やべー、もう一回観たい(またですか)。
いや、ミスサイゴン自体は、勝手な大人ばかりでなんだか釈然としないものもいっぱいあるんですが、それがいいのかなぁ。うーん。群衆劇な辺りかな。
でも、ベトナム戦争って、よく知らない戦争でした。アメリカとベトナム、っていう構図しか印象になくて、サイゴンという都市のこと、ブイドイのこと、ベトコンとベトナム人のこと、いろいろと考えると、切なくてたまんないんですよね。
てか、何が切ないって、このパソコンはATOKが入ってるんですが、サイゴンって打ち込むと「地名変更→ホーチミン」って出て、予測辞書にはホーチミンって出てるんです。サイゴンは存在しないんだなぁって、ものすごく現実的にわからせられちゃって、うわぁ・・・・って思ってしまいました。
さて、8月のチケットを取って見損ねて以来(けっこういい席だった・・・)、さとしさんと赤組の組合せにこだわったら、10月とこの日しかありませんでした。なんでいつもその組み合わせが火曜日なんだよちくしょー。
04年サイゴンから初演の演出に戻したか何からしいけどよくわかんなかった。
でもアンサンブルは前より良かったと思います。歌詞も聞き取れたしダンスも揃ってた。足りないのは前川さんか>待て
サイゴンは一幕にも二幕にも見せ場がばばーんとあるので気を抜けないです。今回はアンサンブルさんたちのパワーがよくて、ヘリコプターのシーンがかなり泣きそうになりました。隣のねーさん泣いてたなあ。
なんていうか、プリンシパルだけじゃなくて、アンサンブル、重要だよー。
人数多いだけあって、すごいパワー。ガンダンスとかナイトメアとかいろいろいいなぁって。
つか、冒頭のヘリコプターの音だけで、「きたきたー!!」って。LKと同じで朝日が昇るんですが、そこでもう完全に盛り上がっちゃいます。
一曲一曲、いろいろあるんですが、おおざっぱに感想。
ようやく観られたさとしエンジニアですが…でけー。
フランス人との混血のでっかい胡散臭い人はとてもとてもエンジニアでした。大好きだー。
これで現在キャストの4人全員観られたんですが(他の3人は前回だけど)、個人的には一番好きかなぁ。でも他の人たちもそれぞれ違うエンジニアで好きです。
ただ、憎めなさというか、あぁ、この人は出生の理由もあって、ベトナムの中では居場所がない人なんだなぁ、ってすかーんと入ってきたんですよ。オーナーとのやりとりの後とか。
アメリカンドリームも迫力ありましたね。
あと、タム君に向かって頭上からすばしーんと手を差し出す辺り、なんかかっこよかった。
そしてクライマックスに向かって大盛り上がりシーン(ホテル調べて帰ってきたとこ)できれいにスライディングしたのはわざとかと一瞬思いましたがマジゴケでしたか。
トークイベントで新妻さんにつっこまれるまであまりにさとしさんぽくてスルーしてました(笑)(さらには正にクライマックスのシーンとしたところで後ろのおっさんはでっかいくしゃみをしてくれたけどな!ネタにされたけど。)
カテコでタムくんをわしわししてたり楽しげでしたが、終演後のトークイベントでの関西弁のノンストップ雑談は涙が出るほど笑わせていただきましたとも。そんなにスタオベなしが気になったか!(笑)
藤岡クリスは高音が綺麗に伸びる若々しいクリスで私は好きです。歌が気持ちよかったです。
てか、記憶に残るクリスは石井さんなので、リアルにクリスの歳であろう藤岡クリスはちょっとツボにはまりました。2幕のへたれっぷりもよし。
で、これまた歌唱力っていったらすごいですよねーっていう新妻さんと綺麗にハモってた。
新妻キムは、小柄で、パワーあって、歌もやっぱ上手くて。身の上話を叫ぶように歌うところとか、トゥイを撃った時とか、ラストシーンとか、うわ、泣かすーって。
泉見トゥイのあの鬼気迫るトゥイっぷりもすごかったですが、小柄な神田トゥイもよかった。
「親の決めた婚約者」以上の「好き」と、自分の地位からのプライドから来るキムへの態度など、すごくじんわりと来て、そして撃たれた時の倒れっぷりと、それを受け止めるキムのやりとりは凄かったです。
カテコでタムくんと新妻さんと3人で仲良く手を振ってるのがものすごく親子な感じで、なんだ、この3人いい感じじゃん、とか思ったのは内緒です(笑)。
シルビアエレン。
実は前回の公演時にはエレンてあまり重要視してなかったんですが、そんなことなかった。
エレン大事。なんかもう、エレンとキムが二人で鉢合わせたシーンはものすごいリアル感。まあこの場合、シルビアさんが当たり前だけど日本人顔じゃないんで、小柄なアジア人なキムと、大柄でアメリカンなエレンがすごくリアルでした。もちろん演技も歌も。シルビア泣かすぜー、って感じですね。
岸ジョンは初めて。パーティーアニマルなジョンもですが、2幕の熱いブイドイ、キムやクリスに振り回されてもマジメになんとかしようとする姿なんかがすごくジョン、って感じ。歌も好き。
てか、何度観ても、ジョンて可哀相だなぁって。振り回されっぷりは一番ですよね・・・・
池谷ジジ、すごくよかった。
結婚式のシーンの表情とか「我が心の夢」もすごくよくって、これまた前回ジジってあまり気にしてなかったなぁ、なんて思い返しました。
アンサンブル赤組さん。
歌とダンスがよかった!今回青組さん観られないので残念ですが、きっとよかったんだろうなぁ。
前回観てたときは、実は歌詞がよくわかんないところって多くて。
個人的に印象に残ったのは、副人民委員さん。トゥイとは信頼で結ばれてるんだろうなぁって感じの熱い人。あと、オーナーとエンジニアの掛け合い。かなりネタに走ってましたが(笑/「もっとバンバンバンバン呼んで来い!」の「バンバンバンバン」って腰を振っていつの間にかエンジニアに「振りが甘い!」とか指導されてた)、そういや前回もそんな感じにここ遊んでたっけ?とか思いながら観てました。
The Morning Of The Dragonとかすごくよかった!
今回はエンジニアがデカくて、クリスもジョンもそこそこで、エレンはシルビアで、キムが一人ちっこいので妙なリアル感がありましたよ。て、顔観たら日本人ですけどねー。
ということで、うっかり10月のチケット取ってしまいましたよ(笑)。
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4年ぶりのサイゴン。前回唯一観損なった橋本さとしさんのエンジニアが観たくて観たくて!!!(笑) 久々のサイゴン、やっぱシェーンベルグの曲はすげーなーとか、そんな感じで。前回よりアンサンブルさんがいいような気がしました。歌とか演技とか。何しろ4年前だしなぁ。
筧さんのエンジニアを観たはずが、記録が残っていないので、その時のクリスが誰だったか覚えてません。あまり印象に残ってないのかなぁ。なのでクリスは石井さん×2、トゥイは泉見さん×2、キムは松さんと新妻さんを拝見してる覚えだけはっきりと。あ、あとは前川さんのいた組(笑)が2回。
帝劇の椅子はふかふかー。
エンジニア : 橋本さとし
キ ム : 新妻聖子
クリス : 藤岡正明
ジョン : 岸 祐二
エレン : シルビア・グラブ
トゥイ : 神田恭兵
ジ ジ : 池谷祐子
タ ム : 中西龍雅
アンサンブル(赤組)
穴田有里 伊藤麻美 宇都宮愛 金城尚美
杉本朝陽 中野祥子 藤咲みどり 安田貴和子
石川 剛 上野聖太 大津裕哉 奥山 寛 海宝直人 梶 雅人
鎌田誠樹 川口竜也 栗栖裕之 近藤大介 四宮貴久 清水裕明
SINGO 田﨑悠人 橋本好弘 深堀景介 細見昌己 本多剛幸
水越友紀 港 幸樹 横田裕市 吉丸修一朗
やべー、もう一回観たい(またですか)。
いや、ミスサイゴン自体は、勝手な大人ばかりでなんだか釈然としないものもいっぱいあるんですが、それがいいのかなぁ。うーん。群衆劇な辺りかな。
でも、ベトナム戦争って、よく知らない戦争でした。アメリカとベトナム、っていう構図しか印象になくて、サイゴンという都市のこと、ブイドイのこと、ベトコンとベトナム人のこと、いろいろと考えると、切なくてたまんないんですよね。
てか、何が切ないって、このパソコンはATOKが入ってるんですが、サイゴンって打ち込むと「地名変更→ホーチミン」って出て、予測辞書にはホーチミンって出てるんです。サイゴンは存在しないんだなぁって、ものすごく現実的にわからせられちゃって、うわぁ・・・・って思ってしまいました。
さて、8月のチケットを取って見損ねて以来(けっこういい席だった・・・)、さとしさんと赤組の組合せにこだわったら、10月とこの日しかありませんでした。なんでいつもその組み合わせが火曜日なんだよちくしょー。
04年サイゴンから初演の演出に戻したか何からしいけどよくわかんなかった。
でもアンサンブルは前より良かったと思います。歌詞も聞き取れたしダンスも揃ってた。足りないのは前川さんか>待て
サイゴンは一幕にも二幕にも見せ場がばばーんとあるので気を抜けないです。今回はアンサンブルさんたちのパワーがよくて、ヘリコプターのシーンがかなり泣きそうになりました。隣のねーさん泣いてたなあ。
なんていうか、プリンシパルだけじゃなくて、アンサンブル、重要だよー。
人数多いだけあって、すごいパワー。ガンダンスとかナイトメアとかいろいろいいなぁって。
つか、冒頭のヘリコプターの音だけで、「きたきたー!!」って。LKと同じで朝日が昇るんですが、そこでもう完全に盛り上がっちゃいます。
一曲一曲、いろいろあるんですが、おおざっぱに感想。
ようやく観られたさとしエンジニアですが…でけー。
フランス人との混血のでっかい胡散臭い人はとてもとてもエンジニアでした。大好きだー。
これで現在キャストの4人全員観られたんですが(他の3人は前回だけど)、個人的には一番好きかなぁ。でも他の人たちもそれぞれ違うエンジニアで好きです。
ただ、憎めなさというか、あぁ、この人は出生の理由もあって、ベトナムの中では居場所がない人なんだなぁ、ってすかーんと入ってきたんですよ。オーナーとのやりとりの後とか。
アメリカンドリームも迫力ありましたね。
あと、タム君に向かって頭上からすばしーんと手を差し出す辺り、なんかかっこよかった。
そしてクライマックスに向かって大盛り上がりシーン(ホテル調べて帰ってきたとこ)できれいにスライディングしたのはわざとかと一瞬思いましたがマジゴケでしたか。
トークイベントで新妻さんにつっこまれるまであまりにさとしさんぽくてスルーしてました(笑)(さらには正にクライマックスのシーンとしたところで後ろのおっさんはでっかいくしゃみをしてくれたけどな!ネタにされたけど。)
カテコでタムくんをわしわししてたり楽しげでしたが、終演後のトークイベントでの関西弁のノンストップ雑談は涙が出るほど笑わせていただきましたとも。そんなにスタオベなしが気になったか!(笑)
藤岡クリスは高音が綺麗に伸びる若々しいクリスで私は好きです。歌が気持ちよかったです。
てか、記憶に残るクリスは石井さんなので、リアルにクリスの歳であろう藤岡クリスはちょっとツボにはまりました。2幕のへたれっぷりもよし。
で、これまた歌唱力っていったらすごいですよねーっていう新妻さんと綺麗にハモってた。
新妻キムは、小柄で、パワーあって、歌もやっぱ上手くて。身の上話を叫ぶように歌うところとか、トゥイを撃った時とか、ラストシーンとか、うわ、泣かすーって。
泉見トゥイのあの鬼気迫るトゥイっぷりもすごかったですが、小柄な神田トゥイもよかった。
「親の決めた婚約者」以上の「好き」と、自分の地位からのプライドから来るキムへの態度など、すごくじんわりと来て、そして撃たれた時の倒れっぷりと、それを受け止めるキムのやりとりは凄かったです。
カテコでタムくんと新妻さんと3人で仲良く手を振ってるのがものすごく親子な感じで、なんだ、この3人いい感じじゃん、とか思ったのは内緒です(笑)。
シルビアエレン。
実は前回の公演時にはエレンてあまり重要視してなかったんですが、そんなことなかった。
エレン大事。なんかもう、エレンとキムが二人で鉢合わせたシーンはものすごいリアル感。まあこの場合、シルビアさんが当たり前だけど日本人顔じゃないんで、小柄なアジア人なキムと、大柄でアメリカンなエレンがすごくリアルでした。もちろん演技も歌も。シルビア泣かすぜー、って感じですね。
岸ジョンは初めて。パーティーアニマルなジョンもですが、2幕の熱いブイドイ、キムやクリスに振り回されてもマジメになんとかしようとする姿なんかがすごくジョン、って感じ。歌も好き。
てか、何度観ても、ジョンて可哀相だなぁって。振り回されっぷりは一番ですよね・・・・
池谷ジジ、すごくよかった。
結婚式のシーンの表情とか「我が心の夢」もすごくよくって、これまた前回ジジってあまり気にしてなかったなぁ、なんて思い返しました。
アンサンブル赤組さん。
歌とダンスがよかった!今回青組さん観られないので残念ですが、きっとよかったんだろうなぁ。
前回観てたときは、実は歌詞がよくわかんないところって多くて。
個人的に印象に残ったのは、副人民委員さん。トゥイとは信頼で結ばれてるんだろうなぁって感じの熱い人。あと、オーナーとエンジニアの掛け合い。かなりネタに走ってましたが(笑/「もっとバンバンバンバン呼んで来い!」の「バンバンバンバン」って腰を振っていつの間にかエンジニアに「振りが甘い!」とか指導されてた)、そういや前回もそんな感じにここ遊んでたっけ?とか思いながら観てました。
The Morning Of The Dragonとかすごくよかった!
今回はエンジニアがデカくて、クリスもジョンもそこそこで、エレンはシルビアで、キムが一人ちっこいので妙なリアル感がありましたよ。て、顔観たら日本人ですけどねー。
ということで、うっかり10月のチケット取ってしまいましたよ(笑)。
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