というわけで、行ってきました。アイーダイベント、「ピラミッドを建てよう! ~みんなで踊ろう『アイーダ』~」。
参加人数は164人だったようです。それをA~Dの4チームに分けての練習と発表。
今回はラベルにチーム名が書いてあるものを渡されて、各々胸なんかに貼ってました。
「踊りやすい格好」という明記がなかったようで(読んでない(笑))けっこうスカートとかミニとかいましたねぇ・・・。
とりあえず一旦纏めてみようと思いましたが、うわーい、いつにも増して散文というか、訳わかんないぞー。
<前振り>
四季の方のご挨拶と諸注意の後、それでは、とダンサーさんたち登場。
稽古着のまま「ピラミッドを建てよう」の曲にあわせていつものパートを踊って・・・
「はいどーも~こんにちはーようこそ~」
めっちゃ笑顔の谷本さんが司会です。
早速各自自己紹介。
「ゾーザー軍団でも一番ちいさい」谷本さんの自己紹介に、富澤さんがちょっとたじろいでいたのは(名前だけじゃないの!?)ってところだったんでしょうか。
舞台上手から谷本さん、富澤さん、黒木さん、塚下さん、影山さん、鶴原谷さん、川東さん、海老名さんだったと思います。
谷本さん以外は名前だけ。しかも前の人への拍手の最中に言い始めるからわかんないよー。
並んでるの見たら、メイクを落とした鶴原谷さんが思った以上に他の人と差が激しくて(ごめんー。だって髭面とか強面ばかりだもん(笑))ちょっと可笑しかったです。
<「ピラミッドを建てよう」というナンバーについて>
さて、そこからすぐにではなく、谷本さんの鬼振りとしか思えないような「ダンスキャプテン」川東さんによる、このナンバーについての説明。
川東さん、かなり苦労してて、時々抽象的になったりして、ガンバレ!!って感じでした。楽しそうな谷本さん。
このナンバーは、ゾーザーの紹介、というか、ラダメスを利用して伸し上がろう、といった野望とか企み、ラダメスには見せない裏の顔、黒い部分、そういったものを出しているナンバーなので、照明も薄暗かったりなんだりしている、ということを言っていたような(笑)。雰囲気的に「悪いヤツだー」と。
大臣たちは側近中の側近。
実力としては拮抗していて、今はゾーザーが上にいるけれど、ゾーザーがいなくなれば、誰が上になってもおかしくない存在。
<照明や動きにも意味がある>
照明の格子柄にも意味があって、そんな悪い企みの密談みたいなものなので、地下室とかそういう秘密の場所で集まる、その道行きの通路とかを格子で表現しているそうです。
なので、歌パートの最後の方とかで「建てよう」と歌いながら歩いている部分、全員ばらばらに動いているようで、あれは、別々のルートを使ってひっそりと密会場所に集まっているのを表現しているそうです。で、一箇所に集まって「どーん」と曲が続く。
なんとなくそんな雰囲気を感じていたので、かなり納得。
あと、ところどころでバーンってポーズをとっていますが、あのポーズのことを「GQポーズ」と呼んでいるそうです。
で、そのGQは、日本でも発行されているメンズ雑誌「GQ(Gentlemen’s Quarterly)」から来るそうです。
表紙の男声のポーズが、こう、かっこいいから、と。一生懸命説明した挙句「要はかっこつけポーズですね(笑)」
ここで谷本さんが「ぼくら普通に歩いているみたいで、こう・・・(と、ここで隣の富澤さんをぐーっと睨んで、富澤さんも上から睨み返して)やってるんですね」。
<いよいよ始まり>
ナンバー説明終了、司会谷本さんに戻って、「振り付けを全部やると夜中になっちゃうんで、今日はショートバージョン」ということで、一旦全員で踊ってくれました。
客席で乾いた笑いが起きたりちょっとざわついていましたが(笑)。
拍手。
「拍手をしてますが、これをみなさん今からやるんですよ!?」(お約束)
チームわけを確認してから、各チームの担当と、練習場所の確認をしました。
A川東さん、海老沼さん
「舞台上でやります」
B谷本さん、鶴原谷さん
「Aチームと入れ替わりで。踊りたくなったらその辺で踊ってください」
C影山さん、黒木さん
「Cチームの方は、ここから出ていただいて(笑)、ロビーの方で」
D塚下さん、富澤さん
「Cチームの方も、ここから出ていただいて(笑)、ロビーの方で」
ということで、4チームばらばらに。
ちなみに私はBチーム。
ちっさい(サイズじゃなく(笑))男の子がいまして、お母さんと一緒にがんばってました。
こちらは実質AB合同。
Aチームの振り付けを川東さんがやられているのを、客席で見ながら覚えていきます。
っていうか、せんせー。準備運動はしないんですかー?(笑)
<振付開始>
前半の川東さんは、わりとまじめというか、時折笑いを誘いつつもきっちり振り付けでしたが(きちんとカウント)、谷本さんに代わった途端、「ここで『たぁ~てぇ~よぉ~お~い~ま~(裏声)』です」とか笑いを交えながら、こまかく覚えポイントを教えてくれたり、気をつけたいところをゆっくりにしてみたりわかりやすかったかな?(ただ、自分はカウントは同テンポで派なので、前半川東さんでよかったかも)
前半後半とも難しいポイントはたくさんあって、通常の動きもテンポが速くて辛いのに、
・エンカウント(1と2の間にandを入れて数えていく、半拍を示したり)で踵を上げておろす
・上半身のアイソレーション(腰固定で上半身だけ動かしてる振り)
・シングルターン
などといろいろ難関が待ち受けてました。1カウントで体の向きを変えるとか、体重乗せて後ろや横に反ったり・・・・あ、でもホント、すごい楽しかったです。
そういえば、「建てよう今」って入る部分、ブレイクになっててここだけ4拍だということに今更気づいてみたり(笑)。振り付けのとき、そこまでは「ワン、ツー・・・」ってやってるのに、そこだけ「たーてーよーうーいーま」でした。
今回アイーダでは私は全然イベントに参加してなかったので、初めて舞台に上がりました。
観劇中に、あぁ、ドライアイスは床から吹き出てるんだ、って思って観ていた辺りは、メッシュの筋がありました。
ローブのダンスの辺りでじわじわーっと砂埃のように吹き上げてくるアレです。
全体的に赤っぽい床だったかな?
<ロビーで踊る>
最後まで振付けた段階で20分経過。
ロビー組と入れ替え。で、ロビーに出たらまだ前のチームがやっていて、しかも曲であわせるというので通路から見学。
・・・・・・超早。
声にならない悲鳴が聞こえてきた気がしました(笑)。
でも私としては、2階席につづく階段を上がっていったちびっこを、谷本さんが超笑顔でがしっと持ち上げて降りてきたのがめっちゃツボでした。
そこからは実際にとにかく踊ってみましょう、ってことで、カウントで踊ってみたり曲で踊ってみたり。人数も半分にわけたりしてました。
あ、でも谷本さんにも言われましたが、曲が流れたら、きちんと動きの一つ一つが音にはまってて、テンポ早いだけだけどきっちり振付が頭に入れば動きやすいといえばそうです。
まあ、「動ける」と「踊れる」はちょっと違いますけどね・・・・鏡とか観たらのたうつダンスしてただろうなー。
谷本コーチは常に声をかけてくださって、楽しく盛り上げてくださいました。
私はといえば、めちゃめちゃ汗かいてまして。
なんでそんなみんな平気なんだー(笑)
<いよいよ本番を迎え>
多分20分くらい踊ってから、客席に戻りまして、またもや谷本さんの名調子。
「ゾーザー軍団にはこの人が必要ですよね?」
え?もしや?
「はいっ、ではお呼びしましょう~」
ということで、飯野さん登場で客席かなりヒートアップ。
なんかちょっと嬉しいです。
簡単な自己紹介をされてから、早速Aチームから順に舞台で本番。
とりあえず一旦地明かりで踊ってから(普通に「地明かりで」って言ってましたけど、わかるのか?/笑)、今度は本番照明。格子柄も出ます。ホリゾント赤です。ゾーザー様も本番同様に動きます。
ゾーザー軍団40人以上いますけどね(笑)。
飯野さんは結局全チームと、しかも2回とも踊ってくださって、計8回(!!)。「本番より汗かいたよ~」と言って笑いを誘っていました。ありがとうございました。
<踊った>
で、自分。
先程公式の写真を見たら、まさに私のいたBチームでした。私の立っているところはちょうど外れていますけどね。うふふ。
関係ありませんが、谷本さんの着てるゾーザー軍団衣装っぽいジャージがなんか可愛かったです。谷本さんの背中には「TANIMO」って書いてありました。
舞台衣装が長ランっぽいのに比べ、こちらは短ランっぽくて可笑しかったですけどね。
閑話休題。
曲自体は短くてテンポ早くて、って、けっこうすぐ終わっちゃうので物足りないかなぁとも思いましたが、地明かりと本番で2回続けて踊れるのでけっこうよかったです。
曲に合わせて動けてはいたのですが、それがダンスになっていたかどうかは観ていた人だけが知っている・・・
<感想とか>
常に谷本さんが盛り上げてくださってて、とても楽しいイベントでした。
8人いらっしゃっても、結局自分チームと川東さんの印象しか残ってないんですよねー。残念。
ていうか、谷本さん、司会でありチームリーダーであり、でしたので、印象濃すぎ!(笑)
舞台上のしかめ面がどこへやら、常に笑顔。参加者たちが不安にならないように声をかけながら進行してくださってたのが本当に嬉しかったです。
アイーダはもうちょっとで終わってしまうし、実はチケットこの後持っていませんが、必ずもう一回観に行こうと思います。
俳優、スタッフのみなさん、素敵な時間をありがとうございました!