「私達の流儀」"感"~新たな「オンガク」を求めて~
熊谷和徳、AFRA & INCREDIBLE BEATBOX BAND
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タップダンサー熊谷さんの名前に惹かれて応募したトークライブ。後になって気づきましたが、AFRA & INCREDIBLE BEATBOX BANDのAFRAさんて、例の富士ゼロックスのCFのヒューマンビートボクサーさんでした。おお。
リズムつながりというか、NYつながりというか。
以下自分メモです。だらだらです。
ペア350組というわりには、私の友人全員当選して(笑)、よほど応募が少なかったのか、運が良かったのか。
客席は明らかにぱっくり2種類に人種がわかれてました。
ちょっとだけ上品というか、普通の人な感じが推定熊谷ファン(笑)。いかにもなヒップホップな方々がI.B.Bファン。
2ヶ月後に自分が立つ舞台なので、やっぱ芸文や厚生年金より狭いなぁとか客席近いなぁと変なこと確認してました。上手側に板が敷いてあって、下手にはマイクが3本。そして、18時開場に17時に来てたという男性陣はセンター上手最前列に陣取ってた(笑)
最初に熊谷さんがインプロ、そしてI.B.Bのビートボックス、そしてセッション。
客席大盛り上がりです。司会の山田麻琴さんが出てきて、ごあいさつ。
それから「みなさんによく知ってもらうために」10問の○×クイズが始まりました。が。
なんだこのゆるゆるキャラクターたちは(笑)
すでに自室で話しているかのようなだらっとした座り方はともかくとして、山田さんが熊谷さん、AFRAさんとK-MOONさん専用のツッコミ係になってるかのような、ボケっ放し話聞かなさすぎゆるゆるの熊谷さんの返事とかなんともいえなかったです。
おかしい!トップランナーではそこまでゆるゆるには見えなかったのに!(笑)
なんだろう。天然さんな感じ。
踊るとあんなすっげーのに。
そしてI.B.Bの3人も、まるでコントを観ているかのような絶妙なコンビネーション。K-MOONさんが何もしゃべらなくても啓さんが一人ノリツッコミで話が進むって感じ。そこにAFRAさんが見守ったり乗ったり。
この人達のパフォーマンスってかビートボックスもすごいのに。別人のようです。
そう。ヒューマンビートボックス。AFRAさんのあのCFもすごかったんですが、もうこの人達いれば楽器いらないじゃん?ってかDJも必要ないじゃん?って感じの。
音を聴いているだけで自然と身体が動くっていうか、熊谷さんみたいに、タップシューズに履き替えてその辺で踊って良いですか?って感じでした。
で、肝心のトークですが。
ゆるゆるさ加減に笑いっぱなしで内容をしっかり覚えてないんですが(それもどうか)、熊谷さんもAFRAさんも、10代で単身NYに渡って、日本人でありながらNYで活動してて、というより、日本人として活動してて(NYにいる人が日本人だった、というより、自分日本人やねん的な…)、で、日本に帰ってきたときに、どうやってあまり日本では有名でない自分のジャンルでやっていこう、っていろんなジャンルの人とセッションしたりして活動してきて……って、その彼らの歴史がすごく印象に残ってます。
ヒューマンビートボックスやってます、という高校生からの「どうしたら大きい場所でできるようになりますか?」という質問に対しての、「GOかNOだったら進む」という回答だったりとかも印象的だったなぁ。
あ、あと、うっかり「私もタップを…」と口走ってしまった山田さんに、しつこく踊らせようとする中学生のガキかあんたは(笑)って感じの熊谷さんと、一緒になって踊らせようとするAFRAさんとか、ビートボックスぽいことをやり始める熊谷さんとか。
最後にもう一度I.B.B→熊谷さん→セッションがあって、おしまい。
………のはずが、アンコールに応えて熊谷さんが出てきて踊り始め、I.B.Bが加わってちょっとだけセッション。
最後にI.B.Bが「車で帰ろか」「オレが運転手や」「あ、反対やな、こっちに座って」「いやちゃんと座らな…」「えーと、まっすぐ行って2つめの信号右な?」「おっけい2つめな?」とか言いながら3人でエア車に乗り込み、イグニッションキーを数回回し、エンジンがようやくかかって、ブォンブォンとかなり空吹きさせ、急発進。
で、お約束で2つめの信号急ハンドル急ブレーキ、追突。
というのをビートボックスでやってくれました。うおー、すげえ。