劇場について。
今回は1階席下手側最後列。
頭上には2階席。時折頭上で足音がしたり(笑)、ハシゴが降りてきたりおもしろかったですが、ちょっと疎外感もありましたねー。なんでこっちまで来てくれないんだーランパスー(笑)。
++本日のキャスト++
グリザベラ 早水小夜子
ジェリーロラム=グリドルボーン 秋 夢子
ジェニエニドッツ 高島田薫
ランペルティーザ 章 ヤヤ
ディミータ 増本 藍
ボンバルリーナ 南 千繪
シラバブ 荒井香織
タントミール 高倉恵美
ジェミマ 王 クン
ヴィクトリア 坂田加奈子
カッサンドラ 大口朋子
オールドデュトロノミー 石井健三
アスパラガス=グロールタイガー/
バストファージョーンズ 村 俊英
マンカストラップ 趙 宇
ラム・タム・タガー 芝 清道
ミストフェリーズ 松島勇気
マンゴジェリー 百々義則
スキンブルシャンクス キムスンラ
コリコパット 徐 元博
ランパスキャット 幸田亮一
カーバケッティ 三宅克典
ギルバート 千葉ヒカル
マキャヴィティ 上田龍雄
タンブルブルータス 齊藤 翔
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猫が違うだけでこうも印象が変わるとは、という感じの日でした。
なんというか、ですね。
雌猫は攻撃力がアップして(笑)、
雄猫は優雅度がアップした感じ?>若干猫規格外<鉄道猫とかセクハラ猫とか(違)
冒頭。
猫が近くまで来ましたが、判別はできなかった‥‥多分ガスじゃないかと思う体型でした。‥‥‥爺さまだったらどうしよう(笑)
ジェリクルソング。
どうも趙マンカスは東京公演始まってから歌い方を変えたのか調子が悪いのか、声のカンジが今までと違います。
今回は席が遠いのでまったりして見ていたのですが、今までの劇場では見えなかった横からの姿が見えることが多く楽しかったです。私はまだ2番目スロープ先でしたが、もっとサイドの席になるとおもしろいかもしれません。
そういえば、ギルバートが空中ブランコしてる時って、コリコは側転でした?なんか側転じゃないことしてたような気がしたんですが‥‥
あと、「鋭い鼻」の時にスポットって当たってたかなぁ、とか。
ネーミング。
そこに入る寸前、すごい勢いで2階席の端っこから縄梯子が降りてきました。そしてお姉さんが通路を歩いてきて、左右の座席下に固定しました。
どうでもいいけど、もう少し音のあるときに移動してほしいなぁ……(せめて靴音は出ないように!)
冒頭はランパスが正面遠くにいましたが、すごい勢いで上手へ。こちらにはコリコが来ました。縄梯子をギシ、ギシ、と上がっていき、途中両足揃えて、どうやら2階最前列の人とにらめっこ中なんですが、その揃えられた足が妙にかわいかったです(笑)。
通路の真ん中に縄梯子な形なので、当然猫は来ませんでした。なので2階席のマキャとか、手すりに足乗っけてるジェリー(おーい/笑)とか、2階席の猫が消えていくところとか見ていました。
そういえば、2階席が振り返らなくても見えるってのもおもしろいですね。
おばさん猫。
オーブンの中のおばさんの手を持ってにぎにぎしてるミストが妙にツボだったり。
高島田さんはシェンジで何度も観ているので、そのサイズとか声はわかってましたが、どちらかというと攻めな役しか見てないので(シェンジとかブルーエット婦人とか)、また違うキャラクターが非常に楽しみでした。
若々しくかわいいおばさん猫。
まだ慣れてない分、硬さもみうけられますが、慣れれば素敵なおばさん猫になるんじゃないかなぁ。
あと、多分今までで一番小さいおばさん猫なので(藤田さんにしても石井さんにしても身長はそれなりにあるはずだし)、最初の年代モノ衣装がずるずるしていて大変そうでした。
ゴキブリ登場時には、下手側からすごい勢いで(横滑り状態)現れたゴキちゃんは誰だーっとずっと追っていたら、マキャでした。あのでかい身体に似合わず俊敏な‥‥(笑)
つっぱり猫。
普段いかにバブを見ていたかって感じなんですが(笑)、タイヤの上にごろーんっと大の字に寝るギルが可愛かったです‥‥
あ、でもコリコとバブが遊んでいるのはめちゃめちゃ可愛かった。
そういえば、いつの間に最後のはにゃーんってする猫にヴィクが入って、ジェリーが抜けたんでしょうか。あそこ、匡子さんのヴィクだと無関心ーにそっぽ向いてるのが良かったのに。ヴィクがタガーにキャーってやっている図って、慣れません‥‥。
娼婦猫
齊藤タンブルの手のひき方は、手だけですっという感じで、遠めに見ている分には無表情というか、普段のむすくれたような表情(口をきゅっと閉じるとそうなるんでしょうが(^^;))に見えましたが‥もしやニヤリ笑いをしていたんでしょうか。
坂田ヴィクは、グリザベラに近づいた後、マンカスに追い詰められても、不満そうですが「怖い」って感じはないですね。悪いことしてないわ、って主張してるようにも見える。
初の秋ジェリーは、全然訛りもなく、ドスの効いた、というかはっきりした声で好みです。
大人物。
なんか、雄猫たちの行動が派手になったというか(笑)。バストファージョーンズさんが舞台に上がってくるまでや、歌ってる最中のぱたぱた遊びが増えた感じです。可愛いやつら‥‥
バブはジェリーの足が気になるらしくてしてしとやっているうちにジェリーがやっと気づき、尻尾であやしてました。
その後久々に高速横移動のお運びジェントルが美味しいものを持ってきて、バブが犬食いをしようとするのをジェリーが尻尾をすごい勢いで引っ張ってて可愛かったです。
下手の3匹はなにやら攻防していましたが、しっかり見れなかった。
泥棒猫。
初日に比べて章ランプが弾け始めた感があります。掠れた感じの声がかわいらしく、いい感じになってました。少し低音が苦手なのかな?
百々マンゴも多少余裕が出てきた感じ。
オールドデュトロノミー登場。
ギルバートの滑り台滑り降りは劇速いですね(笑)。
そして、私今まで全然気づいてなかったんですが、ジェミマはこうふくはこうふくでも降伏のポーズというか、完全平伏な感じで、床にぺたーんっと寝ているのは、ありゃぁなんですか!?(笑)
ジェリクルボール。
抜けた雄猫=山口さんがそうじゃないわけじゃないんですが、なんだかこの日の雄猫たちは全体的に優雅なダンス。
バレエダンサーが3人いて、それぞれが目立つパートを持っているからなんでしょうか。
個人的には幸田さんはランパスが好きで、それが特にボールのリナとのダンスシーン。
綺麗に足を伸ばし、ぽーんと跳ねる姿がとても好きなのです。手を伸ばし雌猫を誘う姿とか。
そして齊藤タンブル。
この人は今までのタンブル役者さんのほっそり面長な感じとは少し、いやかなり(笑)違ってまして、特徴のあるがっしりかつ柔らかそうな下半身に締まった腰をされてまして、ダンスも女性のような柔らかい足の動きをされることが多く、さらに丸みを帯びた特徴のあるお顔のラインなので‥‥正直、「あれ?カッサでかい?」とか思うこともしばしば(笑)。
カッサとのアダージオはゆっくりと溜めて、大切そうに、丁寧にゆったりと回す姿が(いや単に慎重だったのかもしれませんが(笑))印象的でした。
その後のインテンポになってからのユニゾンのところで、デュト様の後ろで踊っている荒井バブのダンスが、今までに観たことのないパターンで、あれはアレンジなのかバブパートなのか悩みどころです(笑)
メモリー
このジェリーは攻撃的な匂いがします!(笑)
そんなに低いわけじゃないと思うんですが、ドスの効いた感じがします。コリコとかが悪戯したりすると、にっこり笑って平伏させそうな感じ。
幸せの姿
百々マンゴのいる辺りから激しく笑い声が。
気になる!何をしているんだいつも百々マンゴ!!(笑)>ひざ上の荷物落としたりするしー
ちょうど自分の座っている席から、猫道が一本正面で、ディミやギルが正面からほてほて歩いてくる姿とか見れて楽しかったです。
ガスナンバー。
全国推定30人の黄マキャで遊ぶカーバを観るのが好きな皆さん。
今回の舞台はカーバのいるテーブルと黄マキャのいる場所がごっつ離れていますが、三宅カーバはそれでもチャレンジします!(笑)
‥‥‥あっさりひと睨みで返り討ちにされすごすご戻っていましたが(笑)。
相変わらず机の上でごろごろごそごそうにゃーんとしている三宅カーバは素敵です。ちょろちょろするCarBackな感じです。
タンブルカッサはまったりと。カッサがずっとタンブルにもたれかかっているのですが、タンブルはそんなにスキンシップを取る柄ではないらしく、でも時々指先でちょいちょいっとカッサをいじっていたり、じーっと頭を見ていたり(遠めだったから実は寝ていたらどうしよう!(笑))、ひっそりと熱い感じでした。
劇中劇
ミストの耳が右耳だけ!(笑)左耳は完全に布に隠されていました。ぴょこっと出ている耳がなんだか笑えます。松島ミストの耳は大きめ耳なんですね。だからよけいに。
グリドルボーン。どのジェリーに似ているかっていえば井上ジェリーなのかな。
ソノクイが綺麗に伸びていて気持ちよかったです。
キ・エーラ、は柔らかく、あまり聞いた事のないパターンだった気がします。村ガスはどんどんおちゃめというか、大丈夫なのかこのおっさんで、と思うようなタイガーを演じられています(笑)。
千葉ギル隊長は相変わらずしぱんしぱんと気持ちよく殺陣を演じられます。東京は横幅が広いというか、邪魔者がいないからか、絶対今までより動きが広く大きくなった気がします。うーん。
龍旗は真横を芝タガーがとっすとっすとっすって走って行きました(たたた、ではないんですよねーなんか)。
鉄道猫。
ヤクザマンカス登場時の雄猫たちにあまり大きな動きはないようなんですが、マキャがよくわからない行動に出ていました。カーバにそそのかされてマンカスのところに行こうとしたのか、打ち合わせと違う行動に出られてあわあわしてたのか(笑)。
その後ボンネットの上からちょっと楽しそうに滑り降りてきたのをみるに、もしかして彼は即トンズラしてたんでしょうか(笑)。
雄列車の時には芝タガーはギルの上に頭と腕を乗せ寝てしまい、バブ、カッサ、ディミに怒られてました。そしてふるふるふるふる頭を振るギル‥‥抵抗か?抵抗なのか!?
その後もなにやらバブにぽこぽこされていたタガーはゆれていたんでしょうか。
列車を作るときに、上田マキャはいつも大張り切りで「オレに着いてこいよ!」な感じに腕を振って勢いよくはけていくんですが‥‥‥あんた帰ってこないじゃん!(笑)とかツッコミを入れたくなります。
爺攫いシーン。
○○マキャがはけるのが遅いのか、○○マキャが出てくるのか速いのか、舞台上にマキャが2匹いる瞬間があります(笑)
そういえば、趙マンカスはマキャに払いのけられたときに少し間を取るんですね。だから追いつきそうになるってのはあまりなくて、けっこうな勢いで走る事が可能なのかも。
攫われるルートは下手一番端スロープで。
犯罪猫。
南リナは身体つきがしっかりしてる感じなので、久々に体型的にも迫力おねーさまズになっていてうれしいです。
あまり訛りはなかったかな。でもまだ、リナの大人の姐さん的な貫禄が感じられないので、これから楽しみですね。
マキャヴィティファイト。
「ふんがぁぁぁぁぁ!」
は、この日は
「はんがぁぁぁぁぁ!」
にも
「あんぎゃぁぁぁぁ!」
にも聞こえました。
‥‥‥‥‥なんだ。怪獣系なんだ(笑)。
素敵に吠えまくっていまして、なんだか必死感すら(笑)感じられますが、そんなところも、ちゃんとジェリクルたちと並列に猫なんだよな、って思ったりします。
魔術猫。
やっぱり松島ミスト好きです。
パがひとつひとつ綺麗。でもニヤリ笑ってそうな感じ。
握手
ガスが来ました。
左手を指をまっすぐにして‥‥‥それ握手じゃありません~(/-;)
でもたくさんの人とされてました。さすが村さん。
少し前のほうでは章ランプが握手してました。そこだけ。Σもっとしてあげてー!(笑)
下手2階席で、タントが片足を上げながら必死に握手してる姿が可愛かったです。
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