11.26
越後のちりめん問屋
「足から転がる」
於 ナビロフト
初めて観に行きました。
仕事が終わるのがギリギリだったのと、うっかり一駅寝過ごしてしまい(ダメ人間)、少し遅れて入りました。
ナビロフトも初めて。
広めの床が舞台。階段席からの観劇。
自分たちのTAPの舞台にいいなぁと思うような小屋。
さて、えちどん。
良くも悪くも「女の子の芝居」でした。
個人的には「悪く」な方でしたが……
女の子の女の子による芝居で、なんというか、疲れるというか、ぽかーん、としてしまいました。
個々のエピソードや「マーブル」というキーワードやその他いくつかのキーワードがあって、それを元に何章か作ってあるんですが、その一つ一つが、根本繋がっていないと言うか……
不条理系の芝居は通常広げるだけ広げて、オチがあったりなんとなく最後に、「おお」って感じがあるもしくは、じわーっと、きたりするもんなんですが……「その風呂敷誰がしまうねーん!」っと思ってしまったんですね。
いくつかのエピソードは好きなのというか、くすっと笑う部分とかあったんですが、一人、やたらうけてるおにーさんがいて、「何!?何で何がおもしろいの!?」って感じでしたが……実際出演していたSちゃんも「………どうだった?」って恐る恐る聞いてきたということは、きっと納得いってないんだろうなぁ。
学生時代に観まくっていた小劇場系はほとんどガチンコ系というか、男所帯というか、おっさん達がいろいろやってるのが好きだったんで(笑)、女の子の気持ちを書いた脚本、ってのはちょっと苦手系なんですよね。だから余計にかなぁ。
ダンスを取り入れた動きはよかったです。
でももう一度観に行くかって聞かれたら、知ってる役者さんでないと、観ない。と思います。
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