とりあえず、童子たちが軒並みでかい声の持ち主なので、声デカ!!!(笑)
なじみのキャストさんがかなりいらっしゃらなくなっているのは知っていたので、どうなるんだろう、と思っていたんですが、田代ペドロとか、ユチャンミンさん趙宇さんには驚きました、ということで、まずはキャストから。
ペドロ | 田代隆秀 | ダンジャ | 増本 藍 | |
ゴンゾ | 芝 清道 | モンゼ | 青山弥生 | |
ヒノデロ | 劉 昌明 | | ||
ユタ | 田邊真也 | 小夜子 | 笠松はる | |
寅吉 | 吉谷昭雄 | ユタの母 | 菅本烈子 | |
クルミ先生 | 丹 靖子 | | ||
大作 | 菊池 正 | たま子 | 礒津ひろみ | |
一郎 | 遊佐真一 | ハラ子 | 佐藤夏木 | |
新太 | 小川善太郎 | 桃子 | 石栗絵理 |
ネタバレでGOです。
少しずつ演出とか変わっていたと思います。
前回とっても気になった「おじちゃーん!寅吉おじちゃーん!」は、ちゃんと「寅吉じっちゃー!」に戻っていました。やっぱりじっちゃはじっちゃですよ(力説)
そして、ちんくちんくー!と後の「おい、火けろ」から「タバコくらい吸うべ」までのタバコシーンがごっそり消えました。ちぇ。
やっぱりこの後に続くファミリーミュージカルとしての旅のために未成年(?)喫煙はあかんのでしょうか。それとも微妙な時間調整でしょうか。はたまた、火打石、煙管が理解されないとかそういうつまんない理由でしょうか。
あと、青山さんがモンゼだったからか、演出を変えたのか、体力づくりでモンゼはほとんど踊っていなかったような気が・・・ビデオ見ないと何がどう変わったか自信ないですが。
そんな変わった演出はさておき。
やっぱりユタ好きです。なんだろう、全体的な雰囲気が大好きです。(ただ、旅公演になると『鐘の音の輪にのって』の時の鐘の音の輪のレーザーがなかったりするんでちょっと寂しいですけどね・・・)
かなり好きな演出は、童子たちの登場シーン。
静かになってくると、妙に響く時計の音。
これ、中学時代には街の中だけど100年以上たっている古い家に住んでいて、柱時計とかあったりしたんで、すごく思い出します。クォーツの時計とは違う、こつん、こつん、という音。
次第に夢と現の間を彷徨うように響き、日本特有の、どろどろした響き。
盛り上がってきたところに親分登場!ここまでの一連の流れがすごく好きなのです。日本人でよかったー、と(笑)。
あと、『予言は当たるのかな』のかけあいとか好きです。
そういえば、今回の『ソウル・ギダユウ』は「これまたはやりのUFOの、宇宙人じゃあるまいな」に変わっていました。ちょっと曲に合わない文字数・・・。そこを変えるなら、時は平成○○年、は、昭和にしましょうよ・・・(笑)
キャスティングについて。
これはネットでもかなり流れているのですが、ヒノデロの劉さんはユ・チャンミンさん、西門宇翔(たかし)さんは趙宇さん。うーん、久々に改名きたなぁ。
ゴンゾは体がごついイメージだったんで(力持ちだし)Σ趙ゴンゾ!?って感じですね。……あぁ、そうか。ご飯食べられなかったから体が薄・・・げふげふ
大徳さん岸本さんはともかく、田村さんのモンゼって、大きくないか?とか、藤原ユタは、あぁ、イメージわかるわ、とか、なんとなくこう、納得感のあるキャスティングですね。
田代ペドロは意表をつかれましたが、すごくよかったです(後述)
感想はキャスト感想にとどめて、後ろに書きます。
とりあえず、カーテンコール関係。
今までどおり、一旦幕が閉まってから、『ともだちはいいもんだ』が流れ始め、キャストたちが歌いながら登場。と、童子やユタ、小夜ちゃん以外が歌いながら客席に下りてきました。手前だけかなぁと思いましたが、かなり後ろまで走っていました。で、「みなさんもご一緒に!」で歌い始めました。
私は下手の前のほう通路側にいたんですが、あー、みんな後ろに行っちゃったなぁ・・・と思っていたら、下手に立っていた、芝ゴンゾが。
秋で芝ゴンゾ(超笑顔)と握手するとは思いもよりませんでしたよ(笑)
オムツが頭に当たりましたよ。
なんだかビミョーな気分でした。
……いえ、ちょっと嬉しかったですけど(笑)
下手はゴンゾだったけど、上手は誰だったのかなぁ。握手しながら歌っていて、そして歌が終わったら、全キャスト、後方出口まで走り抜けていきました。
初日ですし、客席は手拍子を続けていたのですが、ちらほらと、客席を立っていく人が増え、どれだけ手を叩いても幕が開かないので「もしや?いやいやまさか?」と思いながらもロビーに出ると、ロビーとクローク前で、お見送りをしていました。うわー、大変。
流れに乗って佐藤さん、菊池さん、劉さん、田代さん、増本さん、吉谷さんと握手することができました。
芝さん、そして田邊さん&笠松さんの周りは、すごい人になってましたよ・・・。
丹さんの周りは、目を赤くはらした年配の方が多かったような。
お疲れでしょうが、みなさん笑顔で一人ひとり丁寧に握手してくださいました。あ、でもお子さん集団がいると、大人は当然後回しです。でも、それはそれで、めちゃめちゃ笑顔な役者さんたちが見られて幸せです(笑)。
でも、なんだかすごいことになっていたので、万が一のことが起きたら、送り出しは中止されちゃうんじゃないかなぁ。というくらいの盛況さ加減でした。カテコダッシュもあるだろうしな・・・(遠い目)
キャスト感想。
+田代ペドロ
私は光枝ペドロと芝ペドロしか知らないんですが、そのどちらとも似ていなくて、なんだろう、ガラがちょっと悪くて、でもすごく人のよさそうな親分。すごく好きです。
観ていて何故か思い出したのは、蛾次郎ペドロ(@NHKドラマシリーズ)です。や、もちょっと見た目もカッコいいんですが。蛾二郎ペドロは、ちょっと怖かった(笑)。
台詞回しとか、他の人とそっくりそのままじゃなくて、ちゃんとご自分のテンポで、それがまたじーんと響いてきて、すごくよかったです。歌も全然気にならなかったです。ねちこくなく(誰が対象だ/笑)、台詞からそのまま歌に入った感じの気取らない歌が返ってよかったかも。
ちょっとお顔が大きくていらっしゃるんですが、それがまた合ってたかも。芝さんとサイズが似ていました。
フライングとか、がんばった。がんばったよ田代さん!って感じですが(笑)、これは慣れだと思うので、全国公演終わったら秋じゃなくても京都でもいいから、やらないかなー。
+増本ダンジャ
フライングラストの回転が、両手両足伸びててめっちゃ綺麗にくるくる回っていました。おおー。
相変わらず増本ダンジャはかっこよくて、群れ一家のナンバー2な感じがひしひしと。
+芝ゴンゾ
お疲れかなぁ。彼がめっちゃこだわっていると思われる決めポーズでちょっとふらついたり、ダンスも元気がなかったり。でもカッコいいなぁ。ちょっともじゃもじゃしてるけど。ちょっとじゃないけど。
ただ、名古屋で長く芝ペドロを観ていたせいもあって、やっぱりゴンゾはすごく違和感を感じます。えらs
+青山モンゼ
初ユタは青山モンゼだったなぁ・・・。可愛いモンゼ。
元気に踊ってはいらっしゃいましたが、体力づくりで大人しく見ているモンゼに違和感を覚えました。
+劉ヒノデロ
ユスキンブルはマキャと見間違えるほどがっちりしてなかったなぁ・・・と思ってたんですが。なんかこう、綺麗とか可愛いとかではなく、かっこいいヒノデロでした。後ろ姿の首が太いー。さすが軍隊経験者。関係ないか。
元々南部弁で訛っているので、さほど日本語の訛りが気になることもなく。ただ、やっぱりちょっと硬いかなー。
硬いと言えば物腰。慣れてきたらいいんだろうけど、まだちょっと柔らかさが足りませんでした。
でも時折はっとする綺麗さとか可愛さがありましたよ~。こちらも慣れてきたらすごくいいんじゃないかなぁ。
+田邊ユタ
そろそろ子供に見えない、かな・・・。いや、もっと無理な人たちもいまs
爽やかな都会っ子な感じですね。名古屋でかなり観たけど、最初に観たっきりでしたので、なんだか新鮮でした。
+笠松小夜子
歌がお上手です。可愛いし、よかったです。
ただ、なんだか逆にちょっと、貫禄すら感じましたね~。だからといって、悪い訳じゃないです。
+寅吉じっちゃ
↑なんか違う(笑)
もうこの方あってのユタだと思うんですが・・・そういえば菊池さんもやられていましたね。
ユタと話しているとき、ユタ母と話しているときの何とも言えない暖かみが大好きです。
+ユタの母
ほんの少しの出番ですが、とても印象に残ります。母の姿と、村出身の女性の姿と。
ユタがみんなと握手しているときに泣き崩れる姿を見ちゃうともうダメですねぇ。
+丹クルミ先生
出てくるだけで笑いを取れる丹さんの先生。いっそ気持ちいいくらいのキワモノキャラなんですが(笑)。
握手している時に靴とか見ましたが、薄汚れた運動靴でした。役作りー。
小夜ちゃんにきついことを言っていますが、実はすごくまっとうな指摘をしている、ちゃんと先生してるクルミ先生です。