組だとかがしがし踊ってるのも見てみたいかも。
太郎坊/石井雅登
小柄だっていうのもありますが、太郎坊ちゃんがとてもよかったです。
スキンブルの時のぱっきぱきのダンスが、逆に人形振りには合っているのかなぁって(笑)。それは冗談として、笑顔の可愛い、時折格好いい太郎坊ちゃんでした。
太郎衛門/青山祐士
おゆき/大橋伸予
青山さん、ちょんまげ似合うなぁ(笑)。
太郎衛門とおゆきの夫婦が素敵だなぁ、と。「あーあ。俺も九郎衛門に生まれたかったよ」って愚痴は盛大に果たして笑っていいものなのか。可愛いなぁ、太郎衛門。とてもいいコンビ。そして九郎衛門を逃がすと決めたときのお父ちゃん格好いい!
大橋さんはもうすっかり四季の人ですねぇ。この方は観ていて安心できるというか、いつ観ても好きな俳優さんです。人形の表情とか、さすが!
おミヨ/大徳朋子
すっかりファミミュの人ですねー。でも好きだ。
あのゴンじいの孫だけあって行動力抜群のおミヨちゃんを素敵に演じられていました。2幕頭とかめちゃめちゃ可愛い。
ゴンじい/深見正博
さすが・・・。この方の存在あってこそのこの演目、って感じでしたね。一応ひろめ屋にもキャスティングされていますが、できればゴンじいで観たい。
あと、石屋の親父もそうですよね?
とても存在感があって、演技もさすがですねぇ。
与作・家老/川地啓友
ゴンさんも格好いいが、何気にひょいっと美味しいところを持って行く与作さんも素敵。
あとは、冒頭の家老さんの「通訳。」が可笑しくて可笑しくて。
なぜ通訳までが片言なんだとか(笑)。
あと、インドのシーンとか、あと吹雪のシーンとかも普通に参加されてますよね。なんか吃驚。
しかしあの村は村長的な存在は誰なのかさっぱりわからんのう(笑)。
松吉・殿様/高林幸兵
七郎/田島康成(劇団昴)
高林さんだぁ(笑)。なんでこの方は殿様とか似合うんだろう。でも松吉さんもちょっとそのまんまっていうか、お殿様の言ったこと、って繰り返してるときに、あんただあんた!とか思ってしまいそうな(笑)。
田島さんもここんとこずっと四季ですね~(笑)。インドのシーンではゾウの横にいましたね。あぁ、そんなことまで~。
松吉や七郎の主張はすごくわかる、というか、戦国時代の小さい村の人なら、あれが当然だと思う。でもなんかすごく悪者、なんですよねぇ。
唐の国のお使い/龍澤虎太郎
あぁ、本当に中国語なんだ(笑)。衣装がとても似合って、すっとして素敵でした。
でも「来来…来…」とにっこり笑って手招きする姿が胡散臭…
っていうか、あのお使いは、どの国に行っても「この国のこと調べました」って言いそうだ(笑)。
そして、やっぱ彼といえば回想シーンの虎(笑)。虎くんが虎を!!ってやつですね。
猫をやってるだけあって、しなやかな背中とか首の回しとか、綺麗。
あと、黒桑組とか吹雪とか、あ、あそこにいるなぁってわかる身体の動きに時々目を奪われました。
「お前たちは何食ってンだよ」は、初ギルの頃を思い出したりして。
敵兵頭/関 与志雄
関さん、すごい好きなんですけど、時々開口すごいんですよね。あの差はなんだろう、と思いながら見ています。人参食うかな。
ところで、敵兵頭、微妙な役だなー。
インド人…なんかすごいデジャヴだったんですが、あれ?
九郎衛門/一和洋輔 松田逸平(15) 伊藤礼史 中村智志(23)
九郎衛門、真正面から見ると目に照明が入り込んで、死んだ魚の目のようになるんです(ぶるぶる)。
2回目の観劇で細かいとこまで見られたということもあるのかもしれないけど、23日の方が小技が聞いていたように思います。
ていうか、普通に、耳ぱたぱたしてたり、動いていたり。芸細かいんですよ、あのアジアゾウ!泣かす演技しやがって!!(笑)
九郎さんも衛門さんもお疲れさまです。>そんな役はいねぇ
っていうか、ゾウが倒れてくるの、支えようとしたらつぶされて死んじゃう死んじゃう!!(笑)>そこはつっこんだらダメ
男性アンサンブル
村中弘和 玉井晴章 安江洋介 ユ スングク 瀧澤行則 鈴木伶央 新庄真一
女性アンサンブル
須田綾乃 桜 小雪 熊本梨沙 大槻純子 山本奈未 宮尾有香
村中さんはやっぱいい味出してるなぁ。
一応全員顔はわかるようにはなりましたが、さすがに誰の動きがどうとかって観てないや。
でもとても素敵でしたよー。