仕事がらみで金曜日の夕方まで東京だったので、金曜日の夜にブルーマン(またか!だって19時開演だもん)、本日は昼にウィキッド、夜にキャッツに行って参りましたー。(Aさん、その節はありがとうございましたー。バタバタと申し訳ありません。って、わかりますかね(笑))
観てないキャストが何人かいて、いろいろ、新鮮でした。
ブルーマンも前に観た時は3人似たような身長でしたが、一人小さかった・・・変わったのかな。あと、バックバンドの人が全員日本人になってた。ノリノリだった・・・。
あまりに盛りだくさんで、いつも以上に記憶なし・・・・で、ございます・・・・が。さらりと感想。(全然さらりの量じゃなかった(笑)。でもいつもの散文)
■ブルーマン。
いやそれはいいだろう(笑)。
あ、でも後方に空席ありました。さすがにそろそろチケット取れます。私自身も2週間前に取りました。後方だったけど、最前列ポンチョシートより全体観られて楽しかったです。
■ウィキッド。
とりあえず、今日の金管の人、ここに来なさい(笑)。じゃなくて。
苫田グリンダ。冒頭の成長後のグリンダがすごく大人びていて、その後シズ大学のシーンなので、あ、若くなった(笑)みたいなのが強かったです。
グリンダのイメージって、オバカさんかもしれないけど、とても自然体で、「ごめんなさい」は言えなくても身体は動く感じ(スターダストでとか、秘密の話、とか)で、優しい子だなぁと思ってます。で、沼尾グリンダはそのまま天然で地でいってる感じでしたが、苫田グリンダは、天然さんってよりもちょっと計算してそう(笑)。表情とか動きとか、よかったですが、ちょっと間が早くて、私はもうちょっと間を取って欲しいなぁ、って思いました。まあそれは人それぞれだと思います。
歌はやっぱ上手いなぁ。この方は見た目と声のギャップがあって、それがおもしろいんだけど・・・あぁ、それでイメージが違うのかな。
北澤フィエロは、ボンボンっぷりが、好き放題奔放に生きてきた放蕩王子っていうよりも、ノーブルにのほほーんと何も考えずにアヒルとか飼ってそうな、ちょっとほんわかしたフィエロでした。歌とかまったく系統が違うので、あー、これもこれであり!て感じで。和みの人。
受け答えとか、なんかちょっと可愛かったりして。かっこいいっていうより、母性本能くすぐられるタイプかも。この人ちゃんと誰にも騙されずに生きていけるのかなぁ、みたいな。そこまでではありませんが。
揺れ動く心が動きとか表情にすごく出てて、ちょっと新鮮でした。
飯野オズ。
の、前に。
えーと、トイレに並んでいたら、何回か観たけど全部松下オズだった、って人が(でもだいたいそうだよなぁ(笑))、「あの人、CFYでずっとあのおじーちゃん、じゃなくてお父さんだったから、いい人にしか見えない」っていうような会話をしていて、かなり噴き出しそうでした。確かにそれでした松下さんを観てないとそうかもしんない。私の中では松下さんはステファヌス博士の印象が強すぎて、なんかこう、胡散臭い人やったら絶品~、みたいな。
で。その方々は関西弁だったので、だったら飯野オズなんかは、出てきた瞬間に腹黒宰相さまなのかなぁ、と(笑)思うと、役者さんの印象って人それぞれだし、その先入観ってやっぱりあるもんだよなぁ、なんて考えちゃいました。
で、飯野オズ。
やっぱこの人はかっこえぇなぁ(笑)。
胡散臭いっていうか、ペテン師の匂いのする松下オズでしたが、飯野陛下は、なんかこう、悪の匂いがぷんぷんしたよ?(笑)>それ上の人の「腹黒宰相さま」間違ってないし!
気球で流れ着いちゃって、なんかちょっとペテンにかけてるうちに、この国のため、という理想を掲げ、でも結局悪い人・・・ってそれゾーザー様か?(違います)
不倫相手にもってこいのかっこいい人だったんだろうなーとか、なんかそういう意味ではすごくしっくりきました。はい。でもジョエルオズからは遠く離れてるのかな?・・・いやそれ言ったら栗原オズなんて絶対違う人だ!!!(笑)
ヤギの鳴き声はちょっとアレでしたが、前田ディラモンドはけっこう好きです。というか、朗らかな貞一郎さんがとても新鮮だったのは私だけでしょうか。どうにも彼は「悪い人@塚本少尉」「しかめ面@ガクシャ」他ミリンボシとか理事長とかそんなイメージがつきまとっていたのですが、全然そんなことがなく、あといつもとしゃべり方も違ってた気がします。
その他、永野さんのダンスはやっぱすげーなー、かっこいいなーと観てました。HIPHOPとかブレイクダンスとかそういうので格好いいダンスをする人もいるけど、そういうのとは違うかっこよさ。
あと、永野さんの格好良さと、人猫から気になってる上川さんの格好良さの違いは、上川さんは格好いいポーズとか研究してそうだー(謝れ、上川さんに謝れ(笑))ってとこだよなぁ、なんて思いながら二人を観てました。や、上川さんてポージング中の表情とか、そんな感じに見えるんですよ~。
その他、須永さんのにぱっとした笑顔は健在だなぁとか(でも時々顔が違うー)、荒木さんと桃子さんはやっぱ格好いいなぁとか、品川さんは忙しいなぁとか。
そういえば白倉さんと脇坂さんが抜けてますね。いつからなんだろう(ノーチェック)。エルファバパパとか、その他いろんな役で出られてるのですが、ああいう声限定なのかしら、って感じの声でいらっしゃいました。サイズとかそういうのは違いますが。っていうか・・・・・マンチキンの総督なのにでっかいぞー?>今更(笑)
■猫。
大口ランプ。
この人は・・・カッサよりランペルティーザの方が似合ってるんじゃないかー?と個人的には思いました。私の中のカッサンドラは、クールで大人の格好いい雌猫なので、大口カッサ好きですけどカッサとしてはちょっと違ってたんですよね。
猫歴長いので、1舞台踊りきる体力配分とかそういう素地はできている分(自己ナンバーはありますが、ランプはタップないのでイーブンかなぁ)、磯谷さんや石栗さんのデビュー時のような声の細さとかそういのはないのはわかっていたのですが、すごくよかったです。まるっとして、タレ目でアヒル口の可愛いランプ。あと、ハンドスプリングもしてましたね。側転とか綺麗なので、自己ナンバーもよかったです。
高倉リナ。
これは・・・ちょっと他の方と違う感想だろうなぁ。
見た目は申し分ないです。ダンスも言うまでもないです。でも、ボールのソロだけは、普段まったりとしてるボンバルリーナがランパスとがつんと踊るシーンなので、もうちょっともっとがつがつと踊って欲しいなぁ、なんて。あと、声がどうしても、可愛らしく聞こえてしまって。自己ナンバーも、声低めに歌われてるのはわかるんですが、時折可愛い・・・。自分の中の「慣れ」なのかもしれませんが、歌声が可愛くて、なんかアンバランスに見えちゃったのが自分が残念。こだわりすぎ。
大口さんは「カッサより似合ってるじゃんー」と思ったのですが、恵美さんは「タントの方が、似合う、かな」って思っちゃいました。回数こなせば変わるとは思いますが、今のところはそんな感想。
まあ、タントで拝見した期間が長すぎるので(かれこれ8年くらい?)、自分の中でタントのイメージが強すぎるんでしょうね。
八鳥タント。
動きは高倉タントで勉強したねーって感じをうけながら拝見してました。猫デビューしてどのくらいでしたっけ?動きとかよかったです。ダンスは体力配分とか立ち位置とかいろいろ慣れれば大丈夫だなーっと。
ただ、表情がついちゃうと、神秘的な猫じゃなくて親しみの持てる普通のお姉さん猫、に見えちゃいました。って、これはどの方もそうか(笑)。滝沢タントとか、工藤=河西タントとか。
頬がふっくらされてるので、体つきにくらべて幼く見えるかな?このまま慣れていけばいくほど、いいタントミールになると思います。
増田ジェミマ。
思春期のつんけんしてて平気で残酷なことも言えちゃうお年頃な感じのいいジェミマ、だと思います>お前の中のジェミマはどんなだ!!!(笑)
や、まあ、表情とかそんな感じで、グリザベラに対する嫌悪感とか、そうじゃない時の無邪気さとか、そういうのが出てて、好きです。
時折歌が不安定になりそうな微妙な感じでしたが、気にならない範囲。
間尾カッサ。
小さいけど、お姉さんな雰囲気だったかなぁ。バランスの取れた小柄さんだったような気がします。が、正直今回初めての方が多すぎて、あまりちゃんと観られませんでしたが、それだけ違和感なくすんなりと。
カッサは新キャスト入ってもいつもそんな感じだなぁ。
えーと、初めてキャストはこんなものかな。
今日はJGで観てたので、なんかもう自分の中ではシーンがさらりと流れちゃって(近くに来る猫とか初めての猫とか気になってる猫とか単独で観ちゃいがち)、あまり感想が残っていないんですけど・・・・ああ、そうそう。ベッキーの歌い方がちょっと変わってたなぁ、とか(笑)、リュージカーバはやっぱ好きだなぁ、とか。この人、細かいんですよね、演技。マジメな印象。紳士なカーバ。
あと、虎ギルのネーミングが綺麗に抑揚のついた日本語で。おー、かっこいいなぁ、とか、趙マンカスの声は低くなって、より貫禄が出てきたなぁ、とか、花ジェリーの表情とか、両手をついて座ってる時のきゅっと反ってる背中とか(何を観てる)、すごく好きーとか。そんな感じで。