今日は通っているスタジオの25周年記念パーティがありました。
ご招待されたスタジオに所縁のある方々プラス、レッスン生が数十人。13時に始まり15時過ぎまで、ステージ有り、漫才(?)あり、と濃い時間を過ごすことができました。
宝塚を引退して、子供を産んで、育ててからのスタジオ開設。それから25年。その間に巡り会って先生の人柄に惚れた人たちが、多分一堂に会していたと思いますが、その顔ぶれを見ていたら、普通の方には、ちょっと真似できない。やっぱりすごいなぁ、と、そんなちょっとした感動を覚えた一日でした。
そんなこんなで、どうでもいい話~。自分メモ的今日の内容。超長。
とりあえず受付をすませ、会場に入ろうとしたら、カンパニー全員振り袖でとても華やかでした。しかも入り口は上級メンバーがどどーんと列を作っていて、ちょっと怖い(笑)。
普通の立食パーティの様相ですが、真ん中に、緋毛氈をかけられたステージ。正面では、今までの公演のビデオが流れていました。30分ほどビデオを見たり、久々に会った人たちと再会を喜んだりして「なんかこれ、同窓会みたいだねー(笑)」。
そして会場が暗くなり、オープニングは西川流から西川千雅さんのおどり。でも人の頭でほとんど見えませんでした・・・とはいえ、優雅な上半身、手先の動きはさすがでした。
スタジオの25年を振り返るスライドには(私に作らせろ!(笑)という感じにアレなPowerPointスライドショーでしたが)。改めて歴史を感じました。
青い薔薇の素敵な花束を手にした演出家の竹邑類さんのご挨拶は、名古屋デザイン博の時のバード(これ、以前四季にいた広瀬幹夫さん出てますよ~。CD持ってる人がいたらチェックしてみてくださいね>いるのか!?)以来のおつきあいという話を長々と(笑)。あ、でもやっとタップチップスのマーサさんが名古屋出身で、先生を知っていて、竹邑さんに紹介したからそういう話になったんだと知りました。ということは、コンボイとのおつきあいも、コンボイ結成前後からってことなのかな。
で、乾杯の音頭はコンボイハウス社長の今村明弘さん(TheCONVOYの今村ねずみさんのお兄さん)。
「祝辞は短く!『おめでとう!』」と笑いを誘いながらの乾杯。
この後しばらく食事タイムだったかな。
国際ホテルだったのですが、お肉美味しかったです。でもなんだか肉肉しい皿ばかりだったような気がします。寿司とか蕎麦もあったけど、肉肉魚肉魚、な感じでした(笑)。野菜もどっかにあったんだろうなぁ。
途中、名鶴一族(笑)と一緒に写真を撮られたりして。お姉様の加代さん(宝塚OG)は初めて拝見したんですが、そっくり・・・・。でも多分、いやきっと、ちょっと、かなり、派手・・・・(もごもご)
それから、今度は中央特設ステージにて、アマチンこと天野鎮雄さんと先生の漫才。いや漫才ちゃうけど、漫才にしか聞こえなかった。おつきあいは長いけど、一度もそういうことにはならなかったねーという話を延々してました。
そして、宝塚OGの但馬久美さん(多分。だって式次第も何もないんだもん)。
この方がまた、格好いい!もういい歳をされてるのに、ステージに立った瞬間のオーラが違う。すらりとした身体で立ち姿も綺麗。さらにぞろぞろとOGの方がステージに。8人くらいいらっしゃったのかな?
意外だったのは、先生はともかくとして、小柄な方も多かったこと。男役だった方もいるはずなんだけど、但馬さん以外はそんなに背が高い、とか感じなかったなぁ。
同期や先輩たちに囲まれて嬉しそうな先生が可愛らしかったです。
そして、参加した一般生徒達のお待ちかね、特別ゲストたちによるステージです。
もう、すごかったですよ、みんながががーっと移動して(笑)。
まずはOHJI」こと安藤旺嗣さん。人の頭でほとんど見えず・・・残念。
そして前回公演で素敵な振付とダンスを魅せてくれたカポエイラのJunさんと、お仲間でコンテンポラリーの辻本知彦さんにブレイキンの群青さん。ジャンベ演奏から始まって、くねくねうねうね。軽々と身体を持ち上げ、動き、もう周りからは「軽いー」「軟らかいー」「げっ、あんなうごき」とかそんなつぶやきが聞こえまくり。セブンサムライズの中でやっていたやつらしいんですが、なんかスゴイですね、この人達は。
あぁ、でも個人的には群青さんの激しいブレイキンも見てみたかったです。
そして、私にとってはメインです。中央ステージに移動して、STRiPESから浜地さんとHIDEBOHさんのアカペラ。
まず浜地さんがソロ。四方から見えるようになっているので、タップを踏みながらいろいろ方向変えて、フィニッシュ。今度はHIDEBOHさん。途中観客たちにワンエイト毎に手拍子をさせたりして。さすがそういう周りを巻き込むのは慣れていらっしゃる。超絶ステップに茶目っ気つけて、素敵なソロ。それから、二人でデュエット。
浜地さんはHIDEBOHさんに師事してましたが、でも早いステップとか踏み方が違ってて。ああ、なんだ、自分なりの踏み方でいいんだなぁと思いながら見ていました。もうずっとタップ組で陣取っていたステージから1mも離れていない場所で生音と風を感じて参りました。うおー。カメラなんて構えてられません。釘付けです。つか、浜地さん、「うぉー、緊張します」って小さくYさんに漏らしながらステージに上らないでください(笑)
そして最後は、宝塚専科の萬あきらさんの歌。
萬さんの歌は前方ステージで1曲。2曲目はステージから下りてきて客の間を縫って歩きながら、時々先生や途中の男性と踊りながら(かっちょええ!)中央ステージへ移動してきて、ステップを踏みながら歌ってはりました。
いつも公演のパンフとかコメントいただいてる方なのでどんな方かなぁと思っていたんですが、いい声していらっしゃいますねぇ。
多分本来なら来ていて黒須さんくらいは踊っただろうなぁというATOMの再演中のコンボイメンバーか来てないのが残念でしたが、代わりにビデオが流れました。黒須さん、サムさん、タテさん、ねずみさん、徳さんとコメントして、わーっと騒いでてお約束に右近さんが画面に入れてもらえなかったりして(笑)。相変わらずそんなことやってるんだなぁとちょっと嬉しくなってみたり。久々に見たコンボイのメンバーですが、徳さんが、「誰!?」って感じに変わってたのにびっくりしました。何かふっきれたのかな。
最後にねずみさんらしいコメントが流れてました。
この後にカンパニーによるステージ。
B'zのメドレーにJazzナンバー、私の大好きな「くちばしにチェリー」「田園」。
うちのスタジオはやっぱ「ジャズダンス」のスタジオだなぁと再認識。やっぱり今時そこら中でやってるヒップホップ系のダンスではなく、ジャズ。そしてそのジャズダンスのステージが好きなんだとつくづく思いました。
先程まで踊っていたネックの3人や浜地さんHIDEBOHさんが会場に来て、一緒に舞台を見ていました。
この辺からなんだかもう一般生徒大変でした(笑)。撮影タイムです。超贅沢ですよー。
でも贅沢と言えば。
ふらふらーんと歩いてきた眼鏡をかけた辻本さん。おもむろに中央ステージにもそもそと転がり上り(高さ50cmくらいですけど)、うにょーん、ぐにょーん、と動き始めました。
なんなんだこの人は!!!(笑)
いろんなサイト見てましたけど、こういう方らしいです(笑)。つかめないお人だ~。もう舞台終わったから!ご飯食べていいから!って感じで。でもいいもん見させていただきました(-人-)
私も久々のミサオ先生と話したり写真撮ったり、浜地さんとお話ししたり写真撮ったり、HIDEBOHさんにまた名古屋でステージやってくださいと直談判(笑)したり写真撮ったり(撮ってばっかだな)して嬉しかったです。ふふふ。なんて贅沢なんでしょうか。あと、辻本さんとも写真が撮れました。
みんなしてツーショット写真撮りまくってたんですが、可笑しいのが、ミサオさんやHIDEBOHさんは、女性と撮るときに必ず肩を組んでて(笑)、しかもけっこうがしんと。
でも浜地さんはちょっとこわばった笑顔もしくは作った笑顔でピースで、必ず距離がある(笑)。慣れてない!慣れてないよ!!(笑)
ちなみに辻本さんは、相手の身長によりけりで、ちびっこ組(150cm前半)だと問答無用で前後(笑)。そして頭の上に頭。めっちゃ笑顔。そうじゃないと横並びかな。
群青さんに持参の群青グッズタオルに持参のマッキー極太でサインしてもらう強者とかいました。(持ってきたんか!/笑)
大撮影大会が始まった中、来賓たちは早々に引き上げて行きました。
ちょうど私が会場を出るときに、ようやく先生にお祝いを言うことができました。
ボーリング場の片隅で開いた小さな教室が、今では名古屋では有名なジャズダンスのスタジオに。
四半世紀も、小さな身体でがんばってこられた先生。踊ってるときはすごく厳しいけど、それはステージを創ることへの情熱で、妥協はできなくって、そのくせ一人一人の成長を想っていることを知っています。実はとっても優しくて、可愛らしい女性で、私は大好きなのです。
スタジオについては辞めていった人たちや外部からいろいろ言われてるからちょっと寂しいんですけど、今でも宝塚、四季、テーマパークに現役さんいるし、例え他のところで幼少からバレエをやっていたとしても、やっぱり先生のおかげもあると思うんですよ。
体調を崩されたこともあったし、他にもいろいろあったでしょうが、その小さい身体からまだまだあふれる情熱で、お元気で現役いらっしゃって欲しいです。