前日新キャスト登場→マチネかソワレかわかんない、ということで、急遽マチソワしてきた猫です。
元々持っていたチケットがマチネで前キャスト、ソワレが新キャストという、1日で二度美味しい観劇日でした。
ちょっと途中で体調が崩れてグリザベラと共にヘビーサイドレイヤーに行っちゃいそうでしたよ・・・・
うーん。キャスト表の漢字、文字出ないパソコンありそうですね・・・・
++本日のキャスト++
グリザベラ 早水小夜子
ジェリーロラム=グリドルボーン 遠山さやか
ジェニエニドッツ 礒津ひろみ
ランペルティーザ 真鍋奈津美
ディミータ 滝沢由佳
ボンバルリーナ 南 千繪
シラバブ 荒井香織
タントミール 高倉恵美
ジェミマ 王 クン
ヴィクトリア 金井紗智子
カッサンドラ 井藤湊香
オールドデュトロノミー 種井静夫
アスパラガス=グロールタイガー/
バストファージョーンズ 村 俊英
マンカストラップ 田村雄一
ラム・タム・タガー 芝 清道
ミストフェリーズ 蔡 暁強
マンゴジェリー 李 涛(M)/萩原隆匡(S)
スキンブルシャンクス 鈴木涼太
コリコパット 牛 俊杰
ランパスキャット 幸田亮一
カーバケッティ 劉 志
ギルバート 張 文瀟
マキャヴィティ キムグヨル
タンブルブルータス 岩崎晋也(M)/村瀬美音(S)
雄猫のうち6人が日本人じゃないという、もしかして今までで最大でしょうか。キムさんは除くとして(笑)。
その中に村さんと芝さんがいるので、キャスト表を見るとうっかり何人日本人かわからなくなりそうなキャスト表です。
全体的に声のでっかい人が多くて、前の方で観てたらミックスされたマイク音より地声の方が飛び込んできておかしな具合でした。迫力あっていいけど。
あと、ソワレは全体的に雄が大きかったですね。ここに塚下コリコとか阿久津タガーとか入ってきたら・・・・・なんだかでかくて鬱陶しい群れだなぁ(笑)
今回はちょっとメモのみな感じで。マチネは2列目、ソワレは7列目にいました。
Mはマチネ、Sはソワレの出来事です。
+序曲
(M)通常目の前を歩かない限り猫を判断するのが難しかったりするのに、1列離れているのにもかかわらず、明らかにのしのしと歩いているリーダー猫が。すたすたではなくのしのしのし、な感じ
+ネーミング
・(S)早くも顔面汗だらだらの村瀬タンブル。あんなに汗かいた猫を観たのは、名古屋で初めて観た時の握手時の先生ミスト以来です。
・「その名」をいつまで言ってるんだマンカス、ってくらい、しかも低い声で、延々聞こえてくるのが笑えます。
+おばさん猫
・登場時、スロープからおばさんにつっこんでいくグヨルマキャゴキが、頭をつっこんだまま綺麗に腹から足先にドルフィン状態を繰り返してるのが可笑しいです。
・(M)前の3匹を叩こうとした瞬間におばさんが振り返るシーンで、何故か李マンゴのオタマで自分の顔を隠す岩崎タンブル。ぺしっと殴られて爆笑しながら踊っていました
・(S)最近金井ヴィクの攻撃っぷりがツボに入ることが多いのですが、手にしたスポンジで凄い勢いで袈裟に斬るように床に殴りつける様がかっちょいいです。いやそれヴィクとして激しすぎ(笑)>でも好みらしい
+タガー
・芝タガー「ごむー」やりすぎです(笑)。ファルセットで、シャウトで、右にごむごむ左にごむごむ上にごむごむ。
マチネでは思いっきり「ごむぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっげはあっ」って。それはマジ咳きこみか!?
・(S)ラスト近くで萩原マンゴがアピっていたらリナに猫パンチくらって「かはぁっっ」てなってました(笑)。
+バストファ
・(S)ナンバー初め頃、上手の雌猫溜まり。荒井バブが階段上からちょうど目の前にあるジェミマの耳にちょっかいを出し、ジェミマに遊んでもらおうとするも、ジェミマは難しいお年頃らしく無視。無視。無視(笑)。挙げ句ぺいぺいっと手で払っていました。
・これはどっちか覚えていませんが、礒津ジェニーが尻尾を左右にぺしっ、ぺしっとやってバブと遊んでやってたのですが、最後の方は横に座っていた井藤カッサも気になって、ていっと尻尾を押さえていました。
・隣のランパスにごちそうをとられたスキンブルは、膝をきっちり揃えて生真面目に抗議してました。そんなスキンブルは涼太スキンブルだけだろうなぁ(笑)なんて思いながらマチソワとも観察してしまいました。
+マンゴランプ
詳しくは萩原マンゴの感想に書くとして。
マチネの久々の李マンゴはやっぱり軽々と踊っていて、あぁ、好きだなぁと思いながら見ていました。
萩原マンゴは、なんだか新鮮。
・ラストの田村マンカスは、片手ずつ出して、「者共、かかれいっ!!」って感じにえいっと手をサイドから前にびしっと出すのがめっちゃ笑えます。
+ボール
・ランパスとリナのソロの後、カーバが紳士ポーズの後手をさしのべてタントを誘うのですが、その瞬間の薄ら笑顔を観て、「Σ胡散臭っ!!」って思ったのは私だけではないはずだ。
+しあわせの姿
・・・の前に登場するタントとディミ。寄ってくるタントを、威嚇だけじゃなくて猫パンチですか姐御Σ!!!
+クリュー~サイアミーズ
・冒頭下に降りていて、タガーが殴られたのを見たスキンブルが、グロールタイガーとタガーをしきりと指さして「言ってくれ」か「行ってくれ」かわからないけれど上の段にいる他の3匹に頼んだところ、マチネでは「YOU!(ビシ!)」って両手でびしっと(ゲッツみたいに)さされてました。ソワレははいはいみたいに流されてたんだったかなぁ・・・おぼえてませんが、やっぱり相手にされてませんでした(笑)。特に田村マンカスに。
・グリドルボーン登場時のマンカスとスキンブル
(M)両手を握り合って、向かい合って、「ねー」と腰から上を傾ける。女子高生かおまえら!!(笑) なんだか逆向きのU字の矢印の幻が見えましたよ・・・
(S)ソノクイを聴いて腰砕けになるマンカス。
・張ギルは剣だからなのか、千葉隊長は殺陣に見えない(真剣にやってそうな)殺陣だからなのか、張隊長×村タイガーの闘いはちょっと段取りが見えちゃうのが残念です。張隊長×田島タイガーはなんだか重そうな音がしそうな殴り合いっぽく感じる闘いなんですけど(笑)
・張隊長はなんだか手振りが多くてかっちょいいです。特に「その報せが~♪」の辺りから。ラストのポーズに行く過程とか。
+スキンブル
・涼太スキンブルは聴く度に声量が増えてる感じがします。朗々って感じですね。そしてきらきらしてる、のかなぁ。他のスキンブルはそう感じないんですが、彼のスキンブルは、例えばマンゴランプに「そんなことしちゃダメだよ」って涙目になって(←これがポイント)生真面目に説教してそうです。そういう意味で他の猫たちにおそれられてそうです。
・相変わらず素敵な内股でぴるぴる怖がっているグヨルマキャがツボ。
・その反対側でなんだかジャブしてる芝タガーは相変わらず放置されてるっぽい(笑)
・汽車ができあがってから、歌い始める寸前に、気合いを入れたマジメ顔で、ぐっと帽子をかぶるスキンブル。
+マキャヴィティ
・滝沢ディミは綺麗に偽爺の背中に乗ります。
・すっげぇ綺麗にタント回収→雌猫にぺいって託す(ってか流す)劉カーバがいいです。
・当たり前のように雌猫をかばうディミ姐御が格好いいです。
・牛コリコが細すぎるので、いつかマキャに肩越しにぺいって投げられそうです。
+ミスト
・飛ばされていく張ギルの表情がなんともいえません。
・誰にしようか迷っているミストに、「オレオレオレオレ・・・」って胸をばんばん叩きながら主張激しいタガー。
・(S)多分今までで一番高い位置にスキンブルの顔があるんじゃないかと(笑)。(グヨルマキャと村瀬タンブル、補助幸田ランパス、上に乗ってるのが涼太スキンブル。3メートル近くね?)
+メモリー前
(S)マンカスに怒られたランペルを「だめじゃないか」って感じに回収しようとした瞬間にマンカスと目があった萩原マンゴが、ぺこぺこと頭をちょっとさげながら「すんません。ちゃんと言い聞かせますんで。すんません」って必死に言い訳してる感じで笑えました。
+カテコ
・(M)一匹ずつ出て行くところで、なんだか種井爺さま、出遅れたような・・・。微妙な空白の後に、バブを招いていました。もしかして動いてたかもしれないけど、一時的に、センター不在・・・(笑)
・(M)握手前、曲がかかり始めていてもセンターの男性をガン見しているミストの耳を、後ろからきゅっと(しかも左に立ってるのに、右側から)引っ張り上げていたずらっぽく笑う早水グリザ。マチネもなんかちょっかいかけてました。
・(M)握手終了の「ジャン♪」が終わった後、なんだか下手のオーブン方面から慌ててとととんっ!っと降りてきた影。そしてすすすっと恥ずかしそうに混ざってきたのは牛コリコでした(笑)。降りてこなかったら影に隠れてばれなかったのに(笑)
・(M)そしてそのおかげで動転してたのか、その後の一列になってお辞儀をする前に、隣がジェミマなのにその向こうの爺さまと手を握ってしまう牛コリコ。後ろから王ジェミマ登場。ふくれっ面でずいずいっと入ってきました。可愛い。
・(S)ソワレの失敗に懲りたのか牛コリコはかなり早い時から下にいました(笑)
・タガー締めは拍手を「ぱん、ぱぱぱん」で止めて満足した後、ミストのスポット縮める→失敗→紐ひっぱって消灯パターン。ソワレでは止めた後、スポットに入ろうとした瞬間に客席のお子様が「もう一回~」と声をかけカクンっとして苦笑しながら「しーっ」と黙らせてました(笑)
+なんだか仲良し
マンカスとスキンブルのクリュー時の仲良しもなんともいえんのですが、なんだか田村マンカスと芝タガーが仲良しさんでした。ただ、通常そういうのを見ると「萌えー!」とかなりかねないんですが(笑)、なぜかそれがこの二人だと、番長とか、殴り合った友情とか、体育会系というかガツンとした漢臭い友情しか見えなくって、それがまた可笑しかったです。これで田村マンカス福井タガーなんて組み合わせ来ちゃったら、肩組んで吉田拓郎なんて歌いながら焼酎あおりそうです>なんだそりゃ
ちなみに、観劇後の私と友人たちの会話では、田村マンカスについては「ハード福井マンカスで、ソフトが野中マンカス」とか、あれは群れの父親的リーダーだけど、福井マンカスみたいに「子煩悩パパ」じゃなくて「オヤジ」だよねとか、けっこう好きなのにひどい言われようでした(笑)
あと、この群れ、けっこう鉄拳制裁というか、体育会系かつ攻撃的だと思いますよ(笑) 随所で猫パンチが繰り広げられてます。
■お初猫とかお初?猫とか
+牛コリコ
身体つきが「小さい」というより「細い」、そして「若い」というのが第一印象。
名古屋時代の徐コリコの、演じている少年ぽさではなくて感じる若さを思い出しました。なんだか、笑顔とかはしゃぎっぷりがすごい可愛いんですが、それがなんだか素で若い感じをうけます。19歳とか聞いても驚きません。むしろ20台後半とか言われたら驚きます。あと、顔の感じが、畠山さんを思い出すのは私だけでしょうか。
アクロバティックな動きは李香蘭で観てたので知っていましたが、ソングのギルの空中ブランコの下で手をつかずに綺麗に前転してたり身軽な感じで。
とにかく元々コリコって猫は「少年」ぽさを感じるのですが、最近幸田コリコとか塚下コリコ、萩原コリコといった、少年期から青年期に移るくらいの、高校生とかそんな少年な猫をよく観てきたせいか(ちなみに徐コリコは中学~高校くらいな感じを受けます)、このコリコは小学生~中学生くらいの子どもっていった方がいいような少年に見えてしょうがありませんでした(笑)。顔かたちの可愛いよりも先に、かわいいねぇって感じの猫。
+劉カーバ
その前の週に観ていた1号に、前川カーバを思い出す、と言われて楽しみにしていたのですが、どう見ても村瀬カーバの眷族でした(笑)。なんだかもーずっと笑ってる。笑顔。
ただし、「ジェントルはどこへーっ!!!(笑)」って感じの、私の中では少年カテゴリに入れられそうになってるほどの村瀬カーバとの違いは、その笑顔が、嘘っぽいところでしょうか(笑)
いや、もちろん心から楽しそうな笑顔もたくさんみられますが、やっぱりあの、ボールの時のタントを誘う笑顔が印象強くて(笑)。でも大人な感じです。そして、耳が大きめだからか、時にシニカルに笑うからか、確かに前川カーバを思い出しました。
あと、劉カーバのダンスは身体柔らかそう。ボールの後半のランパスとリナのソロ前に雄3匹くらいで縦に並んで脚を上げてYの字になるところは、綺麗にひょいっと上がっていて斎藤カーバを思い出しました。
ちょっとがっしりというかむっちりというか(太いという訳じゃなく)、しっかりした感じの、頼りになりそうなカーバケッティです。笑顔時々嘘くさいけど(まだ言うか(笑))
+萩原マンゴ
劉カーバが前川カーバなら、萩原マンゴは辻マンゴを思い出しました。多分、あのひょろっとした(すみません)体格と、つり目の、アイラインが派手でないメイクと、赤い立ち気味の耳のせいです。
でも動くと全然違いますけどね(笑)。歌も。
なんだろう。他のマンゴって「ランプに対してどうのこうの」って比較というか、単体で居るときよりも泥棒猫の印象の方が先に立つんですが、萩原マンゴは、若者猫だー、という、単体の印象が強かった、かも。歌ってる声が普通に格好いいからかな。李マンゴの登場時とかそんな頃の感じかも。
泥棒猫の側宙とか綺麗に決まってて、そういえば、ギルバートもアクロバットな猫だったし、ピエロもやってたっけ?まだ登場2回目だし、これから数をこなしていけば、新しいマンゴ像が生まれるかも。
+村瀬タンブル
あんなに汗かいてるタンブル初めて観た(笑)
いやもう、ネーミングで近くを通ったときに、誰か彼にタオルをー!!!って思ってから、そういえばS&Dの時も、滝沢姐御、そっちじゃなくて彼を拭いてあげてー!!!って思ったのを思い出しました(笑)
それは置いといて。
村瀬さんはメイク苦手なのかな。確かカーバもなんだかぼやっとしたメイクだったんですが、今まで観たタンブルの中には、あんなにぼやんとした感じのメイクは観なかったような。線がはっきりしてないからかな。タンブルカッサって流麗なメイクってイメージあるんですが、ちょっと違いました。(大きなお世話)
ダンスとかはじけっぷりは相変わらずです。タイヤ上ソロのカッサぶん回しもちょっとぎこちなくて怖かったんですが、その後のポーズで、カッサの顔の位置が凄く低くてヒヤヒヤしました。
・・・・まあ、カッサンドラを落とした伝説のタンブルもいますから。落とさなかっただけ平気平気。
あ、確実に弟属性です。身体のでかい弟。